御嶽山の放射線量。
御嶽山(おんたけさん)に登った(2011年8月17日、18日)。
3,067メートルの登山を楽しみ、御嶽山の放射線量を測った。
測ったところは、登山開始の六合目、七合目、八合目、三ノ池、
五ノ池、摩利支天岳(2,959メートル)、そして、剣ヶ峰(3,067メートル)。
そして、御嶽山の放射線量は、
0.19マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]~
0.08マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]だった。
御嶽山の登山コース。
木曽町観光協会の「御嶽山に登ろう」の「登山コース」(黒沢口)から。
グループによる御嶽山登山のルートは、
登りは、六合目⇒七合目⇒八合目⇒右の三ノ池⇒五ノ池(五の池小屋に泊まる)
⇒摩利支天岳⇒サイノ河原⇒お鉢巡りをするように一ノ池の周り⇒剣ヶ峰。
下りは、二ノ池⇒九合目⇒八合目にもどって、登りのルートに合流。
御岳ロープウェイは使わなかった。
写真でみる。
六合目。登山口。
登りはじめの六合目の放射線量は、
0.19マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]~
0.09マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]。
時刻は、朝の9時54分(2011年8月17日)、そして、
これまでの被曝量の累積は、199.8マイクロ・シーベルト[μSv]、
であることを示している。
あとで、1日たってから、被曝量の累積を比べることになる。
七合目。
行場山荘の右、生徒さんが下りてくる道で、放射線量を測った。
八合目。
女人堂の前にある碑で、放射線量を測った。
八合目から三ノ池へ。
雪渓を横切る。
先月、富士山に登ったが(2011年7月27日)、
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/7140298fc69612dab55198a80452e9e9
御嶽山は、富士山よりも雪が残っている。
登山口、六号目の小屋にあった注意書き。
「巨石の落石が発生するおそれあり」
十分注意しなければならないところ。
三ノ池。
三ノ池のほとりで、放射線量を測った。
五ノ池。
水の直径は3メートルほど。手前に黒くあるのが放射線量計。奥は五の池小屋。
五ノ池の放射線量は、
0.19マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]~
0.08マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]。
御嶽山で五ノ池だけが、
0.08マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]だった。
ほかは、0.09マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]。
摩利支天岳(2,959メートル)。
狭くて急な頂上には、こわごわと登り、そろそろと下りる。
風が強いから、飛ばされないように、岩にしがみつくようにして。
サイノ河原に向かうと、行者に行き会う。
行者は杖を置き、「ほら貝」を腰から取り出して、吹いてくれた。
「ブウォー、ブウォー、ブウォー」
と、腹に響いた。ありがとうございます。
お鉢巡り。
霧の中、ライチョウの親子が姿を見せてくれた。
ライチョウは長野県の県鳥である。
ひょこひょこと動き回る子と、岩の上で子を見守る母親。
ライチョウは、黒に白が混じって、あたりの岩と同じ保護色。
ライチョウは、季節の変化によって色が変わり、冬は雪と同じ白。
ライチョウの親子を見ることができたのは、ごほうびだ!
霧と雨の中、けわしいコースを登ってきたのだから、
このあとライチョウは、岩を下りて、草をついばんでいた。
人に気づいてはいるが、逃げようとはしない。
剣ヶ峰(3,067メートル)。
御嶽山の頂上、剣ヶ峰の放射線量は、
0.19マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]~
0.09マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]。
時刻は朝の10時1分(2011年8月18日)で、
被曝量の累積は、203.2マイクロ・シーベルト[μSv]である。
前日の登りはじめの六合目、朝の9時54分(2011年8月17日)、
被曝量の累積は、199.8マイクロ・シーベルト[μSv]だったから、
御嶽山でのほぼ1日の被曝量は、
203.2-199.8=3.4マイクロ・シーベルト[μSv/d]になる。
1日24時間の差が7分あるから、補正すると、
3.38マイクロ・シーベルト[μSv/d]になる。
松本の1日の被曝量は、直前5日の平均で、
3.16マイクロ・シーベルト[μSv/d]だったから、
御嶽山の1日の被曝量、3.38マイクロ・シーベルト[μSv/d]は、
0.21マイクロ・シーベルト[μSv/d]、7%ほど高いレベルである。
御嶽山登山のために、外にいる時間が多いことによる。
八合目まで降りてきて、御嶽山を振り返る。
中央奥は山頂、左は九合目の石室山荘。
霊峰、御嶽山の毎時の被曝量は、
0.19マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]以下だった。
そして、御嶽山の1日の被曝量は、
3.38マイクロ・シーベルト[μSv/d]だった。
これは、松本で生活するレベルを上回るが、
御嶽山登山では、山小屋に泊まる以外は、
早朝から1日中、外にいたためである。
御嶽山(おんたけさん)に登った(2011年8月17日、18日)。
3,067メートルの登山を楽しみ、御嶽山の放射線量を測った。
測ったところは、登山開始の六合目、七合目、八合目、三ノ池、
五ノ池、摩利支天岳(2,959メートル)、そして、剣ヶ峰(3,067メートル)。
そして、御嶽山の放射線量は、
0.19マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]~
0.08マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]だった。
御嶽山の登山コース。
木曽町観光協会の「御嶽山に登ろう」の「登山コース」(黒沢口)から。
グループによる御嶽山登山のルートは、
登りは、六合目⇒七合目⇒八合目⇒右の三ノ池⇒五ノ池(五の池小屋に泊まる)
⇒摩利支天岳⇒サイノ河原⇒お鉢巡りをするように一ノ池の周り⇒剣ヶ峰。
下りは、二ノ池⇒九合目⇒八合目にもどって、登りのルートに合流。
御岳ロープウェイは使わなかった。
写真でみる。
六合目。登山口。
登りはじめの六合目の放射線量は、
0.19マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]~
0.09マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]。
時刻は、朝の9時54分(2011年8月17日)、そして、
これまでの被曝量の累積は、199.8マイクロ・シーベルト[μSv]、
であることを示している。
あとで、1日たってから、被曝量の累積を比べることになる。
七合目。
行場山荘の右、生徒さんが下りてくる道で、放射線量を測った。
八合目。
女人堂の前にある碑で、放射線量を測った。
八合目から三ノ池へ。
雪渓を横切る。
先月、富士山に登ったが(2011年7月27日)、
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/7140298fc69612dab55198a80452e9e9
御嶽山は、富士山よりも雪が残っている。
登山口、六号目の小屋にあった注意書き。
「巨石の落石が発生するおそれあり」
十分注意しなければならないところ。
三ノ池。
三ノ池のほとりで、放射線量を測った。
五ノ池。
水の直径は3メートルほど。手前に黒くあるのが放射線量計。奥は五の池小屋。
五ノ池の放射線量は、
0.19マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]~
0.08マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]。
御嶽山で五ノ池だけが、
0.08マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]だった。
ほかは、0.09マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]。
摩利支天岳(2,959メートル)。
狭くて急な頂上には、こわごわと登り、そろそろと下りる。
風が強いから、飛ばされないように、岩にしがみつくようにして。
サイノ河原に向かうと、行者に行き会う。
行者は杖を置き、「ほら貝」を腰から取り出して、吹いてくれた。
「ブウォー、ブウォー、ブウォー」
と、腹に響いた。ありがとうございます。
お鉢巡り。
霧の中、ライチョウの親子が姿を見せてくれた。
ライチョウは長野県の県鳥である。
ひょこひょこと動き回る子と、岩の上で子を見守る母親。
ライチョウは、黒に白が混じって、あたりの岩と同じ保護色。
ライチョウは、季節の変化によって色が変わり、冬は雪と同じ白。
ライチョウの親子を見ることができたのは、ごほうびだ!
霧と雨の中、けわしいコースを登ってきたのだから、
このあとライチョウは、岩を下りて、草をついばんでいた。
人に気づいてはいるが、逃げようとはしない。
剣ヶ峰(3,067メートル)。
御嶽山の頂上、剣ヶ峰の放射線量は、
0.19マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]~
0.09マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]。
時刻は朝の10時1分(2011年8月18日)で、
被曝量の累積は、203.2マイクロ・シーベルト[μSv]である。
前日の登りはじめの六合目、朝の9時54分(2011年8月17日)、
被曝量の累積は、199.8マイクロ・シーベルト[μSv]だったから、
御嶽山でのほぼ1日の被曝量は、
203.2-199.8=3.4マイクロ・シーベルト[μSv/d]になる。
1日24時間の差が7分あるから、補正すると、
3.38マイクロ・シーベルト[μSv/d]になる。
松本の1日の被曝量は、直前5日の平均で、
3.16マイクロ・シーベルト[μSv/d]だったから、
御嶽山の1日の被曝量、3.38マイクロ・シーベルト[μSv/d]は、
0.21マイクロ・シーベルト[μSv/d]、7%ほど高いレベルである。
御嶽山登山のために、外にいる時間が多いことによる。
八合目まで降りてきて、御嶽山を振り返る。
中央奥は山頂、左は九合目の石室山荘。
霊峰、御嶽山の毎時の被曝量は、
0.19マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]以下だった。
そして、御嶽山の1日の被曝量は、
3.38マイクロ・シーベルト[μSv/d]だった。
これは、松本で生活するレベルを上回るが、
御嶽山登山では、山小屋に泊まる以外は、
早朝から1日中、外にいたためである。