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経営幹部育成

大和ハウスでは、将来の経営幹部育成を目的として「大和ハウス塾」と名づけられた会議(研修?)を月に1回開いているという。

参加者は、営業、設計、経理などの各部署から選ばれた40代後半の社員60名。異なる部門の専門知識を教えあうと同時に、新規事業の計画や既存事業の改革案をまとめて経営陣に提出する。

会長や社長も定期的に参加し、人材を見極める。

こうした試みは大切だと思うが、GEなどのリーダー選抜方法と比べると、気になる点もある。それは年齢だ。

経営幹部として必要な経験を積ませるには、30~40代は大事な時期。40代後半の人材から幹部候補を選ぶとなると、その時期を過ぎていることになる。

日本企業の実情を考えるとわからないこともないが、せめて10年早めて、30代後半の人材を選抜した上でこうした試みをしたらどうかと思った。

出所:日経産業新聞2008.8.25
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