そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない





急に会議と会議の間がぽっかりあいたので、この映画を観てきた。
アガサ・クリスティの「オリエント急行殺人事件」だ。
古い映画のリバイバル上映じゃない。
今年出来たてホヤホヤの新作だ。
その感想。

オチは変わらないんだよ。
そりゃそうだよなぁ。
あの秀逸なアガサ・クリスティの小説のオチは、そりゃ映画にしても変わらないよね。
つまり、うん。
まさに『オリエント急行殺人事件』の映画だったわけです。
実は僕は、こんなに過去に何度も映画やテレビドラマで作られてきた「オリエント急行殺人事件」を21世紀の今、また映像化するんだから、今回は少しオチとか犯人をひねっててくるんじゃないかなぁ〜、と淡い期待を抱いてたの。
そしたら、犯人はやっぱり『アレ』だったわけですよ!
そりゃそうだ!
オリエント急行殺人事件なんだからっ!笑

というわけで……結果として、映画が始まった瞬間から、ラストのオチも犯人も全部分かった状態で観る2時間ということになり、そりゃ面白くもなんともないわけですよ!笑
本当に全然面白くなかったよっ!笑
犯人が分かって観るミステリーほどつまんないものないよっ!笑
なので、点数はつけません。
つけられません。

出ている俳優が豪華だから、なんとか最後まで観ていられました。
俳優の豪華さだけは、もうすごいです。
ということは、「オリエント急行殺人事件」のオチと犯人を知らない人は、観たらすごく面白いかも知れない。
でも年配の人にそんな人はまずいない。
みんな一度や二度は映画やドラマの「オリエント急行殺人事件」を観ているだろうから。
だからこの映画が楽しめるのは若者だけだと思います。

何も知らずに見たら衝撃なんだろうなぁ。

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