ジェニファー・ローレンス主演作。
日本公開が中止となった問題作。
Blu-rayが出たので鑑賞。
その感想。
いやぁ、これは酷い。
近年稀に見るトンデモ映画なのではないか。
星1つ。★
まったくどんなお話か分からずに見始め、最初面白いのだが、途中から「これどんなオチで説明を付けるのか」に焦点がどんどん移っていき、異様なストーリーはどんどんエスカレートしていき、最後の最後にどんな凄い大オチがあるのかと期待していたら、「は?なにそれ?」で終わってしまうという、まったく2時間に渡ってなにを観させられていたのかという怪奇作ですよ。
テーマは分かる。
タイトルの「マザー」はファザーの対としての存在のマザーだ。
ファザーはつまり「神」である。
要するにキリスト教のお話なのだ。
だが、そんなメタファーで出来ているのだろうと十分承知の上で観ても、これは酷い。
製作者のオナニー以外の何物でもない。
アメリカの観客が全員激怒したというのも頷ける。
ジェニファー・ローレンスの演技は凄いので、彼女をずっと見ていたいという観客だけが喜ぶ映画だろう。
日本公開しなくて賢明だったと思う。
こんなの映画館で上映出来ないよ、酷すぎて(笑)。
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