季節の変化

活動の状況

横谷峡トレッキングコースの冬

2014-03-16 00:03:16 | Weblog
横谷峡トレッキングコースのを訪ねる。
横谷峡トレッキングコース」。

「蓼科エリア」のリーフレットから。

「横谷峡トレッキングコース」は、「乙女滝」から、
「おしどり隠しの滝」まで、4.1キロの「渋川」沿いの「滝巡り」。
そのうち、「乙女滝」から「王滝」まで、2キロを巡る人が多いようだ。
「横谷峡トレッキングコース」の冬は、どこまで行けるだろうか?

というのは、2014年2月15日は「関東甲信の記録的な大雪」で、
松本で75センチだった。これは、1946年3月3日の78センチに次ぐ大雪。
「横谷峡トレッキングコース」を訪れた2014年2月28日は、大雪から2週間後。
残雪があまりにも多かったら、行けるところまで行って、引き返そうと思って出かけた。

王滝」まで、たどりつくことができた。

だれもいなかった。景観も、ごう音も一人占め。2014年2月28日。

それでは、「乙女滝」からスタート。

朝7時40分、まだガスがかかっている。2014年2月28日。

「渋川」沿いにある標識。

「王滝展望台」まで1.9キロ、「乙女滝」まで0.1キロだから、
「乙女滝」から「王滝」までは2キロ、
「乙女滝」から「おしどり隠しの滝」までは4.1キロになる。

「横谷峡トレッキングコース」は、
鹿」もトレッキングしていて、縄張りを主張している

コロコロした新鮮なウンチも、「トレッキングコース」にあった。

さらに上流へ行くと、
「ケェッーン!」
と、しじまをつんざく鳴き声がした。
一瞬、足が止まった。キョロキョロした。
「縄張りに入るな!」
と、鹿のオスが警告している。

霜降の滝」。

中央は凍り、両脇が滝になっている。

鷲岩」(わしいわ)。


「屏風岩」の「氷瀑」が見えてきた。

雪を踏み固めた「横谷峡トレッキングコース」の先に、カメラマンがいる。

屏風岩」。

右は滝が凍ったように見える。
左は、岩からしみ出た水が「つらら」になっている。

さて、問題はこの先の「トレッキングコース」である。
多くの人が氷瀑を見にくる「屏風岩」までは、
踏み固めた雪道だったが、これから先は、
人と獣の足跡があるだけ。

⇒の冬の案内板には、

「遊歩道ではありません
王滝付近で行止り
足元悪し 自己責任で
一般道向けではありません」
とあって、だれもいない。

自己責任で「一枚岩」へ行くさ。
登山靴にスパッツを付けている。
ズボ、ズボ埋まりながら歩いて行く。

流れ着いた流氷は、「一枚岩」にとどまろうか?
それとも、流れようか? 悩んでいる。

雪はさらに深くなるが、「王滝」までは行こう。
ズボリ、ズボリと埋まりながら歩いて・・・たどり着いた。
「あずま屋」から眺めた「王滝」が、当初に掲げた写真である。

「あずま屋」の標高は、エプソンのWristable GPSで1,356メートル。
下の「乙女滝」の高さが1,225メートルだったから、131メートル上がった。

これから先の「おしどり隠しの滝」へは、行くことができない。

人が歩いた形跡がない。獣の足跡しかない。
登山靴とスパッツでは、これ以上は無理だ、あきらめた。

「おしどり隠しの滝」へは、
車が通る「湯みち街道」から行くことにした。

「湯みち街道」からそれて、左の道を下って「明治温泉」へ。

おしどり隠しの滝」と「明治温泉旅館」が見えてきた。

「おしどり隠しの滝」は左下、雪と雪に挟まれて、黒く見える。
「おしどり隠しの滝」の下は「渋川」になる。右奥は「蓼科山」。

おしどり隠しの滝」。2014年2月28日。

左に見える階段は「横谷峡トレッキングコース」で、
この「おしどり隠しの滝」で終点になる。
右上の建物は「明治温泉旅館」。

これで、1日のうちに、「乙女滝」から、
「おしどり隠しの滝」まで見たことになる。
「横谷峡トレッキングコース」の冬は、
滝のほかに、雪と氷の造形を楽しむことができる。
スカーフの女性、うごめく生物、お手手つないで散歩、
それに、雪俵を掲げる。

スカーフの女性


うごめく生物


お手手つないで散歩


雪俵(ゆきだわら)。

雪がはがれて、斜面を転がり落ちながら大きくなって、「雪俵」になった。
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