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高山植物が咲く頃、木曽駒ヶ岳

2022-06-12 00:04:00 | Weblog
山登りで、出会った高山植物を見る。
高山植物が咲く頃木曽駒ヶ岳
岩と岩のすき間に咲いて、強風寒さをしのぐ。

K木曽駒ヶ岳、2,956メートル。

中岳から見たK木曽駒ヶ岳。2012年8月19日。
左奥にO御嶽山 3,067メートル。

ここ中岳までのルートは、駒ヶ岳ロープウェイで、
しらび平駅 ⇒ 千畳敷駅 2,612メートルへ ⇒
千畳敷カール ⇒ 八丁坂を上がって ⇒
乗越浄土(のっこしじょうど) 2,853メートルへ ⇒
中岳 2,925メートルを経て ⇒ 青い屋根の駒ヶ岳頂上山荘へ。宿泊。

翌朝、2012年8月20日。K木曽駒ヶ岳の頂上へ。
ご来光。八ヶ岳の右から。05:08。

頂上は寒かった。里は、夏の真っ盛りなのに。

駒ヶ岳頂上山荘にもどって、朝食。それから、
 木曽駒ヶ岳 2,956メートル ⇒
 宝剣岳 2,931メートル ⇒
 三ノ沢岳 2,847メートルに登る。

木曽駒ヶ岳。赤い▼コマクサと、白い▼コマクサが同居。

▽イワツメクサが加わる。

赤い▼コマクサと、白い▼コマクサは、岩と岩の間に咲き、
▽イワツメクサも、岩の脇に咲いていた。強風を避けるように。

別の白いコマクサ

岩と岩の間に咲いている。

別の赤いコマクサ

大きな岩に守られて、咲いている。

宝剣岳、2,931メートル。

奥のK木曽駒ヶ岳から、宝剣岳に登ってきた。
頂上からは、手前に下りてきた。
登りも、下りも険しい。鎖場がある。
宝剣岳の右は、千畳敷カールに落ちる。

千畳敷カールから、H宝剣岳を仰ぎ見る。

手前は千畳敷カール。高山植物の宝庫、お花畑が広がる。
右の↑八丁坂を上がる。急坂と格闘して、
N乗越浄土(のっこしじょうど)に出る。
ここまで上がると、先に中岳が見える。

宝剣岳。コマウスユキソウ

エーデルワイスに近い、駒ヶ岳の固有種という。うれしくなる!

強風から身を守るように、岩と岩のすき間に咲いている。
それに、背丈は、岩よりも低い。

宝剣岳から、三ノ沢岳(さんのさわだけ) へ。2,847メートル。


三ノ沢岳。ダイモンジソウ

花は、「」の字をしている。

ダイモンジソウは、強風を避けて、岩のすき間に咲いていた。
それに、岩から飛び出さないように、身を低くしていた。
お花畑に咲く高山植物の群落とは、違っていた。
ダイモンジソウは、絶滅危惧種

標高3,000メートル級に咲く高山植物は、
木曽駒ヶ岳と、槍ヶ岳の穂先では、違いがあった。
☆種類が違っていた。
 赤と白のコマクサ、コマウスユキソウ、ダイモンジソウ。
 中には、固有種、絶滅危惧種があった。
☆岩と岩との、すき間に咲いていた。
☆身の丈は、岩より低かった。
☆咲き方は、かたまりではなく、ポツンと咲いていた。

共通するのは、
岩場で、☆強風と、☆寒さに、
 ギリギリの格闘をしていた!
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