リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

六華苑コンサート

2016年05月09日 22時25分02秒 | 音楽系
昨日は桑名六華苑のミニコンサートでした。



毎年2回、春と秋に行っているミニコンサートです。桑名六華苑は桑名の豪商諸戸氏の邸宅と庭園からなり、現在は桑名市文化・スポーツ振興公社が運営しています。洋風建築と和風建築が直接つながるという大変珍しいスタイルの建物で、洋館は鹿鳴館を設計した、ジョサイア・コンドルによるものです。国の重要文化財に指定されています。コンサートはこの洋館のロビーで行われますが、ここはとても音響がよくリュートのコンサートには最適です。

昨日はとても天気がよく、また連休の最終日ということもあってか、とても沢山の方に来て頂きました。人数は100人近かったと六華苑の担当の方はおっしゃっていました。演奏者側から見ても椅子はすべて埋まり、立ち見の方が大勢いらしたので、多分そんなくらいはいっていたでしょう。これは新記録ですね。(笑)実はリハーサルの時から、ほぼ椅子席は埋まっていまして、リハーサルが本番みたいになってしまいました。せっかくですから、本番でやらない曲も何曲か演奏致しました。

本番のプログラムは、組曲第1番BWV1007より、プレリュード、アルマンド、クーラント。プレリュード・フーガ・アレグロBWV998、組曲第6番より、ガヴォットⅠⅡ、ジグでした。

秋のコンサートは10月2日、ヴァイオリンの廣田君と共演します。