そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



敬愛なるベートーヴェン

video maker(VC/DAS)(D)


今夜はこの映画を観た。

感想。
星2つ半。★★1/2
惜しい。
つ~か、微妙。

悪くはないのだ。
悪くはないというか、もしかしたらすごくいいのかも知れない。
でも、なにかが、足りない。
なにかがあと一つ、足りない。
で、なにか、やり過ぎ。
なにかやり過ぎの感じがする。
編集のテンポなのか、脚本の詰めなのか。
懲りすぎたカメラワークなのか、音楽編集か。
なにかが足りなくて、なにかやり過ぎ。
そういった印象の映画。
だから、微妙。
誉めればいいんだか、けなせばいいんだか、分からない。

ベートーヴェンを演じるエド・ハリス。
大好きな役者だ。
相変わらず素晴らしい演技をしている。
架空の写譜士アンナを演じるダイアン・クルーガー。
「ナショナル・トレジャー」とかに出ている知的美人。
こちらも素晴らしい演技をしている。
でも、なにかが足りない。
なにか、やり過ぎ。
魂を震わす映画に、なりそうでなりきれない、そんな感じ。
実に惜しい。

映画を見終わったあと。
たまらず交響曲第九番「合唱付き」と、弦楽四重奏「大フーガ」のCDを聞く。
いやぁ。
泣けたわい。
ベートーヴェンはいい。
晩年の作品がとくにいい。

そろそろ第九の季節だ。

皆さんはこの12月。
第九を聴きに行きますか?
僕は行きます。
当然です。
いつどこの第九を聴きに行くのかは内緒です。
コンサートホールでお会いしましょう。
ワハハハハ。

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