そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



【前回までのあらすじ】
煙草をやめて以来、缶コーヒーがまずくて飲めなくなってしまった僕。
そんなある日、偶然僕は「FIRE 挽きたて微糖」に出会う。
それは、禁煙して以来初めて美味しいと思える缶コーヒーだった。
ならば他にも美味い缶コーヒーはあるはず。
こうして、希望に打ち震えた僕は、さらなる美味い缶コーヒーを求め、孤独な旅に出ることを決意したのだった。


「第1回/美味い缶コーヒーを探し求めて」

あれから2日。
まだ「FIRE 挽きたて微糖」の衝撃が忘れられない。
あの味は一体何だったんだろう。
今となっては幻を味わったような気もする。
本当にアレは美味かったのか?
僕の勘違いだったのではないだろうか?

今日は2本の缶コーヒーを調査した。

1本目は「WONDA モーニングショット」
実は煙草を吸っていたときいちばん気に入って毎日飲んでいた銘柄だ。
飲んでみる。
……
……
うーむ、水っぽい。
なにやら水っぽくて、美味しくない。
ダメだ、ハズレだ。
あくまで個人的な感想だが。

続いて「GEORGIA ヴィンテージラベル蔵出し熟成」
最近、新発売された銘柄だ。
飲んでみる。
……
うーむ、苦い。
煤のような味がする。
コーヒーの苦みは嫌いではないが、この苦みではない。
ダメだ。
あくまで個人的な感想だが。

「FIRE 挽きたて微糖」
なぜあの銘柄だけあんなに美味かったのだろうか?

もしかしたら、あの日たまたま美味いと感じただけかも知れない。
なんだか自信がなくなってきた。

近々、もう一度「FIRE 挽きたて微糖」を飲んでみよう。

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