大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

ピストロ・ル・ピシェ(ハーブ&フレンチ/肥後橋)

2007年07月29日 00時52分40秒 | フレンチ
 グランド・オープン時から気になってはいた店。メンソールの立場からすると、かなり行きやすい立地条件であるにもかかわらず、なかなか行けなかったんだけど、そのままにしておくといつまでも行けないので、思い切ってエイッ、ヤーッで行ってきた。気になっていた店ではあるんだけど、ブログとかを見てみると比較的ネガティブな内容のものが多かったように思う。なので、余計に行ってみたい気持ちが強まってきてて、それがついに頂点に達して爆発したような感じ。メンソールは、いろいろな店のレポートを書いてるけど、すべて書いてるわけではない。理由は、味が期待はずれだった、サービスが期待はずれだった、内装が期待はずれだったとかいろいろあるんだけど、そうした店のレポートを書こうとして、その店であったことを思い出したりすると、再び腹が立ってきて、胸くそが悪くなって来たりする。要は、食事中に感じた不快感を思い出すことによって、それを追体験してしまうので、そうした店のレポートは書かない。逆に、ネガティブなことが書いてあるということは、不愉快な思いもしたけど、それ以上の楽しい体験をしたはずだと思うからで、また、その店の今後に期待してあえて苦言を呈しているからだと思えてしまうので、本当に嫌いで二度と行きたくない店なら、ブログなんか書かないはずだと思ってるところがあるので、メンソールが気になっている店で、まだ行っていなくて、ネガティブなブログを見つけたりしたら行ってみたくなったりする。

 さて、メンソールの記憶では、17:30オープンだと思っていたので、17:30に店に到着できるようにすべての段取りをつけてから予約電話したら、18:00オープンだと言われてしまった。まっ、これは仕方ない。17:50くらいまで時間をつぶしてたら看板が点いたので、扉を開けたら席に案内されて、メニューを渡され、内容の説明をしてくれた。オーダーテイクは18:00からと言うことらしい。メニューを長めながら今日の料理構成を決める時間というのは、ある意味料理を楽しむ中で一番のウェイトを占めると言ってもいい。大人数で予約するとコース料理になってしまって、こうしたことで思い悩むことがない。この感覚はちょっと忘れてた
な。

 魚系でハーブを聞かせたライト系のフレンチというのが、店に行くまでのメンソールの印象だったんだけど、小鳩のローストとか茶美豚のパテとかのスタンダードなフレンチが多い。味付けもフルムダンベールを使ったものがあったりして、それほどライトじゃないのかもしれない。

 メインの肉料理は三種類用意されてたんだけど、メンソールは反射的に小鳩のローストをオーダーした。ちなみにコースはAコース(3.580円)とBコース(4,850円)、それとシェフのお任せコース(6,000円)がある。AコースとB円のコースはプリフィックススタイルになっていて、Aコースの場合、アミューズ、前菜、スープ、メイン、デザート、コーヒーが付く。アラカルトで頼むよりもかなりお徳。Bコースの場合は、メインに加えて魚料理も付く。

 一皿目のアミューズはキッチュ、前菜は茶美豚のパテ。かなり濃厚な味わいでワインが進む。魚料理は鰺で、メインの小鳩。鳩独特の味はあるけど、それほど癖はないので、ジビエが苦手でも食べやすいかも。

 内装は、可愛い系なので女性客が大半を占める。パンは自家製ではないらしいが、自家製ハーブバターと無塩バターが付く。ウェイトレスはフレンドリーで対応はいいし、料理もスタンダードで王道で、否定的な要素は何一つない。あるとすれば、店内にハーブの小鉢がいくつかレイアウトしてあって、そのせいか小羽虫が多いことくらい。ブログでは、ランチの記事が多いので、ランチとディナーでは違うかもしれないけど、ディナータイムはいい感じだと思う。



(店  名) ビストロ・ピシェ
(ジャンル) フレンチ
(所 在 地) 大阪市西区京町堀1-11-3 園部ビル一階
(電  話) 06-6444-1170
(営業時間) 11:30-14:00、18:00-21:30
(定 休 日) 日曜日
(ウ ェ ブ) http://www.k3.dion.ne.jp/~pichet/index.html



コメント

ゴルカバザール(ネパール料理/上六)

2007年07月28日 00時38分07秒 | エスニック
 平井堅に似たマスターがいると評判の店。メンソールは、羊肉が好きなので、羊肉を食べに行った。カウンター飲みの店で、以前は立ち飲みバーだったらしい。

 ビールを飲みながら、メニューを見てるとモモがあったので、速攻オーダー。モモと言っても桃ではなくてモンゴル風の餃子。それからアチャールも見つけたので、こちらも速攻オーダーした。アチャールというのは説明が難しいんだけど、野菜などをスパイスや酢と一緒にマスタードオイルにつけ込んだもの。わかりやすくいうとスパイスを使ったピクルスのようなもの。カレーの付け合わせとして使うことが多いらしいですけど、メンソールはこれをアテにしてビールを飲むのが好きだったりする。

 軽く飲んで食べてで2,000くらい。早い時間はハッピーアワーになってて、わいコインプレートがある。これはサラダ、アチャール、モモ、チキン、マトン・シェクワなどを盛り合わせにしたものでかなりお徳。


(店  名) ゴルカバザール
(ジャンル) ネパール・バー
(所 在 地) 大阪市中央区高津1-2-16
(電  話) 06-4304-1608
(営業時間) 18:00-26:00
(定 休 日) ?
(ウ ェ ブ) 

コメント (1)   トラックバック (5)

萬野ホルモン舗(焼き肉/上七)

2007年07月28日 00時03分09秒 | 
 食べたことのないレアなホルモンが食べたくなって…、というのは、日本語としてちらりおかしいかな。で、ホルモンだけで30種類の品揃えを誇る『萬野ホルモン舗』へ。前回『ティファーナ』に行ったときに目をつけてた。予約は取ってくれないので、メンソールの得意技、開店と同時に飛び込むという裏技を使いたかったんだけど、いろいろあって到着できたのが17:30。17:00オープンなんだけど、すでに一階のカウンター席は満席、二階にある八人掛の円卓で相席という形になってしまった。八人掛なんだけど、実際に八人座るとかなり狭い。手元には取り皿があるし、これからや苦肉のさらが二枚も並ぶともうどうしようもない。メンソールの手元にはチシャもあるしキムチ盛り合わせもあるし。すかさずウェイトレスが、サイドデスクを出してくれる。サイドデスクと言っても、子供用の椅子みたいな感じ。それでも、皿置きとかにはなる。

 メンソールは、食べたことがないアイテムを優先的にオーダー。定番のハラミ、まる腸、ツラミ、赤センマイから始めて、サガリという別名を持つビワハラミ、ハラミズスジ。これは、ハラミのスジで、見た目は真っ白で、コリコリのような感じ。細かい包丁仕事がしてあるけど、かなり堅い。メンソールは、常に歯と咀嚼筋は鍛えてるけど、それでも辛いくらいに堅い。それからカッパ。これは背中にある赤色の肉なんだけど、これまた堅い。しっかり包丁仕事はしてあるけどね。普段柔らかいものしか食べてないと無理かも…。

 焼き方はタレ焼き、塩焼き、素焼きの三種類がある。メンソールは全部素焼きで食べてみたけど、確かに素焼きの方が素材そのものの味がわかるように思う。店長のお薦めは素焼きでダシ醤油らしいけど、ウェイトレスが素焼きを出し忘れてくれたので、リクエストした。ダシ醤油は意外と塩分が強いので、メンソール的には素焼き&塩が好みかも…。あと、八人掛テーブルだとランプが一つしかなくて、メンソールが座った位置からでは焼き具合がよく判らなかった。照明については改善してほしいかも…。二階席にも、ちゃんとウェイトレスは張り付いてくれてるんだけど、見あたらない場合は二階から小石を落とすシステムになってる。なかなか面白い。




(店  名) 萬野ホルモン舗
(ジャンル) 焼き肉
(所 在 地) 大阪市天王寺区上本町7-2-3
(電  話) 06-4305-1110
(営業時間) 17:00-22:30
(定 休 日) 不定休
(ウ ェ ブ) 予約不可
コメント

VERDURA(野菜専門イタリアン/天二)

2007年07月22日 10時59分31秒 | イタリアン
 大胆にもランチのみ営業するいイタリアン。で、見つけにくい。見つけにくい理由としては、メディアで紹介されている地図が判りにくいと言うことと、夜は店の名前が変わるので、ランチタイム以外に探しに行っても絶対見つけられないことがある。そして、大胆にも野菜料理のみを供してくれる。しかも、このあたりのランチ価格としては高い目の1,500円の値段設定となれば、行かねばということで、行ってきた。店を探すこと20分。11:30オープンだと思っていたら、12:00オープンだったので、オープンまで待つこと20分。で、やっと入れた。

 12:00少し過ぎに入ったにもかかわらず、すでに二組の客が入っていた。メンソールは一人だったのでカウンターへ。すでに二組入っているので、メンソールの料理が出せるのは12:40頃だという。この店のランチを食べるのが目的で来てるので、とりあえずOKを出す。で、グラスワインをオーダーして時間をつぶそうと考えたんだけど、ちょっとこのワインはいかんかったように思う。カウンターテーブルに置かれていたワインボトルを開けてくれたように思えたんだけど、ちゃんとストッカーに入れとかんとあかんでしょう。ちょっとえぐい酸味があったので、一口テイスティングしただけで飲まずに残した。このワインは、開栓したときにウェイトレスもテイスティングしたんだけど、判らんかったんかなぁ…。

 12:38頃に、一口サイズのスープが運ばれてくる。カボチャのスープなんだけど、カボチャの皮部分も使われているようで、実と皮の味が混然となっているのが楽しめる。で、先に来ている客たちにスープが出されたのが12:20頃なんだけど、ちょっとサービング遅すぎないか?。この店は予約必須じゃないけど予約ベターな店で、12:00にいた二組は12:00で予約した客だと思うんだけど、ランチは一種類しかないのに、12:20分なんか?。しかも、12:00-13:00はシェフ一人、ウェイトレス一人の構成なんだけど、12:40時点で、客は四組入ってて、メンソール以外は家族連れとかカップルとかなんだけど、13:00からもう一人スタッフが入るんだけど、おかしくないか?。なぜ12:00から万全の体制で臨まないんだ?。12:00から客が入ることは判ってたんとちゃうの?。

 さて、二皿目がプレーンピッツァのトマトソース添え。なぜ、シンプルにトマト味のピッツァにしないんだろうと思ったんだけど、これは食べてみたら判った。プレーンピッツァの方は、ブルーチーズの味も効かせた、一件ナンにも見えるようなフワフワ感のあるのも。添えられているトマトソースの方はサラサラのものなので、これをピッツァに乗せると、ピッツァがトマトソースを吸い込んでしまってフワフワ感が失われてしまうんだろうと思う。トマトソースの中にはポーチト・エッグもあって、トマトソース自体は酸味がきいていて、見んとが聞いていてさわやかな感じの中で、タマゴのボリュームや濃厚さがいいバランスになってて、それがまたピッツァとのフワフワピッツァといい関係を築いているように思う。

 次がメインの野菜料理。使われていたのは、赤オクラ、ティンカーベル、赤葉大根、インカのめざめ、バナナピーマン、ベゴ葉、スベリヒユが千葉産。あとは水茄子(泉州)、満願寺とうがらし(京都)、ベビーリーフ(福岡)、宝楽シシトウ(奈良)、トマト(宮崎)、ズッキーニ(京都)、毛馬キュウリ(大阪)、オクラ(大阪)。さすがに記憶はできなかったので、控えてきた。水茄子なんて生で食べるしかないと思いこんでたけど、軽くソテーしたような感じで食べるのもグッドだと思う。野菜たちは、焼く、煮る、挙げるなどの料理法が駆使されていて、それぞれの味を楽しむとともに、それぞれの料理法を楽しむこともできる。

 コースには、デザートと食後のコーヒーが付く。この日のデザートは、リコッタチーズの蜂蜜がけ。コーヒーの方はドリップコーヒー。厨房がそれほど広くないので、エスプレッソマシンとかは置いてなかった。たぶん、ワインストッカーとかもないのかもしれない。

 ちなみに、夜は店名も経営者も変わる。こちらの方は古くからあるので誰でも知ってると思うので、店名は『TEMJIM prop』ね。



(店  名) VERDURA(ヴェルドゥーラ)
(ジャンル) イタリアン
(所 在 地) 大阪市北区天神橋2-1-24
(電  話) 06-6919-4444
(営業時間) 12:00-15:00。売り切れ御免
(定 休 日) 月曜日
(補  足) 予約が好ましい



コメント

あたらし(鴨料理/中央区)

2007年07月14日 22時53分10秒 | ジャパニーズ
 世間一般では、土用の丑の日に鰻を食べるんだけど、大阪ではアヒルのすき焼きを食べるのが伝統的な習わしなんだということは別のメールで書いた。
 
 と言うことで、メンソールは中央区にあるかも料理専門店の『あたらし』へ。コースメニューとしては鴨鍋、鴨美杉焼、鴨すき焼きがあり、それぞれをメインとしたコース料理もある。伝統に従えばすき焼きをオーダーすべきなんだけど、実はメンソールは、あまりすき焼きが好きではない。なので、シンプルに味わえる美杉焼をオーダーした。信楽焼の瓦の上で鴨肉を焼くもので、瓦の盛り上がった両サイドで肉を焼く。すると脂分が中央の凹んだところにたまるので、そこで、野菜を焼くという感じのもの。山形の鉄板で羊肉を焼いて、周囲の溝にたまる脂で野菜を焼くというジンギスカンと似たような考え方だな。

 突き出しは、なすびの煮浸し。これに鴨のミンチを使った田楽味噌が合わせてある。最初の一品としては清涼感も抜群で、肉の方も味噌味なので、あまり鴨肉を意識しなくてもいい。滑り出しとしては好調かもしれん。最初に気に入らなかったところを書いとくと、酒類はもっと充実させてほしい。鴨肉ならワインもそろえておいてほしいと思う。いや、ワインはあるんだけど、ボトル、ハーフボトルかもしれんシミにボトルかもしれんのだけど、1,000円のワインはオーダーしようとは思わん。せめて、グラス1,000円のワインを置いてほしい。日本酒も、もう少し種類があるとうれしい。

 二品目が、変わり三種盛りかな。昆布〆にしたもも肉、ゼリー寄せ、ニンニク&醤油を効かせたキモ、どれも酒のアテにぴったりなので、逆に酒類の取りそろえが貧弱なのが惜しい。昆布〆はちょっと〆すぎな様な気がする。

 次が造り盛り合わせ。こころ、白キモ、ささみ、ズリの四種類。あじさいの花があしらってあってきれいだ。味の方は、あれ、こんなもんなんかなと言う感じ。

 次が椀もので、鴨饅。鴨の饅頭仕立て。続いてが、メインの美杉焼となる。美杉焼の肉は、もも肉とキモ。他は椎茸、人参、コーン、玉葱、もやしなどの野菜類。ちょいと野菜が多すぎるような気がしないでもない。もっと鴨肉を食べたい気もするが…。漬けダレは独特のもので、柑橘系の香りが良く効いている。だからといって、酸味が主張するわけではない。あとは大根おろしのようだけど、大根おろしじゃないと思う。すり下ろし玉葱だとメンソールはにらんでるんだけど、
違うかな…。

 その後は、赤身を細巻きにした鮓。ええい、巻きずしを作るときは海苔を炙ってパリパリにせんかい。ま、鮨屋じゃないから堅いことは言わんとこ。次が、鴨蕎麦。う~ん、ちょっとダシが弱いかな。ま、蕎麦屋とちゃうから堅いことは言わんとこ。最後が和風のデザート。

 帰りには、おみやげを持たせてくれるんだけど、これが鴨の炊き込みご飯。メンソールは一人暮らしなんで、これを持って帰っても食べてくれる人はいないんだけどな。で、ここで鴨料理を堪能したのに、できたら今日中に食べてくださいと言われてもなぁ…。ちょっと困るかな。一人暮らしには行きにくい。あるいは、予約の時点で辞退すべきかな。その分、料理に回してくれとか…。



 最後に一言。店には座敷席が三つあるんだけど、一番奥の部屋は子供たちの部屋になってる。夜の営業時間中は、子供たちはその部屋で過ごしてるわけだな。で、テレビを見ながらご飯を食べてたりする。それを見てると、こっちが切なくなってきて、メンソールの相手なんかしとらんと、子供たちの相手をしたってくれ、と女将に言いたくなってくる。ちらり涙が浮かんで食事を味わうどころじゃない。たぶん、ディナータイムではなくてランチタイムが主体の店なんだろうと思う。メンソール以外に客はおらんかったし、ちょいといっぱいと言いつつ鴨鍋を一人でつつくのは辛いもんがあるし、鴨は鶏ほど万人向けの食材じゃないからな。実際のところ、子供たちにとってみれば、夕食時に親が同席しないという状態は否が応でも受け入れなければならないことなので、それほど悲しいとか辛いとか言った感情はないように思う。事実メンソールがそうだったし。強がってたのかもしれないけどね。中崎町商店街にも、子供たちが客席に出てくる店があるけど、そこの子供たちはおおらかだ。個室がないからだと思うけど、テーブル席で宿題してたりするし…。あと、北浜近くにあるモンゴル料理店でも女の子が出てくるけど、可愛いんだな。

 このあたりは、賛否両論があると思う。家族でやってるような店で、小学生くらいの子供たちが料理運びとか手伝ってる店も知ってる。それに対して文句はない。でも、手伝うでもなくうろうろされるのはなぁ…、と思う。でもなぁ…。これは本当に難しい。でも、客の立場からすると、食事をする気を失ってしまうと言うこともあり得る。そうなると二度とその客は来ないだろう。難しい。




(店  名) あたらし
(ジャンル) 鴨料理
(所 在 地) 大阪市中央区瓦町4-4-14 日宝ニュー本町ビル二階
(電  話) 06-6229-7088
(営業時間) 11:30-14:00、17:00-22:00
(定 休 日) 日祝
(ウ ェ ブ) http://www014.upp.so-net.ne.jp/atarashi-kamo/

P.S.
 土用の丑の日にウナギを食べるというのが習慣となっている。これにはいくつ仮説があるんだけど、エレキテルで有名な平賀源内が、夏に売り上げの落ちる鰻屋からアドバイスを求められ、丑の日に「う」の付くものを食べると暑い夏を乗り切れると言い出したからと言う説が一番有名だと思う。「う」の付くものだから、別に鰻でなくても「うどん」でも「うさぎ」でもいいと思うんだが…。
 
 ちなみに土用というのは、陰陽五行説、要は世界のすべてのものは木火土金水の五元素からできているという考え方から来ている。春が木、夏が火、秋が金に割り当てられていて、土は季節の変わり目を支配することになってる。従って、土用は一年に四回あるんだけど、初夏の土用を指すのが一般的になってしまった。
 
 ところで冒頭にもあるように、鰻は産卵を控えた秋口に脂が乗って旨くなるが、初夏の鰻は痩せててあまり旨くない。だから、鰻屋は夏に売り上げが落ちるわけで、それを打開するために平賀源内にアドバイスを求めたという流れになる。
 
 さて、大阪では、夏にはアヒルを食べるのが習慣になってた。もう少し正しく言うと、家鴨のすき焼きを食べていたらしい。大阪はその昔ほとんどが湿地帯で、福島あたりはレンコン畑があった。なので、河内の泥田アヒルとか言われてたらしい。ちなみに河内というのは、門真市あたりから松原市あたりまでのエリアを指す言葉。レンコン料理専門店もあったんだけど、今はなくなってしまったと思う。梅田あたりも湿地帯で、田圃があったんだけど、それを埋め立てたことが地名の由来となってる。だから元々は梅田ではなくて埋田と言ってた。埋田が梅田になったのは、天満宮の境内にある梅からもらったとか…。
 
 脱線したけど、大阪市内には田圃や畑がたくさんあって、害虫駆除のためにアヒルが放し飼いにされてたらしい。アヒルは漢字で家鴨と書くことからも判るとおり、鴨を家畜化したもの。家鴨と真鴨を交配させたものが合鴨だ。
 

コメント

母(いろは)(創作京風おでん/東心斎橋)

2007年07月08日 22時49分39秒 | ジャパニーズ
 京風創作おでんの店。カウンターのみで14席くらい。

 ビールはプレミアムモルツなのでうれしい。基本的には京風薄味のダシで、カツオ、昆布、塩のみ。醤油は使っていないらしい。ただね、メンソール的には化調を感じるんだけどな。メンソールが食べたのはおでんだけではなかったので、おでんダシには使ってないのかもしれない。化調は、強烈に使ってあれば食べた瞬間に判るけど、微妙に使われると食後しばらくしてからでないと判らないので…。

 まずはシジミ。シジミは宍道湖産のもので、ほうじ茶味と大葉味の二種類がセレクトできる。メンソールはほうじ茶味をセレクトした。確かにかすかにほうじ茶の味がする。変わったところでは、トマト、ポトフをイメージしたジャガイモ、豚骨味の豚トロと言ったメニューがあるらしいが、メンソールはやはり定番ネタのスジ、大根、平天などから攻めていく。メンソールとしては、おでんの定番というか王道は練り物の様な気がしてるので…。その後、ロールキャベツ、ワカメ、菊菜など…。

 屋台などのおでんと違って、一品ごとに皿に入れられ、ダシが張られるので、ダシで腹がふくらんでしまって、なんか食べ終わったあとで満足感が得られない様な気がする。やっぱりおでんは、大皿に盛り合わせてほしい気がする。



(店  名) 母(いろり)
(ジャンル) 京風おでん
(所 在 地) 大阪市中央区東心斎橋1-14-19
(電  話) 06-6253-1680
(営業時間) 17:30-27:00、-24:00(日祝)
(定 休 日) 火曜日



コメント

オー・ガラージュ(カジュアル系フレンチ/江坂)

2007年07月08日 12時18分17秒 | フレンチ
 江坂にあるカジュアル系のフレンチの店。メンソール的には江坂は東急ハンズ裏に学生向けの居酒屋があるだけの町だと思ってたけど、更に東に移動すると、良さげな店があちらこちらに見られる。『おかずBar45°』なんかも見つけたりしたし…。

 店名のガラージュから判るとおりで、この店は元々ガレージだったらしい。床には駐車用の白線が書かれていて、スターティンググリッドの様にも見える。オープンキッチンな店なんだけど、カウンターにはロータリーエンジンが置いてあったり、カトラリーレストがボルト&ナットだったり、工具箱がカトラリー入れになっていたり、壁にはF-1マシンのミニチュアが飾られていたり、フランスのタイヤメーカーのポスターが貼られていたり、石油会社のステッカーが貼られていたり、それと並んでハモンセラーノが吊されていたりと、これでもかの演出が楽しい。どうせなら、大型モニターでF-1グランプリのレースでも流せばいいんじゃないかと思うくらい。

 店内のレイアウトは非常にあっさりしていて、喫茶店の様なテーブルと椅子で、フレンチという感じではない。金土は予約がなければ入れないほど盛況なんだそうだ。

 さて、メンソールがオーダーしていたのが3,500円のコース。コースと言ってもカジュアルなフレンチなので、4名分くらいが大皿で出されて各自が取り分けるスタイルとなっている。

 3,500円のコースの内容は、ハモン・イベリコ・ベジョータの36ヶ月熟成。ハモン・イベリコは本当にポピュラーになった。続いて、ホタテマリネのウニ添え、タコのスモークとフルーツトマト&タンポポのサラダ。タコはかなりスモーキーで、スモーキーすぎるほどで、ちらりタコの味が消されている様な気がしないでもない。それからアサリの南仏風で、こちらにはバケットが添えられている。バゲットなんだけど、クラストがパリパリのメンソール好みのもの。いわゆるフランスパンは、クラスとを食べるもんなので、クラストが柔らかいのはだめだわね。

 次が、タコとホタテのプルギニン。ポテトの舌触りが残っているのが逆にいい感じ。次がヤングコーンのロティ、サマートリュフ風味。ヤングコーンは、ヤングコーン本体を見たことがあっても、皮付きのものを見たことがある人は少ないと思う。少量のバターと塩&胡椒のみのシンプルな味付けで、トリュフが乗せられている。トリュフがヤングコーンの皮のかけらに見えるので、食べなかった人も多かったんじゃないかと思う。続いて、鯖と白インゲンのプレゼ。鯖と言えば塩焼きか煮付けと思ってると、こうした料理が意表を突いていて楽しかったりする。ここまでのメニューは魚介類のオンパレードだったので、肉料理がどれくらい出てくるかが楽しみではあったんだけど、若鶏のロティ・ディアブル風。ディアブロ風とも言って、要は悪魔風と言うこと。マスタードをきかせたソースを使う。粒マスタードの酸味と鶏肉の味がいい感じのハーモニーを奏でている。

 ここまでで八品かな。コースはこれで終わりと言うことだったので、やっぱり肉料理は食べたいと言うことで、追加オーダーする。美味しそうな肉料理はオーダーしてから40分以上かかるらしいので、ウェイトレスと相談しながら、20分ほどで用意できる仔牛フィレ肉のグラタン仕立て、ゴルゴンゾーラ風味。20分を手持ちぶさたは面白くないので、羊肉ミートソースのタリアテッレをオーダーした。
パスタはちょっと苦手なのかな?。ミートソースが羊肉というのは面白い。全然臭みはなかったし、羊肉だと気づかない人も何人かいた。そして仔牛フィレ肉。ゴルゴンゾーラ効かせすぎだと思う。肉が十分に旨いので、もっとシンプルに肉の旨みを前面に押し出す様な調理法の方が良かったと思うが…。

 コースにデザートは付いていないので、各自メニューを見ながらデザート&食後のコーヒー、紅茶をオーダーする。

 料理は、かなりテンポ良く出される。アラカルトでオーダーする場合、若干高めの価格設定の様に見えるが、ボリュームが多いので2~3名で取り分けることができて、結果的にはかなりリーズナブルに収まる。ワインの方は3,000円クラスのものから10,000円を超えるものまで幅広いラインナップ。メンソールちらり遊んで、ボルドーの白、ブルゴーニュの赤といったセレクションをしてみた。結局オーダーしたワインは4本。3,500円のコースだったので、ワインもそれに合わせて4,000程度のものを中心に選んでみた。

 メンソール的には、大人数で行くよりは少人数で言って、メニュー見ながらあれやこれや相談しながらオーダーしていくのがいい様な気がする。ウェイトレス&ウェイターのサービスはきびきびしているし元気がいいし、それこそピットで働くクルーと言った感じがしないではない。黒豚三枚肉の赤ワインに3時間50分36秒煮込みというメニューもあったりして、これはレースタイムかと思ったりも
する。今回は牛肉を食べてみたけど、フレンチなら子羊のロティとか鴨のコンフィとか鴨肉のポワレとかも食べてみたいかもしれん。他には、アフォガット「ガラージュ」ESP×3とかのメニューもあった。ESPというのは、メンソールは知らなかったんだけど、エレクトロニック・スタビリティ・プログラムと言って、車の安全装置でABS(アンチロック・ブレーキング・システム)とASR(アクセルレーション・スキッド・コントロール)を合わせた様なものらしい。



(店  名) オー・ガラージュ
(ジャンル) フレンチ
(所 在 地) 大阪府吹田市豊津町18-1 E-GATE一階
(電  話) 06-6386-5583
(営業時間) 11:00-14:00、17:00-23:00
(定 休 日) 日祝
(ウ ェ ブ) http://www.augarage.com/index.html



コメント (1)

(リニューアル)八尾蒲鉾店(蒲鉾専門居酒屋/天満)

2007年07月01日 22時41分38秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 以前紹介していた『八尾蒲鉾店(http://blog.goo.ne.jp/mint_menthol/e/6553ad20b645c98456aa1895af87365f)』が6月21日、移転してのリニューアルオープンとなった。

 大将は相変わらず元気だし、以前のカウンター8席くらいから客席数は大きく増えた。焼酎がメインなことは変わらないけど、日本酒や有機農法ワインなども取りそろえがある。



(店  名) 八尾蒲鉾店
(ジャンル) 居酒屋
(所 在 地) 大阪市北区天神橋5-1-5
(電  話) 090-4275-4351
      番号非通知は拒否されます。
      留守電には必ずメッセージを入れてください
(営業時間) 17:00-23:00
(定 休 日) 水曜日?
(ウ ェ ブ) http://www.kamabokoya.jp/


コメント   トラックバック (1)