信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

湯ノ丸高原花便りR4.7

2022年07月09日 | 山野草

湯ノ丸山の登り口の「鐘分岐」には、タカネザクラとミヤマザクラが並んでいます。
花は終わり、タカネザクラは実を熟し始めました。


湯ノ丸山の急傾斜の登山道脇に花を開いたハクサンシャクナゲ、花見で一休みです。


烏帽子岳もたくさんの花が咲き、高山蝶のミヤマシロチョウがその花に集まります。
そのチョウを、チョウチョのファンがカメラを抱えて息をひそめています。


こちらは西篭ノ登山、三つ花が並んだツマトリソウ、三姉妹でしょうか。


オオバスノキとウスノキは、日向で咲くと赤色系に、日陰で咲くと白色系です。
両者の見分けは、葉の形と、萼が丸でオオバスノキ、5角形でウスノキです。


東篭ノ登山山頂のクロマメノキの花が満開になりました。


水の塔山はウラジロヨウラクが花盛りで、登山者の目を引き付けます。


池の平や三方ヶ峰周辺に咲くシテンクモキリとタカネサギソウです。
シテンクモキリは池の平駐車場周辺にも多く、来山者の人気者です。


この時期の湯ノ丸高原は、ハクサンチドリとテガタチドリの両方の花が見られます。
両者の見分けは、花弁の先が尖ったハクサンチドリ、丸いテガタチドリです。


高原学習の子供達が、「湯ノ丸高原の花暦」で花の名前の予習をしています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする