そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない





観たぞ。
ヤマトを。
スペースバトルシップを。
ついに観た。
映画館にわざわざ観に行った。
そんな自分をまずは褒めてやりたい。

感想。

最初トリハダ。
途中爆笑。
随所に「へ?」
一応感動。
そんな感じ。
ビールを飲みつつ、大勢でワイワイ観ることが出来たら、とてつもなく面白い映画だと思う。
ただ、映画館ではそんな風に騒げない。
なのでホームシアター向きだ。
これはみんなでツッコミながら観る映画なのだ。

ツッコミ点はいくつもある。

ヤマトのクルー、酒飲みすぎだ。
そんなに飲まんでも。
とくに森雪(黒木メイサ)
やさぐれすぎではないか?

ヤマトの艦内。
狭すぎ。
いくらなんでももう少し広くないと。
4LDKか。

ヤマトのクルー、悠長すぎだ。
一瞬の判断が要求される戦闘中に、よくしゃべるしゃべる。
そんなに時間はないと思うのだが。
いろいろしゃべって決断を下すまでの間、ガミラスは意外と待ってくれる。
なかなか融通の利くいい敵だ、ガミラス。
待ってくれるのだ。
それも何度も、最後までも、だ。
いい奴らだ。

古代進と森雪。
まさかここで、というタイミングでいきなりコトが始まるので爆笑だ。
あれよあれよという間に、ワープ中にナニをナニするところまで一気にGOだもの。
ある意味すがすがしい。

と、いくつかツッコミ点を上げたが、あえて真面目なことを言うとすれば、全体的に画数(カット数)が少なすぎる。
この手のものは、画数が少ないと滑稽に見えてくるのだ。
編集のテンポとカット数を今の二倍に上げれば、ずいぶん変わっていたと思う。
間に合わなかったのかも知れないが、肝心のヤマトのCGカットの数すらぜんぜん足りない。
もっともっとヤマトを観たかった。
ヤマトなのに、ヤマトが観られないもどかしさ。
代わりに見させられる4LDK内の長回し演技。
それではきつい。
SFなのだから。

ま、オープニングタイトルだけはトリハダものです。
そこで少しだけ涙が出ました。

あと、高島礼子。
よく猫と一升瓶を疑問を持たずにやりきった。

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