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『世界にひとつのプレイブック』(映画メモ)

『世界にひとつのプレイブック』(2012年、デヴィッド・ラッセル監督)

躁うつ病のパット(ブラッドリー・クーパー)は、妻の浮気現場を目撃してブチ切れ、精神病院に強制入院させられる。8か月後に退院するものの、妻ニッキ―(ブレア・ビー)への想いは募るばかり。しかし、接触禁止令のため会えず、たびたび大騒ぎを起こして、同居する両親に迷惑をかけてしまう。

そこに現れたのが、警察官の夫を事故で亡くしたティファニー(ジェニファー・ローレンス)。彼女と組んでダンスイベントに出場することになるパットだが、彼以上にハチャメチャなティファニーに振り回されながら事態が進展するというストーリーである。

病気を抱えながら頑張るものの空回りしてしまうパットが、同じく病気を抱えるティファニーと出会って、ヤバイことになりそうなのだが、なぜかフィットしてしまうところが面白い。

人と人には「相互補完性」のようなものがあるこに気づかせてくれる映画である。

ちなみに、パットの父親役がロバート・デニーロなのだが、やっぱり上手かった。

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