季節の変化

活動の状況

高山植物が咲く頃、唐松岳

2022-07-10 00:05:55 | Weblog
高山植物が咲く頃
これまで見た高山植物から。
高山植物が咲く頃唐松岳クロユリミヤマクワガタ

ミヤマダイコンソウK唐松岳、2,696メートル。

左のピークに、唐松岳頂上山荘がある。

K唐松岳の右は、F3不帰ノ嶮Ⅲ峰(かえらずのけん)。私には険しすぎる。
さらに、不帰ノ嶮峰 ⇒ 不帰ノ嶮峰を経て ⇒ 白馬三山へと続く。
冬に見たK唐松岳と、不帰ノ嶮

白馬村の「野平の一本桜」から、2017年5月。

K唐松岳へのルートは、八方尾根を上がってきた。
冬に眺めたK唐松岳と、八方尾根

JR白馬駅の東にある「白馬ハイランドホテル」のスキー場から、2015年1月。

右下のJは、「白馬ジャンプ競技場」。1998年の長野オリンピックで、
男子団体ジャンプが優勝して、歓声が沸き上がったところ。

八方尾根 ⇒ K唐松岳、2015年7月2日。
黒菱林道の終点まで車で上がり、
  リフト(黒菱第3ペアリフト、7月1日から運行開始)で、
黒菱平へ。リフトを乗り換えて(グラートクワッドリフト)で、
八方池山荘へ。遊歩道を1時間半、
八方池へ。標高2,060メートル。

岸辺にはが残っている。イワイチョウが迎えてくれた。
八方池の周辺には、多くの高山植物がある。が、
心は、急いて、K唐松岳を目指す。

今回は、唐松岳頂上山荘 に宿泊 して、
ピーク周辺、2,600メートル級の高山植物を見る。

八方池から、唐松岳へは、3時間の登り。この登りは、
八方池までのトレッキング・エリアから変わって、山岳エリアになる。

雪渓が数ヶ所あった。

雪上の赤いペイントを目安に進む。
アイゼンは要らないが、滑りに注意する。

ガスで、視界は悪い。
前のパーティーは、かすむ。中学校の先生方。
唐松岳への学校登山の下見をされている。唐松岳で再会。

しかし、この辺りから、前進をあきらめて、引き返す人とすれ違う。
 雪渓が続く、登っても晴れない、日帰りだから、
 リフトの最終4時半に間に合わせて下りる…。

この雪渓、それに、丸山への急登を乗り越えた。八方池から2時間半ほど。
ミヤマダイコンソウに出会った、最初の写真。
さらに登ると、
唐松岳頂上山荘 2,620メートルのあるピーク

唐松岳から振り返って撮影。
左の八方尾根を登ってきた。

唐松岳頂上山荘から、の道を20分ほどで、
唐松岳頂上 2,696メートル。

頂上からの眺望がすばらしい。
左端に薬師岳(やくしだけ) 2,926メートル、
T立山(たてやま) 3,015メートル、
R剱岳(つるぎだけ) 2,999メートル。

3つの氷河が、姿を見せてくれた。
T立山の、御前沢雪渓(ごぜんざわ)。
R剱岳の、三ノ窓雪渓(さんのまど)と、小窓雪渓(こまど)。

唐松岳では、雷鳥も迎えてくれた。すっかり夏姿で。

ハイマツの中から、母親が出てきて、岩場に陣取った。
「クゥ、クゥ」と鳴いて、ヒナを誘導する。私には、
「ここは、雷鳥のテリトリーよ! 邪魔しないで」
と言っているようだ。そして、ヒナを岩影に隠すと、
母親は悠然と去った。堂々とした雷鳥だったな!

唐松岳頂上山荘に宿泊。翌日、2015年7月3日。
気になる天気は? 晴れている。天気予報は、雨だったが。
唐松岳頂上山荘を飛び出て、ピークへ上がる。
朝焼けの雲に、浮かび上がる白馬三山。04:38。

白馬三山は、
 白馬鑓ヶ岳(しろうまやりがたけ) 2,903メートル、
 杓子岳(しゃくしだけ) 2,812メートル、
 白馬岳(しろうまだけ) 2,932メートル。
右のなだらかな山は、小蓮華山(これんげさん) 2,766メートル。

唐松岳頂上山荘の周辺の高山植物
ミヤマクワガタ

昆虫ではなく、高山植物だよ。

クロユリ

群生して、雪渓をのぞき込んでいる。
左上の白は、ハクサンイチゲ

唐松岳 2,696メートルでは、
高山植物は、ミヤマダイコンソウ、ハクサンイチゲ、
珍しいミヤマクワガタ、群生のクロユリ、が迎えてくれた。

唐松岳は、高山植物のほかに、
雪渓、ガス、氷河、夏姿の雷鳥、朝焼けと、
が混在するところ。
季節の変化の急展開、美と生物の出現には、
寒さ対策をして、楽しまれることをお勧めします。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 高山植物が咲く頃、木曽駒ヶ... | トップ | 高山植物が咲く頃、唐松岳の... »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事