のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

父と次女のデート

2004年11月14日 | わが家の時時
次女が中学校の吹奏楽クラブが面白くないから辞めたといいます。せっかくの休日、ごろごろとベッドの上で一日を過ごしていては何もはじまらないと、父の出番。しかし、好きなところへ連れていくといってもただ時間が過ぎるだけ。業を煮やして何のあてもなかったのですが、馴染みのある東京お茶の水へ娘をむりやり連れ出しました。
最近、美術が面白いと聞いていたので、歴史ある美術学校「文化学院」のツタの這った校舎を見て、明治大学を経て古本屋街へ。ここでも好きな本を買ってやるといっても次女はうろうろ歩き回るわけでもなく、父の方があっちにいったりこっちにいったり。
よし、それなら歩こうということになりまして、ここは出版社の街、ここはスポーツ品店の街、何?興味がない?なら秋葉原へ行こう。どうだいっぱい電気屋さんがあるだろう。なにか見たい電気製品はないか。ない?しょうがない。アメ横まで歩くぞ。身長は低いのに歩幅は次女の方が大きいのか、娘についていくので大変。おーっと一着100円の古着。寄っていこう。買いたいものまでは見つからなかったのですが、次女がはじめて興味を持った場所でした。
アメ横でヤシの実を売っていました。実に穴を開けてその場で飲めるというので、一つ注文。はじめての味は甘いけれどなんともいえない青臭さ。自分を見つけられない次女自身を象徴する味?次女との一日デートは父の気分転換だったかもしれません。