大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

奥川(中華料理/中崎町)

2015年01月31日 19時56分51秒 | チャイニーズ
 シェフの奥川さんは、青冥の出身で、伊丹第一ホテルの中国料理『四川』の料理長をされた方です。四川料理好きのメンソールとしては、血が騒ぐものがあったので行ってきました。
 
 ビールをオーダーしたら、最初の料理が出来るまでに時間がかかるのでと言うことで出されたのがこれです。左側は牛肉の煮こごりな感じ。右側の黄色いものは、玉子焼きかと思ったんですが、林檎のドレッシングだそうです。酸味がしっかりとあって、メンソール好みだったりしました。



 
 こちらは紋甲烏賊の四川風炒め物です。画像からは分からないと思うんですが、けっこうなボリュームです。通常、中華料理だと三品くらい食べられると思うんですが、これを見た瞬間にあと一品しか無理かなと思ったりしました。四川風とあったので、もう少し辛い料理をイメージしてたんですけど、それほど辛くはないです。むしろ甘味が感じられる感じです。




 こちらが二品目の麻婆豆腐。かなり粘り気があって、こちらも辛いと言うよりは甘味を感じます。ただ、山椒はしっかりと使ってあるのは分かります。ただ、時たま痺れたりする感じで、それほど強烈な痺れ感はないです。乗せられているのは香菜です。豆腐がとても固く絞られている感じで弾力さえ感じられ、独特な食感があります。




 紋甲烏賊の料理も、麻婆豆腐もそうなんですけど、旨味が十分に感じられます。なので麻辛を期待していくと裏切られるかもしれません。マダムに豆腐の秘密を聞いてみたんですけど、シェフの腕だそうです。料理する前に、豆腐を茹でて固めていることは間違いないと思いますが…。
 
 もう少し、メニューの品数が多ければ嬉しいです。この界隈としては、ちょっと高い目の価格設定かもしれませんが、ボリュームがあるので、割高感はないです。テイクアウトが出来たので、鶏の唐揚げを持って帰ったんですが、KFCもビックリのサイズのものが入ってました。ふらりと入って、鶏の唐揚げとビールだけで十分に堪能できると思います。



(店  名) 奥川
(ジャンル) 中華料理
(所 在 地) 大阪市北区黒崎町4-10
(電  話) 06-6375-1688
(営業時間) 11:30-15:00、17:30-21:00
(定 休 日) 水曜日
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corallo 01(コラッロ・ゼロウーノ)(イタリアン/本町)

2015年01月27日 13時55分09秒 | イタリアン
 2015年、最初のイタリアンは『coRallo01(コラッロ・ゼロウーノ)』です。別のエントリーで、『レストラン・ウラ』を2015年最初のイタリアンと書いちゃいましたが、間違いです。こちらが最初のイタリアンです。
 
 今回は、招待いただいたので、メインには子羊を食べたいとだけ伝えて、メニューの構成はワインも含めてすべておまかせいたしました。
 
 さて、一皿目は前菜の盛り合わせなんですが、実はメニューには載っていません。かなり長い間、逡巡していたんですが、サービス担当者から、盛り合わせも出来ますということだったので、それでお願いしました。グラスに入っているのが明石だことジャガイモのジェノバ風。そこから左回りでカボチャのスフォルマート、鶏レバーのパテ、オニオンに隠れて見えにくいですがチコという小魚の南蛮漬けなどが盛り合わせになっています。明石だこは、しっかりとした印象的な味付けでした。



 
 二皿目がパスタなんですが、全粒粉を使ったタリアテッレです。ソースはズワイガニとブロッコリーネリーのクリーム。皿の周辺にあしらってあるのは多分ピスタチオを砕いたものです。全粒粉なので、いつもと違った歯ごたえがあるんですが、それとクリーム系のソースが良く合います。



 
 混んできたので、料理の谷間が出来ないようにとオーダーしたのが、このチーズの盛り合わせです。



 
 メインは、魚料理と肉料理を各一皿選びました。こちらは、魚料理の方。ヒラメのサルタートです。サルタートというのは、いわゆるソテーという意味らしいです。シンプルな料理法なので、ヒラメ本来の旨味を十二分に感じ取ることが出来ますし、火の入れ方もレアに近い感じです。



 
 パンは、ジャガイモが練り込まれていて、表面にはパルメジャーノが振りかけられています。チーズの香ばしさが感じられます。



 
 こちらがメインの子羊肉のモモです。ロースもあったのでどちらにするか迷ったのと、両方を少量ずつ盛り合わせに出来ないかと交渉したりもしたんですが、それは無理だということだったので、今回はもも肉です。魚料理を止めて、子羊のもも肉&ロース肉という羊肉三昧にしても良かったかなとは思うんですが、肉と魚の両方が食べられて幸せだったと思うことにします。添えられている野菜は、ルッコラ、ベビーコーン、ブロッコリーネリーをシンプルに添えただけの感じになってます。



 
 
 店はコンパクトな感じなんですが、テーブルが狭い。ほぼギリギリのサイズで、何かに引っかけたらそのままテーブルから落ちてしまう感が一杯です。あと、椅子が座りにくい。と言うか座り心地が悪い。なので、先端に引っかけるようにして座ってました。
 
 
 シェフは、長堀橋にあるウンブリア料理の『スペッロ』の出身だそうです。
 
 

(店  名) Corallo 01(コラッロ・ゼロウーノ)
(ジャンル) イタリアン
(所 在 地) 大阪市中央区久太郎町4-2-5
(電  話) 06-6210-3314
(営業時間) 11:30-13:30、18:00-23:30
(定 休 日) 日曜日(月二回?)
(席  数) 26席
(予  約) ベター
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レストラン・ウラ(イタリアン/北新地)

2015年01月26日 22時14分37秒 | イタリアン
 正直なところ、体調は万全ではなかったんですが、2015年最初のイタリアンは、北新地にあるレストラン・ウラにお邪魔しました。
 
 料理にパンを組み合わせる、料理にパンを組み込むという新しいコンセプトの料理が楽しめます。早い時間はコースのみの提供になるみたいなんですが、今回オーダーしたのは6,000円のコースです。他に8,000円のコースもあるようです。21:00を過ぎると、アラカルトでもオーダーできるらしいです。
 
 6,000円のコースの場合ですが、スープのあとに前菜3皿、パスタを挟んでメインが2皿、最後にドルチェという構成になっています。
 
 先ずはスープなんですが、新玉ねぎのポタージュです。玉ねぎの甘味が十二分に堪能できます。玉ねぎは本来、砂糖(蔗糖)なんかよりずっと甘味があるんですが、改めて玉ねぎってこんなに甘いんだということを再認識させられます。




 二皿目。前菜の一皿目はマグロのカルパッチョです。ひっさげマグロ(北海道)が使われていて、分かりにくいんですが、とろに近い脂身が十分に堪能できる部位と、赤身に近いあっさりの部位が組み合わせられているので、それらを食べ分けるのも魅力です。皿の周辺にある茶色いものは、パンを焦がして削った粉だそうですが、これが不思議とアクセントになります。




 三皿目、前菜の二皿目は穴子(徳島県)のフリットです。衣が黒いのは、竹炭を使っているからです。フリットの下に見えるのが、この料理に合わされているパンです。不りっとっはパリパリ感があって、出も中の穴子のしっとり感があってと、食感のコントラストが面白いです。



 
 四皿目、前菜の三皿目はフォアグラ(仏)のポワレ。右側の、ハンバーガー仕立てになっているものがそうです。黒いのは、こちらも竹炭を練り込んでパンを作っているからだそうです。中央のソースは、イチジクを赤ワインで煮込んで作ったもの。左側には、そのイチジクと、焦がしたパンを削ったものがあしらわれています。フォアグラ・バーガーのパンは、少ししっかり目なので、ナイフでカットしたりするのは難しいと思います。そのまま手づかみが良いでしょう。しっかり目のパンの食感と、ふわふわと言ってもいい感じのフォアグラの食感。ここでも、食感のコントラストが素敵です。左側のパンを削ったものって、あってもなくても良いような気がするんですが、フォアグラ・バーガーを食べる合間にちょっと試してみたりすると、食感がフォアグラ・バーガーのパンのものとは異なるので、意外と良いアクセントになります。新しい発見です。



 
 五皿目ですが、パスタです。リングイネが使われていて、ソースの方は本ズワイガニと紫白菜です。最初の一口では、ふんわりと、鰹だしのような和風テイストを感じたんですが、二口目からはそれはなくなっていて、ズワイガニの旨味が顔を出す感じ。この感覚、最初の一口だけ感じられて、それを確認しようとして二口目を食べても見つけ出せないというのは、何度か経験しているので、錯覚とかではないと思ってます。



 
 六皿目、メインの一皿目(魚料理)はぶり(福井県)です。ポワレです。ソースは金時人参と春菊の二種類。はっきり言って、和のテイストです。この日、体調がよろしくなかったのでアルコール系は最初のビールだけだったんですけど、もし体調が万全だったら、ワインよりも日本酒が飲みたくなる一皿でした。



 
 六皿。メインの二皿目(肉料理)は和牛(信州産)のタリアータです。画像がちょっと見にくくなってますが、皿と盛りつけの関係を取ろうとしたんですが、若干、前ピンになっちゃったみたいです。いい肉を使ってると思います。脂身の甘さがちゃんとあるんだけど、くどくない。あと二切れくらいほしかったです。



 
 七品目がドルチェですが、イチゴとカタラーナです。カタラーナはクレーム・ブリュレを冷凍したものという説明があったりしました。あれ、そうだっけ…。と、思ったりはしましたが、美味しいから良いです。



 
 あとは、エスプレッソにしましたが、コーヒーや紅茶などもセレクト出来るみたいです。


 店内は、意外とコンパクトな感じ。なので、隣のテーブルとの距離もあまりないというか、喫茶店的感覚です。メンソールは、隣の席の客が喫煙したら、席を替えてもらうか、それが無理なら退席するでしょう。喫煙が可能なのかどうかは確認はしてませんが…。

 料理は旨いです。コスト・パフォーマンスから見ても良いと思います。ちょっと年配の人たちにとっては懐かしい内装というか、若い人たちにとっては非日常というかそんな感じです。

 今回は、アルコールはビールとグラスワイン(白)しか飲んでないので、ワインリストも見てなかったりするんですが、グラスワインは、何種類か用意されているようです。日本酒はあるんかなぁ。日本酒がほしくなったのが、マグロとぶりの皿なんですが…。


(店  名) レストラン・ウラ
(ジャンル) イタリアン
(所 在 地) 大阪市北区堂島1-5-5 エスパス25 五階
(電  話) 06-6136-3533
(営業時間) 18:00-26:00(月~金)、18:00-24:00(土)
(定 休 日) 日祝
(予  算) 9,000(ディナー、フード&ドリンク)
(席  数) カウンター8、テーブル6
(予  約) ベター
(ウ ェ ブ) http://restaurant-ura.jp/
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かわず(野菜系創作系居酒屋/南森町)

2015年01月15日 17時17分16秒 | 独り言
 色々と事情があって、堀川戎へ。参拝する前には腹ごしらえということで、野菜ソムリエがいる創作居酒屋の「かわず」へ。
 
 先ずは、突き出しですが、左から、粕汁、南蛮漬け、玉子焼きです。粕汁は、少量なこともあって少し冷めているんですが、美味しかったです。玉子焼きもなかなかいい感じでした。



 
 メニューの中から人気のものを教えてくれるんですが、お勧めには逆らわず、第一人気のメニューがこれ。トマト餃子です。トマトの内側がくりぬかれていて、中にミンチ肉が入っている感じです。味は、酸味が爽やかです。餃子の種類から行くと肉餃子ですね。



 
 こちらは三番人気の大和ポークの竜田揚げ。添えられているのはニラソースと味噌ソースの二種類。折角の大和ポークを使っているんだから、もう少し下味は軽い目でも良かったんじゃないかと思ったりはしました。



 
 これは二番人気のアボカドとチキンの湯葉包みです。ソースはゴボウを使ったもので、最後はセンターのライスを崩して、混ぜて食べるのが旨いです。ただ、ソースを平皿に広げちゃうと冷めちゃうんですよね。そのあたりが惜しいかな。



 
 これは煮込み料理です。ちょいと塩辛いかな。



 
 これはトイレの中なんですが、バンサです。バンサを知らない人もいると思いますが、砂の惑星タトゥーインに住んでます。上に乗っているのはサンド・ピープルという原住民です。スターウォーズ・シリーズで出てきましたね。他にも何種類かのフィギュアが置かれています。



 

(店  名) かわず
(ジャンル) 創作系居酒屋
(所 在 地) 大阪市北区西天満5-8-12
(電  話) 06-6315-0039
(営業時間) 11:30-14:00、17:30-22:00
(定 休 日) 日曜日
(席  数) 24席(カウンター11、テーブル13)
(ウ ェ ブ) http://www.kawazu-osaka.jp/
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ダイニング木下(魚料理&日本酒/岡本)

2015年01月14日 21時40分12秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 神戸方面に用事がありましたので、その帰りに日本酒と魚料理が気軽に楽しめる店『ダイニング木下』に寄ってきました。魚貝類は、明石、淡路のいわゆる前ものが揃っていますし、日本酒も30~40種くらい揃っているようです。メニューに載っているのは20種類くらいなので、変わった酒や面白い酒が飲みたい場合は、店主に相談してみましょう。日本酒は、基本的には一合売りのようですが、ショット(60ミリリットル)でも販売してくれています。燗酒は一合売りのみだと思います。多分…。
 
 さて、ビールは生小で控えめにしておいて、日本酒をしっかりと吟味していきます。突き出しは、小芋と南蛮漬け。




 酒飲みとしては、手元にアテがなくなることのないようにオーダーしたのが菜の花の昆布締めです。もう菜の花の季節になった訳なんですが、季節の移り変わりは早いですねぇ。余り、昆布の味わいは前面に出てきていないんですが、ポン酢の酸味が良いです。



 
 続いては、造りのおまかせ五種盛りです。今回は、一人で行ったので、一人分のみにサイズになってるみたいです。造りは三種盛りと五種盛りがあって、おまかせにしても良いですし、食べたいものを三種類、あるいは五種類と選ぶことも出来ます。選んだ方がちょいと高くなるみたいですが…。




 続いて、鮟肝の角煮というネーミングが気になってオーダーしてみたのがこれです。ネーミングが気になったのと料理と料理の谷間をつなぐアテの意味もあったりしました。角煮をイメージさせる甘辛い味付けにはなっているんですが、添えられている大葉や白髪ネギが、いい感じで押さえてくれます。画像の情報には、チョコが三つ並んでいますが、普段のメンソールは、こんな感じで複数の日本酒を、あれやこれやと、料理とのマッチングも楽しみながら飲んでます。



 
 メインには、煮物か焼き物かで悩んだんですが、焼き物にしました。で、鰆の幽庵焼きです。普通は幽庵焼きと書かれることが多いんですが、柚子の季節には柚庵焼きと書かれることもあります。幽庵はこの料理を創案した人の名前(堅田幽庵)なので、季節に関係なく幽庵焼きと書くという説もあるようですが…。

 これは旨かったです。どちらかと言えばあっさりとした鰆の身がしっとりとなっていて、味わいも十分で、日本酒とも良く合いますが、白飯と味噌汁があれば至福だろうなと思ったりしました。醤油が添えられているんですが、醤油は使いませんでした。



 
 最後が骨煎餅です。画像を見ても分かるとおりで、複数の最中の骨が揚げてあります。最後は、ビールに戻しても良かったんですが、飲みたい日本酒があったので、日本酒で通しました。



 

(店  名) ダイニング木下
(ジャンル) 居酒屋(魚介系、日本酒系)
(所 在 地) 神戸市灘区東灘区岡本1-6-14 岡本マンション一階
(電  話) 078-435-5191
(営業時間) 16:00-22:00
(定 休 日) 火曜日
(席  数) カウンター12、テーブル16、座敷12
(喫  煙) 完全禁煙
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ベルガマイス(ブラジル料理、メキシコ料理)/肥後橋

2015年01月09日 21時02分35秒 | エスニック
 少し前までは、年末と言えば営業している飲食店も数少なかったんですが、最近は多いみたいですねぇ。嬉しいですが…。と言うことで、メキシコ料理とブラジル料理を出してくれる店に行ってきました。テキーラも多品種あるので、たくさん飲みました。(^_^)/。
 
 先ずは、ブラジルのソーセージです。




 メキシコ料理と言えば、先ずはタコスです。タコスのメニューは複数あるんですが、今回はチキンです。



 
 こちらはパンシータ。牛モツの煮込みです。



 
 次が、ピッカーニャのステーキ。ピッカーニャというのがランプ肉のことらしいです。



 
 カランケージョフリット。ワタリガニの唐揚げです。



 
 トスターダス。トルティーヤにチーズ、野菜を乗せてオーブンで焼いたものです。タコスのバリエーションですかね。



 
 こちらはケサディーヤです。メキシコ版のピザです。画像では分かりにくいですが、記事は2枚あって、アボカドのペーストが挟んであります。



 

 店内には、大きなモニターがあって、サッカー中継があったりすると盛り上がったりするようです。
 

(店  名) ベルガマイス
(ジャンル) メキシコ料理、ブラジル料理
(所 在 地) 大阪市西区京町堀1-10-17 大榮ビル一階
(電  話) 06-6445-9200
(営業時間) 11:30-15:00、18:00-23:00(月~金)、18:00-22:00(土日祝)
(定 休 日) 土日祝不定休
(座  席) 49席
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