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北京オリンピックの聖火リレーはH型の陣容

2008-04-28 09:15:26 | Weblog
2008年北京オリンピックの聖火リレーを、
長野で目の当たりにすることができた。
朝の9時50分、待つこと2時間ちかく、
気温は12度くらい、寒い。体が冷えてきたが、
聖火リレーが近づいてきたことは、
調査のパトロール・カーが巡回してきたことや、
空を舞う4機のヘリコプターが上空にきたこと、
中継地点に搬送車がきて、つぎのランナーが
トーチを持って降りてきたこと、などでわかった。

そして、交差点を曲がって、聖火リレーの一群が見えてきた。
「きた、きた!」と興奮した。静かに、ゆっくりと近づいてくる。


上から見ると、H型の陣容で、聖火ランナーはそのHの横棒の中央にいる。
カメラ・クルーのトラックが、Hのくぼみを走って聖火ランナーを写す。
警察官は2重で、外側は背が高く青いシャツに黒いスラックス、黒い靴、
内側は白いスポーツ・ウェアに白いランニング・シューズ。
100人ほどが聖火ランナーを取り囲む。


警察官の目は、沿道の観衆に、不穏な動きがないか、注力している。
「どれが、聖火ランナーだ!」とカメラを構えたが、
2重の警察官に取り囲まれて、よくわからなかった。
夢中で押したカメラには、青いシャツの警察官の2番目のうしろに、
聖火ランナーが小さく写っている。

中継地点にくると、ピタリと止まり、H型のシッポはすぼまって、
後方からの進入を防いだ。そして、警察官はクルリと沿道に顔を向けた。
その中で、聖火の受け渡しが行われた。


新しいトーチに聖火がともると、沿道の中国人留学生や
長野の市民から歓声が上がった。
H型は、また前を向いて走り始めた。警察官は訓練された警備を整然と行った。
すでに、何件かの妨害を防いで、聖火リレーを守ってきている。

北京オリンピックの聖火リレーは、和気あいあいの歓迎ムードというよりも、
なにが起きるか予想ができない、ピリピリした雰囲気の中で、ぶじに通過した。
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