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北京オリンピックの聖火リレー

2008-04-27 07:40:08 | Weblog
オリンピックの聖火リレーを、実際に見たい。
2008年北京オリンピックの聖火リレーが、長野である。

朝の8時前、長野駅から善光寺へ向かう参道の交差点で、
場所を確保して待機している中国人留学生と、
横断歩道を渡ってきたチベット支援グループがすれ違った。


右側の中国人留学生は赤い服を着て、大きな国旗を掲げている。
左側から、チベット支援グループが、ダライ・ラマ14世の旗を先頭にして、
チベットの国旗を掲げて横断歩道を渡ってきた。
中国で、このチベット国旗を掲げれば、独立の意思として実刑になるという。
互いに向かい合ったが、いざこざは起こらなかった。

聖火リレーは、長野運動公園に近い中継点で見ることにした。
ここは、長野の中心街を外れているから、静かだろう。しかし、
応援する中国人留学生の多さと、通りをへだてて呼応しあう叫びに圧倒される。


中国人留学生、長野市民、警察官、ボランティアの4態。
「ジアヨウ・ベイジン(加油北京)」と、言っているが、
ジアヨウとは、なんの意味か、中国人留学生(女性)に聴いてみた。
「がんばれ、という意味です。がんばれ北京、と言ってます」と、答えてくれた。

長野の市民に、沿道の様子を聴いてみた。
「中国人留学生は、適当な人数が、沿道の各所に配置されている。
大きな旗や印刷された横断幕は、支給されたのでしょう?
東京からバスで来て、2,000円が個人負担というから、
あとは、在留している中国人の支援もあるのでしょう?」

警察官に、聖火リレーを待つ沿道の雰囲気を聴いてみた。
「今回は異様です。10年前は長野にいたが、そのときは歓迎ムードでした。
そのあと、転勤で長野から離れたが、今回は動員がかかりました」

ボランティアが中継点で、資料をみながら確認しているので、
だれがここを走るのか、聴いてみた。


「まったく、知らされていません。ランナーを乗せた車が、中継の直前に来ます。
車から降りてくるまで、だれが走るのかわかりません」

沿道で、さまざまをみました。国際情勢の圧縮のようだ。
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