リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

台風接近中のコンサート

2014年10月14日 23時23分40秒 | 音楽系
昨日は台風が接近している中、ギターアンサンブル・サルビアさんの結成30周年コンサートに出させて頂きました。

台風は一時は伊勢湾台風みたいな勢力でこっちの方に来るかと思われましたが、勢力は少し衰えコースも直撃からはまぬがれました。それでも開催かどうかは結構微妙な判断でした。

ギターアンサンブル・サルビアさんは四日市を中心に活動している女性を中心としたアマチュア・ギターアンサンブルです。今回は縁がありまして、アンサンブルの指揮を仰せつかりました。

会場は四日市市にある四日市市民文化会館です。台風の接近が感じられてきた午前中に会場に到着しましたが、そういえば30年以上前、まだサルビアさんが結成される前でしょう、娘がまだ母親のおなかに入っているときに、同じように台風が接近する中ここに来たのを思い出しました。鈴鹿の子安観音に安産祈願に行ったあと、同会館で開催された読売交響楽団のコンサートを聴きに来たのでした。つい最近のことのように思えますが、娘にはもう子供がいますから確かに30年以上たったんでしょうね。

スマホのお天気レーダーで雨雲の動きをずっと見ていましたが、幸いなことに終演の4時前頃までなぜか四日市地区だけがずっと雨雲がかかっていませんでした。おかげで台風襲来の悪天候の中、想像していたよりも多くの方に来て頂きました。

コンサートは何人かのゲストや他のアマチュア・アンサンブルも交えて賑やかに行われました。私が指揮をしたのは最後の5曲ですが、ここに至るまで何度も同アンサンブルとともに練習をいたしました。その甲斐あって不安を感じることもなく音楽が流れるようになりました。同アンサンブルは比較的高齢の方が多いですが、いつまでもお元気でまた次の40周年、50周年もできるといいですね。