今年は世界的に気温の高い地域が多く、日本はもとよりアメリカもそのようです。アメリカ在住の娘とビデオ通話をしていましたら、山火事の影響で空気が悪く学校は休校になっているようです。
山火事がおこっているところはロサンゼルスから西に100キロくらいの地点にあるハイランドというところです。
娘の自宅からとった写真です。
ちょっと解像度が悪い写真ですが、山が燃えているのはよくわかります。火事の地点は直線距離にして10数キロ先で娘の住宅の付近には少量ですが灰が降ってきているそうです。
いくら気温が高くても木が勝手に発火するのではなく、なんらかの火だねがあって火災になるのでしょう。ただ晴れて高温の日が続くと草木がカラカラに乾燥しているので一旦火がつけばすぐに燃え広がるわけです。
もう2、3日間は燃え続けているようですが、早く鎮火してほしいものです。
ああ、あそこですね。
以前もお話したかなと思いますが、私が米国の飛行訓練を受けていたサンバノディーノ国際空港の近くですね。
熱さと山火事で大変なことになる有名な群です。1年を通して山火事になる時節は、火災になると、まず訓練は中止でした。
娘様はたしか川向うの町でしたでしょうか。
火災の灰など、細かい粒子もありますから、お子様などにもマスクを着用されて用心なさったほうがいいかもしれません。
火災原因は、高温によって落ち葉や枯れ枝などが自然発火するということです。
葉の擦れ合いが原因の山火事がカリフォリニアでよく起こるそうです。
もちろん、タバコの不始末とかで火事になることもあるでしょうが、高温が半端ないことで、葉の摩擦による自然発火と考えられているようです。
カリフォルニアは大変に乾燥しているので原因としてあるようです。
日本ではちょっと考えられないのですが。
ともかくこの時期、降灰等の健康被害がないように、目、鼻、呼吸器の疾患を防ぐことが肝心ですよね。
本当に一刻も早く鎮火してほしいと思います。
私も現地に飛行のために訪問した折に、現地仲間から聞いていたことです。でも、それがどういう根拠を元にした科学的な根拠かまでは聞かなかったです。
ですが、ここ20年以内に以前とは違い、頻発するようになったのは間違いないようです。
その高温度合いも日本とは比較にならないですが、落葉の堆積が摩擦で発火というのも日本での感覚では信じにくいですが、
多方面の研究論文などで根拠があるのかは、そこまで調べていませんが、私は、高温で上昇気流が発生し、区域的な雷雲が発生し雷の電気的火花が発火させているのでないかと推察してます。
日本でも先日の雷でライブイヴェントで怪我人が出たニュースがありましたが、高温傾向が続けば、雷が発生する頻度が高まるはずです。
葉の摩擦説も否定はしませんが、むしろ雷の部分的場所的な発生による発火でないかなと思うのですが、どうでしょうか。
一つ言えるのは、昨今の温暖化の加速で高温傾向が地球規模で進んでいることで、大気、海洋循環がおかしくなってることは間違いないですから、自然現象がどんな形でどう表れてくるのか心配があります。