のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

災いは地震原発寒なおと

2011年04月20日 | 春の梨畑
写真一週間前の様子
ライムギが伸びてきて作業をするのに邪魔なので
いつもなら刈るところ押し倒してみました

ところがまだ成長期にあって時期が早すぎたようで
一日たったら起きだしてきました
穂がでるくらいになれば倒れたままになったのかもしれません

ライムギを押し倒した理由は
刈り取り用アタッチメントをつけるトラクターの都合で
田んぼ用に車高が高くなっているのを下げて
ナシのあとにまた田んぼ用に上げなければならないとか
刈り取るとライムギのひこばえがでてナシと養水分の競合をしてしまう
のを防ぐという話があったりとか

もうひとつ 寒さ避けにはどうだろうかと考えてのこと

裸地の場合は日中直射日光で温められますが
夜間地表熱が放射しやすいはず
ならば刈り取って枯れた草で地表を覆うのがいいのか
生きた草で地表面に空気層をつくるのがいいのか
たしか生きた草の方が冷めにくかったというデータがあったような…

というのも
少し暖かい日があったかといえば
昨日のような冬のジャケットを持ち出さなければならないような日もあって
今日も北関東では霜が降りる気温になっていました

なにしろな花の時期はいつもびくびく
そのうえ今年は地震も怖いし原発も怖い
なお寒波も怖いというわけで「災いは地震原発寒なおと」