どうやら近い将来、たばこが1000円になりそうだ。
つーか、間違いなくそうなるだろう。
たばこ1000円は決定だと思う。
僕の予言。
たばこは近々1000円。
確定。
なぜなら、
賛成の方が圧倒的だからだ。
嫌煙家はもちろん賛成する。
そして、
愛煙家も賛成するからだ。
僕が禁煙してもうすぐ9ヶ月。
もうたばこを吸いたいとは思わない。
吸いたいという衝動に駆られる瞬間さえなくなった。
だから、たばこの値段が1000円に上がると聞いても正直ピンと来ない。
歓迎こそするが、特に何とも思わない。
どうぞどうぞご自由に、といった感じだ。
これが1日4箱吸っていた昔の僕なら、ふざけんな、と息巻いていたのかな?
かつての自分のイメージで考えてみたけど、なにか違う。
ふざけんなテンションにはならなかった気がする。
そうだ。
そうなのだ。
僕はたばこを吸っていたとしても、たばこが1000円になることをどこかで歓迎したと思う。
そして、その感覚はたばこを吸っている人の大半が同じだと思う。
喫煙者は意外に冷静なのだ。
というか、どこかであきらめているのだ。
冷静にたばこ1000円時代を受け入れると思う。
だって、みんな本心ではたばこをやめたいんだもん。
だから1000円になることをむしろ歓迎するのだ。
これがきっかけになるんじゃないかという幻想を抱いて。
これでやめられたらいいな、という幻想で賛成する。
でも、大半の人はやめられない。
現実の禁煙はそんなに甘くない。
そして、高い値段に文句を言いつつ、吸い続けるのだ。
だが、さすがに1000円だと禁煙する人も増えるだろう。
だって1日4箱のヘビースモーカーは、1日4000円使って、1ヶ月12万だ。
12万のたばこ代はない。
そんなのありえない。
だから、さすがに本数は減らすだろう。
だけど、やめない人は絶対にやめない。
昔の僕だったら、やめなかったと思う。
吸い続けただろう。
1000円にするのはいいけど、たばこ欲しさの強盗事件とか、たばこ代欲しさのカツアゲとかが増えそうで、少し怖い。
まぁ、そんなこと言いつつ欧米ではこの値段で成立しているので、喫煙者たちはタールやニコチン量の多いキツめのたばこを買って吸う本数を減らすことで対応していくんだろうと思う。
だって、欧米で「タール1mg」みたいなたばこを売っているの見たことないもん。
そんな軽いたばこは不経済だから、1000円になったら売れなくなるのだ。
海外旅行客、増えるかもね。
免税で買えるたばこの値段が、今よりも破格に安く感じるだろうから。
1000円になる前にたばこをやめられて、良かった。
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