さて、次のCDはハイドンとはえらい違いのカルリとソルのアルバムです。(笑)かなり前の録音で、ロバート・バルトとカール・エルンスト・シュレーダーによるロマンティック・ギター二重奏のアルバムです。演奏者の二人は有名なリュート奏者で、ロバート・バルトはナクソスのヴァイス撰集の録音で知られています。カール・エルンスト・シュレーダーは、2003年の秋に惜しくも亡くなりましたが、彼も著名なリュート奏者でした。
スイスのバーゼルに住んでいたカール・エルンスト・シュレーダー(チャーリーと呼ばれていました)の死はいわゆる突然死で、そのころバーゼルにいた私は、中世リュートの先生のボブ(クロゥフォード・ヤング)からその日の朝聞きました。チャーリーは中世からバロックに至るリュートを自在に扱い、ボブによるとドイツ式タブラチュアをすらすら読めるという大変な才人でした。まだバーゼルにやってきて間もない私でしたが、そのうち彼を訪問しようと思っていた矢先の突然死でした。そういやなぜかその頃はまだ見ぬチャーリーをはじめ、私のまわりの人が立て続けに何人か亡くなってますね。私の恩師のA先生、共演したこともある演奏家B氏の奥さん、アマチュアの演奏家で知られたCさん・・・
ロバート・バルトはバーゼルの隣町(といっても国はドイツになりますが)ローラッハというところに住んでいます。カール・エルンスト・シュレーダーとロバート・バルトは近くに住んでいたということもあって、このギターのアルバム以外にもバロック・リュートの二重奏の録音があります。2004年の12月頃にローラッハにロバート・バルトを訪ねて行ったことがあります。このブログの初期の記事にそのことを確か書いた記憶があります。
この二人がギターの二重奏を録音してたとは全然知りませんでした。偶然ネットで見かけたんですが、即購入。(笑)収録曲はベートーベンのテーマの作品やハイドンの交響曲の編曲もあるし、カルリとソルもえり抜きの作品を集めましたので、なかなかいい感じの内容です。
Romantische gitarrenduos aus Paris
Carulli, Sor, Coste
ARS MUSICI 232420
スイスのバーゼルに住んでいたカール・エルンスト・シュレーダー(チャーリーと呼ばれていました)の死はいわゆる突然死で、そのころバーゼルにいた私は、中世リュートの先生のボブ(クロゥフォード・ヤング)からその日の朝聞きました。チャーリーは中世からバロックに至るリュートを自在に扱い、ボブによるとドイツ式タブラチュアをすらすら読めるという大変な才人でした。まだバーゼルにやってきて間もない私でしたが、そのうち彼を訪問しようと思っていた矢先の突然死でした。そういやなぜかその頃はまだ見ぬチャーリーをはじめ、私のまわりの人が立て続けに何人か亡くなってますね。私の恩師のA先生、共演したこともある演奏家B氏の奥さん、アマチュアの演奏家で知られたCさん・・・
ロバート・バルトはバーゼルの隣町(といっても国はドイツになりますが)ローラッハというところに住んでいます。カール・エルンスト・シュレーダーとロバート・バルトは近くに住んでいたということもあって、このギターのアルバム以外にもバロック・リュートの二重奏の録音があります。2004年の12月頃にローラッハにロバート・バルトを訪ねて行ったことがあります。このブログの初期の記事にそのことを確か書いた記憶があります。
この二人がギターの二重奏を録音してたとは全然知りませんでした。偶然ネットで見かけたんですが、即購入。(笑)収録曲はベートーベンのテーマの作品やハイドンの交響曲の編曲もあるし、カルリとソルもえり抜きの作品を集めましたので、なかなかいい感じの内容です。
Romantische gitarrenduos aus Paris
Carulli, Sor, Coste
ARS MUSICI 232420