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『さよなら、僕のマンハッタン』(映画メモ)

『さよなら、僕のマンハッタン』(2017年、マーク・ウェブ監督)

映画の原題は、サイモン&ガーファンクルの歌"The Only Living Boy in New York"に由来しており(映画でも流れる)、作りもスタイリッシュである。

大学を卒業したトーマス(カラム・ターナー)は、これといった特徴のない普通の若者。ニューヨークで出版社を経営するダンディな父親に劣等感をもっており、自分が書いた小説にも自信を持てない

しかし、同じアパートに引っ越してきた謎のおじさん・ジェラルド(ジェフ・ブリッジス)と知り合ってから、徐々に行動力を見せるようになり、ついに父親の愛人をも奪おうとする、というストーリー。

やはり、「おまえならできる」といってくれる存在は大きい。

メンターの支援を受けてエディプス・コンプレックスを乗り越えるというシンプルな筋立てだが「観てよかった」と思った。






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神はわたしたち一人一人から遠く離れてはおられません

神はわたしたち一人一人から遠く離れてはおられません
(使徒の働き17章27節)
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『世界にひとつのプレイブック』(映画メモ)

『世界にひとつのプレイブック』(2012年、デヴィッド・ラッセル監督)

躁うつ病のパット(ブラッドリー・クーパー)は、妻の浮気現場を目撃してブチ切れ、精神病院に強制入院させられる。8か月後に退院するものの、妻ニッキ―(ブレア・ビー)への想いは募るばかり。しかし、接触禁止令のため会えず、たびたび大騒ぎを起こして、同居する両親に迷惑をかけてしまう。

そこに現れたのが、警察官の夫を事故で亡くしたティファニー(ジェニファー・ローレンス)。彼女と組んでダンスイベントに出場することになるパットだが、彼以上にハチャメチャなティファニーに振り回されながら事態が進展するというストーリーである。

病気を抱えながら頑張るものの空回りしてしまうパットが、同じく病気を抱えるティファニーと出会って、ヤバイことになりそうなのだが、なぜかフィットしてしまうところが面白い。

人と人には「相互補完性」のようなものがあるこに気づかせてくれる映画である。

ちなみに、パットの父親役がロバート・デニーロなのだが、やっぱり上手かった。

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