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昨日の自分を超える

15歳でローザンヌ国際バレエコンクールでローザンヌ賞を受賞し、アメリカン・バレエ・シアターのソリストとなった加治屋百合子さんはがバレエを始めたのは8歳のとき。

「特別、バレエは好きではなかった」という加治屋さんだが、「練習すればうまくなる」ことに中毒になったという。

そんな加治屋さんは、自らの持論を次のように語っている。

「常に思っているのは、今日の自分は、昨日の自分と一緒ではいけない。同じ役をやったとしても、前と一緒だったら悪くなっている証拠。常に上をめざし、努力するようにしています。」

熟達した人には、「面白いか始めた」というケースと、「やっているうちに面白くなった」という二つのケースがある。加治屋さんは、典型的な後者のケースだ。

それにしても、「昨日の自分を超えているか?」と問われたら、みなさんはどう答えるだろうか?

僕はそこまでストイックではないが、少なくとも「昨年の自分を今年は超えたい」と思う。

出所:「昨日の自分を超えて行く:加治屋百合子」VISA.2010(Nov.), No.450, p.14-17.
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