そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



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ギャガ


昨年度アカデミー長編アニメ作品賞にノミネートされていた作品。
ストップモーションの映像制作会社ライカの作品。
その感想。

いやぁこれはもう圧倒された。
この映像の全てをストップモーションで撮影しているとは信じられない。
そして日本文化や日本的な物語への深い理解。
こんなに日本的な映像と物語をアメリカ人に作られてしまうなんて。
日本人が作れよ!(怒)
そのぐらい素晴らしい映画だった。
久々の高得点。
星4つ半。★★★★1/2
とんでもなく素晴らしい作品でした。

なぜこれがアカデミー長編アニメ賞を取らず、「リメンバー・ミー」なのか。
ある意味、日本差別だと思う。
技術、物語、演出、全ての面で上回っていると思うのだが。

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公開中の続編映画「デッドプール2」
各所で評判が良いのでIMAX2Dで観てきた。
その感想。

うーん、もうひと声って感じ。
前作がとても良かったので期待しすぎたか。
星は3つ半。★★★1/2
それでも十分な高得点なんだけど(笑)。
もっと凄いのかと思っていたが、そうでもなかった。

基本的には全編悪ふざけ。
それは前作と変わらない。
悪ふざけの方向性が中盤ちょっとグロに振りすぎてて、「キングスマン2」と同様にちょっとやりすぎかなぁ。
あと前半若干タルいところがあって惜しいなあと思うのと、前半のヴァネッサの話と中盤以降のケーブルの話が基本的に分離しているので、そこも惜しいかなぁとも思う。
あとメタ構造のギャグが今回は前作に増して増加していて、ライアン・レイノルズの過去作とか人生とかを理解していないと笑えない部分が拡大し、日本人の一般観客をどんどん置き去りにしていく部分も増えている。
ライアン・レイノルズのキャリアに於ける「ウルヴァリン」のデッドプール役とか、大コケ映画「グリーンランタン」とか、日本の観客は基本的に知らないだろーが(笑)。
案の定オープニングのヒュー・ジャックマンいじりで、二子玉の観客は誰1人笑ってなかったし(笑)。
メタが激しすぎて観る人を選ぶギャグ映画になっているのが、果たして得なのか損なのかという議論はあるだろうなぁ。
僕は好きだけどね。
X-Menイジリとかスター・ウォーズいじりとかDCユニバースイジリとか、共感しかなかったわ(笑)。

次回作にもっと期待!
いよいよアヴェンジャーズにX-menもろとも組み込まれるのかな?
20世紀フォックス、いよいよディズニーに買収されちゃうからな。

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