宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

進化する保湿クリーム(続き)

2013年12月15日 08時22分31秒 | スキンケア
大学通りの落葉が進み、すっかり遠くまで見通せる風景になりました。
秋が去っていきちょっとさみしいです。
私は秋が一番好きなので。

いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
昨日ある患者さんから
「ブログを読みました。のびの良い保湿クリームを処方してください。」
といわれました。
素早いリアクション、驚きとともに、うれしかったです。
素肌の保湿ケアに関心が深まることは、とても良いことです。
なぜなら、乾燥肌はほとんどすべての皮膚病に悪い影響を与えるからです。
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹、手荒れ、異汗性湿疹、乾癬、掌跡膿疱症、化粧品かぶれ、ニキビ、トビヒ、イボ、水いぼ・・・・・さまざまな疾患に、原因あるいは悪化要因となるのです。
ですから、正しい保湿ケアは、治療と予防の両方にとても重要です

さて。
当院では、さまざまなタイプの保湿クリーム、ハンドクリーム、顔のクリームを処方しています。
その方の疾患、年齢、性別、そして性格にもあわせて処方します。
なぜ、性格??・・・・・と思われますよね。
それは。
塗るのをめんどくさがる若い男性や、仕事で忙しく時間が無いという方などは、ゆっくりと丁寧に塗るとか、まめに塗るとかができません。
そういう方のために、のびが良く素早くぬれるタイプを作っています。
さ~っと塗れるタイプとか、のびの良いやつとか、クリーミーなもの・・・・などとおっしゃってください。
一方、ちょっとだけのびが悪いものの、しっとり感が強いタイプもあります。
これは、塗り方にコツがあり、このコツをつかめばしっとり感はとても強いので、まめな方や塗り慣れている方に向いています。
ちなみに私はこのしっとりタイプがマイブームです。

どんだけ凝り性なんだよ
あ、これは、自分へのつっこみです。
私は、何でも凝り性ですね。
趣味でも、大学での研究でも、のめり込む時期が長いタイプです。
保湿ケアのことはお任せください。
お気軽にご相談くださいね

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