のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

今年も大きな稲穂ができました

2005年09月20日 | 今年の米づくり
今年の稲刈は9月14日から19日まで、午前中はナシの収穫、午後に稲刈というパターンで行いました。晴天が続いていたため心配していた地盤も問題なく、無事に終了できました。9月上旬に稲刈した田んぼの中には、地盤が柔らかくコンバインの通った跡が「昇竜」の姿に残っているところがあります。今年は後半に稲刈をした方が当たったようです。といっても、穂が色づいているのに待っていては刈り遅れてしまいます。

9月になっても暑い日が続き、穂が色づいているのに葉が色づかないものだから、刈り遅れ気味ということを聞きました。ナシも同じなんですが、いつ収穫するかが美味しさを決める大きな要素のようです。しかし、その見極めがなかなか難しく、単に経験だけでない技術の差なんでしょうねえ。わが家の稲刈りは果たして適期にできたのでしょうか。

さて、大きな苗育成、育苗中無農薬、2本移植、深水管理で3年目のコメづくりでした。まわりの農家から「大きな穂だねえ。これコシヒカリ?」なんて聞かれるほど、まわりからも注目されてきたようです。省力でありながらそこそこの収量、そのうえ上位(と思われる)食味。これ以上望むなら、有機栽培を目指すしかない?!