若いシェフが一人で切り盛りする話題の店『ラ・ボンヌ・ターシュ』に誘ってもらったので行ってきました。ちまたでは、赤ピーマンを使ったムースが評判になっているようですが、メンソール的には香辛料の使い方にも特徴があるように感じました。残念ながら、その画像がないというか、撮影するのを忘れたみたいなんですが…。(^^;)。
グランド・オープニングは2013年07月らしいですから、まだ2年ほどの新しい店です。入り口を入ると、4名程度のテーブル席があるんですが、シェフが1人で切り盛りしていることもあるのか、使用しておらず、テーブル8席のみになっているようです。
さて、こちらが何かと有名な赤ピーマンのムースです。ちょっと接写しすぎたので、おいしさが余り伝わってこないかもしれません。下に敷かれているソースはトマトを使ったものなんですが、そちらの酸味の方がさわやかで印象に残りました。しかもトマト独特の青臭さはありません。
実はこのあとの料理は、サーモンのスモークだったんですが、何をぼけっとしていたのか、写真を撮り忘れました。スモークはいわゆる瞬間スモークで、30秒ほどで完成させるものです。その後、スロー・キュイッソンしたのかと思ったんですが、ロースターであぶってサーモンの脂分が溶ける程度にまでに温度を上げただけで、低温調理したのではないとのことでした。食べると、口の中で薫香が広がり、そのあとでサーモンの脂身を感じる感じです。実に丁寧な仕事です。ここにちょっとした香辛料がかけられていて、山椒だと思ったんですが、確認してみると、白胡椒、コリアンダー、カルダモンを混ぜたものを直前に引いているとのことです。香辛料は全部そろってるし、空いているミルもあるし、ちょいと試してみたいと思ってます。
次は、コースには含まれていないんですが、シェフからのおすすめがあったので追加してみたものです。ムール貝とブロッコリーのスープです。ただ、単にあっさりと言うだけではなく、隠し味にパスティスが使われていて、さわやかな味わいが演出されています。
魚料理は、あこうです。下に敷かれているのはキャベツ。周りにちりばめられているのはさいころカットされたトマトと安納芋です。画像で見て分かる通りで、皮目はぱりぱりに焼かれていて、歯触りが良いです。それに対して、ソースの方はバター、クリームを控えたあっさりとした仕上がりになってます。そのあたりが、フランス人に比べて乳製品の摂取量が少ない日本人の好みに合っているのかもしれません。メンソール的には、昔ほどではないにしろ、やはりクリームこってり、バターたっぷりのフレンチが好きですが…。
肉料理ですが、イノシシです。右側にある色の違うものは、煮込んだもので、シチューのように口の中で崩れていきます。対して焼き上げたものは、しっかりとした歯ごたえと、飛び出してくる肉汁がワイルドな感じになっています。
デセールですが、ガトーショコラとバニラのアイスクリームです。ガトーショコラはしっかりとした重い目の食感なので、バニラアイスクリームと交互に食べるのが良いようです。
最後はコー日で〆。
メンソール以外にも二組のゲストがあったんですが、サービスも含めてシェフが1人だけでやっているにしては、料理やドリンクのサーブについてはそれほど遅いと感じるものではなく、満足のいくものでした。料理の特徴としては、バターやクリームを控えめにしてオイルや牛乳を使い、軽めに仕上げて日本人の嗜好に合わせたものだと思います。仕上げにオイルをかけてくれるので、イタリアンに見えたりします。
カウンター席ですから、調理している様子がすべて見て取れるんですが、静かです。シェフも寡黙な方なので、本当に静かに時間が流れていきます。
(店 名) ラ・ボンヌ・ターシュ
(ジャンル) フレンチ
(所 在 地) 大阪市北区西天満4-1-8
(電 話) 06-6312-1777
(営業時間) 18:00-23:00
(定 休 日) 日曜日
(料 理) お任せコース(5,000円)
(席 数) カウンター8席。
(予 約) ベター
グランド・オープニングは2013年07月らしいですから、まだ2年ほどの新しい店です。入り口を入ると、4名程度のテーブル席があるんですが、シェフが1人で切り盛りしていることもあるのか、使用しておらず、テーブル8席のみになっているようです。
さて、こちらが何かと有名な赤ピーマンのムースです。ちょっと接写しすぎたので、おいしさが余り伝わってこないかもしれません。下に敷かれているソースはトマトを使ったものなんですが、そちらの酸味の方がさわやかで印象に残りました。しかもトマト独特の青臭さはありません。
実はこのあとの料理は、サーモンのスモークだったんですが、何をぼけっとしていたのか、写真を撮り忘れました。スモークはいわゆる瞬間スモークで、30秒ほどで完成させるものです。その後、スロー・キュイッソンしたのかと思ったんですが、ロースターであぶってサーモンの脂分が溶ける程度にまでに温度を上げただけで、低温調理したのではないとのことでした。食べると、口の中で薫香が広がり、そのあとでサーモンの脂身を感じる感じです。実に丁寧な仕事です。ここにちょっとした香辛料がかけられていて、山椒だと思ったんですが、確認してみると、白胡椒、コリアンダー、カルダモンを混ぜたものを直前に引いているとのことです。香辛料は全部そろってるし、空いているミルもあるし、ちょいと試してみたいと思ってます。
次は、コースには含まれていないんですが、シェフからのおすすめがあったので追加してみたものです。ムール貝とブロッコリーのスープです。ただ、単にあっさりと言うだけではなく、隠し味にパスティスが使われていて、さわやかな味わいが演出されています。
魚料理は、あこうです。下に敷かれているのはキャベツ。周りにちりばめられているのはさいころカットされたトマトと安納芋です。画像で見て分かる通りで、皮目はぱりぱりに焼かれていて、歯触りが良いです。それに対して、ソースの方はバター、クリームを控えたあっさりとした仕上がりになってます。そのあたりが、フランス人に比べて乳製品の摂取量が少ない日本人の好みに合っているのかもしれません。メンソール的には、昔ほどではないにしろ、やはりクリームこってり、バターたっぷりのフレンチが好きですが…。
肉料理ですが、イノシシです。右側にある色の違うものは、煮込んだもので、シチューのように口の中で崩れていきます。対して焼き上げたものは、しっかりとした歯ごたえと、飛び出してくる肉汁がワイルドな感じになっています。
デセールですが、ガトーショコラとバニラのアイスクリームです。ガトーショコラはしっかりとした重い目の食感なので、バニラアイスクリームと交互に食べるのが良いようです。
最後はコー日で〆。
メンソール以外にも二組のゲストがあったんですが、サービスも含めてシェフが1人だけでやっているにしては、料理やドリンクのサーブについてはそれほど遅いと感じるものではなく、満足のいくものでした。料理の特徴としては、バターやクリームを控えめにしてオイルや牛乳を使い、軽めに仕上げて日本人の嗜好に合わせたものだと思います。仕上げにオイルをかけてくれるので、イタリアンに見えたりします。
カウンター席ですから、調理している様子がすべて見て取れるんですが、静かです。シェフも寡黙な方なので、本当に静かに時間が流れていきます。
(店 名) ラ・ボンヌ・ターシュ
(ジャンル) フレンチ
(所 在 地) 大阪市北区西天満4-1-8
(電 話) 06-6312-1777
(営業時間) 18:00-23:00
(定 休 日) 日曜日
(料 理) お任せコース(5,000円)
(席 数) カウンター8席。
(予 約) ベター