のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

ガリバーの身の丈縮むゲリラ雨

2010年07月10日 | 農のあれこれ
この梅雨もあちこちで集中豪雨があって被害がでています。
しとしと雨が降ってアジサイにでんでんむしが…
っていう光景はいつのこと。
ゲリラ豪雨が当たり前の世の中になってしまったようです。

突然、先が見えなくなってしまうことはよくあることですが、
わが家にもちょっと困ったなとという事態が…

わが家ではここ十年近く、
ある精米業者から米ぬかをわけてもらっていました。
300kg以上の大袋で納入するため
フォークリフトがあってよかったと思ったものでした。

お願いすればいつでも必要な分だけ用意していただけるし、
けっこうアバウトな価格であったため割安感もあって、
ナシでもコメでもふんだんに使わせていただいてきました。

3か月前に米ぬか用のはかりを導入したので
これからは重量を計って価格を決めたいという連絡があった時も
必要な時に必要な分だけ手に入るなら
多少の値上げも仕方ないと考えていました。

ところが、今回注文しましたら、
今後、米ぬかを提供できるかわからないという宣告。
価格競争に負けたのか詳しいことはわかりませんが、業績が急変した様子。
今後、米ぬかを気ままに使うことができなくなったことは確かです。

トラックの荷台右側が475kg、左側370kg。価格は以前の5割増し。
これが最後の荷姿かもしれません。

オカラを分けていただいていた豆腐屋さんも事業を縮小しているし、
身近な有機質を利用した施肥体系も再構築しなければならないようです。