そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない





口コミの評判がやたら良いので観に行った。
現在公開中のアニメ映画「サマーウォーズ」を。
その感想を記す。
やや興奮気味に、記す。

すごい!
この映画はとにかくすごい!
超傑作!
打ちのめされた。
こんなのが作れるんだ。
まだまだこんなのが作れるんだ。
すごすぎて嬉しくなった。
大満足。

宮崎駿の次は、この細田守監督だ。
前作「時をかける少女」も良かったが、この「サマーウォーズ」はとにかくすごい。
まだ宮崎駿がそんなに有名じゃなかった頃に「ナウシカ」や「ラピュタ」を偶然観ちゃった感覚に近い。
そのぐらい打ちのめされた。
とにかくすごい。
ところどころ粗削りだったり、ムチャクチャな部分もたしかにあるのだが、そんなこと忘れさせる「すごさ」を持っている。
「アニメだけど本道を行くぞ」という「すごさ」だ。
よくあるアニメのオタク的なサイバー的な秋葉的な方向ではなく、宮崎駿と同様、あくまで日本人が作るドラマとしての本道を貫こうという志の高さに、清々しい感動を覚える。

日本のアニメはすごい!
ざまーみろ、アメリカ!
ざまーみろ、ディズニー!
ざまーみろ、ピクサー!
こんなのぜぇっっっっっっってぇ作れねーだろ!

来年の米国アカデミー賞長編アニーション部門最優秀作品賞は、間違いなくコレ。
宮崎駿の「千と千尋の神隠し」に続いて、確実に受賞する。
間違いない。
ま、ノミネートされれば、の話だが。
そしてアカデミー会員たちが、この日本的感性を理解出来れば、の話だが。

また観に行っても良い。
久々にそんな風に思った。

必見。

文句なく星5つの満点。★★★★★
これに星5つ付けなくて、なにに星5つ付けるんだってぐらいの傑作。
星6つでもいい。

必見。

↓劇場予告編



↓本編の冒頭5分間



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