八ケ岳の北麓にある白駒の池への遊歩道入口です。
山小屋「青苔荘」主で北八ケ岳苔の会会長さんに案内していただきました。
画像内の赤点線の遊歩道を1日かけてゆっくりとまわりました。
遊歩道沿いの原生林には名の表示板があり、代表的なコケが紹介されています。
これまでは、紹介のコケがどれなのか分からず残念な思いで帰ったものでした。
今回、会長さんの分かり易い教えをいただき、記憶のあるうちにまとめました。
遊歩道に入って直ぐ、「白駒の森」の表示板に紹介のカギカモジゴケです。
積年のもやもやが取れてスッキリし、苔の会会長さんに感謝です。
高見石小屋への登山道沿いの「カモシカの森」はセイタカスギゴケです。
高見石から白駒の池間の「高見の森」はコセイタカスギゴケです。
いずれの画像も撮影場所は「白駒の森」で、各所で見られました。
「もののけの森」の表示板に紹介されているムツデチョウチンゴケです。
撮影場所は「高見の森」から白駒の池に出て直ぐの遊歩道沿いです。
白駒の池周辺の苔類は519種類が知られているそうです。
画像は「白駒の森」で撮影した6種です。
「カモシカの森」で撮影した6種です。
「高見の森」上段3種と「もののけの森」下段3種です。
苔の会会長さんが話された、コケの生育に悪影響を及ぼす2大要因です。
シカの踏み荒らし、樹への食害による林内の陽光環境の変化が心配とのこと。
最近は、猛毒といわれるバイケイソウの葉も食べるようになったとのこと。
チョウセンゴヨウが大きくなりたくさんの葉を落とし、そこは赤肌とのこと。
美しく厳かな「もののけの森」です。