大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

SABAR(福島店)/居酒屋(トロ鯖専門店)/福島

2016年04月29日 12時24分49秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 店名はSABARだがバーではない、鯖料理を専門的に扱う居酒屋である。トロ鯖というのは、マサバの中で脂質含量が21%以上のものをいう。SABARでは、これ以外に2つの条件をつけていたが、例によって終盤には酔っ払いと化していたので、残り2つが何だったかは覚えていない。興味がある場合は、ぜひ、店に足を運んで確認してほしい。話を戻して、主に寒流の影響を受けた鯖に多く、青森県の八戸前沖鯖が有名である。
 
 トロ鯖を使ったメニューがこれでもかと言うくらい並んでいて、トロ鯖に対する熱い情熱を感じる。若干、引き気味になってしまうかもしれない。
 
 まずは、突き出しの炙り寿司。鯖缶を模した容器で出されるところがユニークである。容器の下敷きになってしまっているので分かりにくいが、リーフレットにも鯖に関する豆知識が満載である。




 SABARの鯖カルテット盛り合わせ。光線の関係で、読みにくい札が一つあるが、トロ鯖の造り、漬けトロ鯖、トロ鯖燻製、トロ締め鯖の四種類の盛り合わせである。値段は税込みで1,229円なんだが本体価格は1,138円。『イイサバ』の語呂合わせになってる。鯖に対する愛情が、これでもかと言うほど伝わってくる。脂が乗っていて、どれも旨い。



 
 こちらはトロ鯖焼き(350円/本)。鯖とネギを挟んだ、ネギサ串焼きなるものもあって、こちらは、ネギマ(焼き鳥)にヒントを得て、ネギと鯖を交互に串に刺して焼いたものだ。トロ鯖焼きだと、鯖の塩焼きを串に刺しただけの感覚なので…。ネギサ串焼きをオーダーしてつもりだったがトロ鯖焼きが来てしまった。メニューに隣同士で載っているので、指の差しが方微妙だったのかもしれない。これも、脂が乗っていていおいしかった。ちらりと添えてある野菜類も、良い感じだ。



 
 漬けトロのネギボーボー。スパイシーな白髪ネギを使った中華風味の一品。中華風味なので、ここは紹興酒を合わせたかったが、メニューにはなかった。日本酒が6種類くらい、焼酎は10種類くらいがトロそろえられている。



 
 他にも、フィッシュ&チップス(イギリス)やトマト煮(イタリア)などの料理からヒントを得たと思われるメニューが多数あって、とりあえず全品を食べてみたい衝動には駆られるんだが、今回は予約なしの飛び込みだったので、予約客が来店するまでの短い時間しか店に入られなかったので、ここまでとなった。次回には、ペルー風のエスカベッチェとか、王道の味噌煮とか食べてみたい。接客は丁寧で良い感じ。


(店  名) SABAR(福島店)
(ジャンル) 居酒屋(鯖料理専門店)
(所 在 地) 大阪市福島区福島2-2-2 シティサイドステージ福島一階
(電  話) 06-6147-3801
(営業時間) 11:30-14:00、17:00-23:30
(定 休 日) 日祝
(席  数) 38席
(予  約) ベター
(カ ー ド) VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners
(ウ ェ ブ) http://sabar38.com/menu.html
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ポンガラカレー/スリランカカレー/梅田

2016年04月27日 13時17分19秒 | カレー
 本格的なスリランカ・カレーの店がグランド・オープンしたと聞いたので早速、行ってきました。住所からだと、場所が分かりにくいと思うんですが、阪急百貨店の地下一階食料品売り場の東側出口の真正面辺りです。
 
 10種類(チキンキーマ、スリランカチキン、パクチーチキン、SPICE魂ビーフカレー、レンズ豆のカレー、ビーツのピンクカレー、ラッサム、あさりカレー)の中からおまかせの5種のカレーと3種類の副菜が付くポンガラ・プレート(1,280円)がありましたので、迷わずにそれをオーダーしました。おまかせの5種類なので、カレーを指定したり、辛さを変更したりということはできないようです。スリランカ系のカレーとしては、他にカレー2種類と副菜5種類のスリランカ・プレート(1,100円)、カレー2種類が選べて副菜3種類が付いてくるカレー・プレート(980円)がありました。基本的にはパスマティス・ライスを使用していますが、日本米に変更することも可能で、その際にはマイナス100円となります。
 
 さて、こちらがポンガラ・プレートです。今回用意されたのは、左から時計回りに、ラッサム、レンズ豆のカレー、パクチーチキン、ビーツのピンクカレー、スリランカ・チキンーです。




 ちょっとスパイスが控えめです。もうちょっといえば弱い。それと、ラッサムはスープだからこれくらいで良いとして、もう少し旨味がほしい気はする。
 
 あとね。スリランカ・カレーは全部を混ぜて食べることになるので、金属皿に入れたりしないで直接ライスに添えてくれた方がうれしい。食べ終わったあとに、金属皿に米粒が付いていたりすると、何か勿体なくて、よろしくないと思うのだ。
 
 メニューは他に、和風の中辛カレーとしてSPICE魂ビーフカレー(880円)も用意してある。

(店  名) ポンガラカレー
(ジャンル) カレー(スリランカ・カレー)
(所 在 地) 大阪市北区角田8-47 阪急サン広場地下一階
(電  話) 06-4792-8229
(営業時間) 11:00-22:00
(定 休 日) 無休
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吉林菜館/中華料理/九条

2016年04月26日 11時33分47秒 | チャイニーズ
 九条の中華料理はここと言われているらしいので行ってきました。店名から察するに、いわゆる東北三省(黒竜江省、吉林省、遼寧省)の料理を出してくれる店かと思ったんですが、普通の中華料理店で、餃子や饅頭などの小麦粉系料理に力を入れているわけではなさそうです。搾菜に並んで漬け物というメニューがあったんですが、東北料理の特徴とも言える酸菜だったのかどうかは分からないです。
 
 さて、この店の名物はXO丼だと言うことは事前の調査で明らかになっていたんですが、胃が本調子ではなかったことと、もともとご飯ものは食べないので迷っていたところ、XO豆腐を見つけたのでそちらをオーダーしてみました。いわゆる冷や奴の上に、自家製XO醤が乗せられていて、その上にこれでもかと言うほどの刻みネギが乗せられています。




 メインに持って来たのは、レバー炒めです。



 
 もう一品、行けそうだったので、XO丼(小)をオーダー。待ち時間のためにピータンをオーダーしてみたんですが、結構ボリュームがありました。



 
 こちらがXO丼(小)です。漬け物とスープが付きますが、たくあんであることを考えると、搾菜の下に書いてあった漬け物は酸菜ではないのかもしれません。白飯の上にたっぷりの自家製XO醤が乗っていて、その上に大量の刻みネギが乗せられています。これを、しっかりと混ぜてからいただきます。XO醤は、各店や各メーカーによって材料や作り方に差があって、しかもそれが秘密になっていることが多いんですが、基本的には干しエビ、貝柱をみじん切りにして炒め、辣油、紹興酒、オイスターソース、豆板醤などで味付けした調味料です。こちらのXO醤にはじゃこも入っているみたいで、その食感が良い感じなんだと思います。





(店  名) 吉林菜館
(ジャンル) 中華料理
(所 在 地) 大阪市西区千代崎2-7-12
(電  話) 06-6582-4661
(営業時間) 11:30-14:30、17:00-22:30(平日)、11:30-22:00(日祝)
(定 休 日) 水曜日
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クンセイラバーフーモ(燻製カフェ/高槻)

2016年04月25日 20時52分57秒 | その他
 高槻にある、燻製に特化した店。ちくわやチーズは当たり前、野菜や添え付けの塩、味噌、醤油まで燻製したものが出されると聞いたので行ってきました。
 
 まずは、お試し燻製12種盛り(780円)です。お一人様用に、1カットずつです。右から縦に、枝豆、玉子、いぶりがっこ、ホタテヒモ、オリーブ、たらこ、はんぺん、芋けんぴ、タコ、カマンベール、豆腐です。豆腐にのっているのは梅干しなんですが、これも燻製されています。次に、ベーコン、ちくわ。ちくわの乗せてあるのはコーンビーフですが、これも燻製されています。最後の、鶏肉とシシャモです。



 
 二品目に選んだのは、燻製モツァレラと大場の春巻き(450円)。細巻きになっている分、薫香が余り前面に出てきていないです。




 メインに持って来たのは子羊です。右下の塩も燻製にしたものらしいです。



 
 
 
 
(店  名) クンセイラバー・フーモ
(ジャンル) バル
(所 在 地) 大阪府高槻市高月町20-8
(電  話) 072-669-7822
(営業時間) 11:30-15:00、17:30-23:15
(定 休 日) 火曜日
(予  算) 3,000-4,000円
(ウ ェ ブ) http://www.withfumo.com/
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この日の最後の酒(Bar ISLAY/高槻)

2016年04月25日 20時45分18秒 | 独り言
 この日、最後の酒はPUNK IPA。




 ラフロイグだけで30種類というマニアックな店。

(店  名) Bar ISLAY
(所 在 地) 大阪府高槻市高月町7-13 二階
(連 絡 先) 090-8656-2953
(営業時間) 19:00-26:00
(定 休 日) 月曜日
(客  席) 16席(カウンター8、テーブル8)
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味舌(ました)/懐石料理/枚方

2016年04月17日 16時32分06秒 | ジャパニーズ
 前回は天ぷらコースをオーダーしたんですが、今回は会席料理をいただきました。料理長が『ひらかた仙亭』におられた頃にはいろいろとお世話になった12名で訪問しました。久しぶりに集まって会話が弾みました。
 
 まずは、突き出し。



 
 造り盛り合わせ。



 
 腕物。



 
 炊き合わせ。



 
 焼き物は蕗味噌焼きです。



 
 全容が分かりにくいと思いますが、紙鍋です。



 
 鍋用に細うどんです。



 
 料理長から差し入れられた7年古酒。



 
 天ぷら。分かりにくいですが、ふきのとうが丸々で入ってます。



 
 香の物。赤いものは馬肉です。



 
 〆の茶漬け。



 
 氷菓。



 

(店  名) 味舌
(ジャンル) 会席料理、天ぷら、割烹
(所 在 地) 大阪府枚方市川原町7-20
(電  話) 0066-9712-356915(予約専用)、072-843-8855(問合専用)
(営業時間) 11:00-15:00、17:00-22:30
(定 休 日) 日曜日
(席  数) 50席(カウンター12、二階個室6名、10名、三階個室32名)
(予  算) 7,000円くらい。
(カ ー ド) 可(JCB、AMEX)
(ウ ェ ブ) http://www.mashita55.jp/

(参考)
味舌(1)
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山乃家/居酒屋、魚介料理/京橋

2016年04月17日 16時32分06秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 二年前の04月15日で二周年になるそうです。日本酒の取りそろえと、魚介類メニューが充実しています。
 
 突き出しの子持ちこんにゃく。



 
 造り盛り合わせですが、この日のお勧め三品を盛り合わせにしてもらいました。



 
 マンボウの皮と胆です。上側の白いものが皮なんですが、プルプルで、箸でつかむのも一苦労という感じです。出汁を十分にきかせた味わいなんですが、マンボウはもともと水っぽいので、たぶん、こうした味付けになるんでしょう。




 名物のカツオ、塩タタキです。



 
 カツオのユッケ。



 
 筍の醤油焼き。



 
 アボカド、クリームチーズと酒盗。



 
 はらんぼの焼き物。



 
 鶏甘酢。



 

(店  名) 山乃家
(ジャンル) 居酒屋
(所 在 地) 大阪市都島区都島南通2-5-15
(電  話) 06-6922-3344
(営業時間) 17:00-25:00
(定 休 日) 水曜日
(席  数) 18席(カウンター4、テーブル14、座敷5~20人)
(予  算) 5,000円くらい。
(カ ー ド) 不可
(ウ ェ ブ) https://www.facebook.com/kyoubasi/
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87(トラットリア・オッタンタセッテ)/トラットリア、フランチャコルタ/西天満

2016年04月11日 11時15分22秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 このところ静かなブームとなっているイタリアのスパークリングワイン、フランチャコルタ専門店です。フランチャコルタというのは、イタリアのロンバルディア州フランチャコルタ地域で作られるシャンパーニュ方式(瓶内二次発酵)で作られるスプマンテ(スパークリングワイン)のことで、D.O.C.G(統制保証原産地呼称)を受けたワインのこです。使用する葡萄はシャルドネ、ピノ・ビアンコ、ピノ・ネロの3種類のみです。それがグラスで味わえます。
 
 ちなみに店名の『オステリア・オッタンタセッテ』は、イタリア語で『87』という意味です。『喉が渇いた』という意味の『オタンタセーテ(Ho tanta sete)』と発音が似ていることから店名にしたそうです。
 
 さて、まずはこの日のんだフランチャコルタの一部です。右の三本はロゼで、サービス担当曰く『ロゼ三姉妹』だそうです。それぞれに趣のある味わいでした。




 まずは、鰯のブルスケッタです。イワシの味がしっかりと感じられるブルスケッタでした。あと2~3個ほしいと思ったりはしたんですが、他の料理が食べられなくなると困るので、1個で我慢しました。



 
 サルディーニャのオリーブです。画像からはよく分からないと思いますが大ぶりです。なので食べやすいです。メンソールは、サルディーニャの白ワインが好きなので、メニューに書かれているサルディーニャの文字に反応してオーダーしてしまいましたが、正解でした。



 
 こちらは、ロゼ三姉妹の中の三女だそうです。どのような基準で長女、次女、三女となっているのかについては聞きそびれました。ロゼというと、甘口のリーズナブルなワインというイメージがあるんですが、チェリーの味わいを感じさせながらそれほど甘口ではないワインでした。フランチャコルタのロゼは、黒葡萄の皮を葡萄果汁と一緒に漬け込むことで色を出すマセラシオン方式です。




 野菜たっぷりなので分かりにくいと思いますが、ハマチのカルパッチョです。乗せられているのはワサビ菜です。野菜たっぷりなのもうれしいですが、たっぷりの野菜に対抗できるほどの、脂がしっかりとのったハマチも旨いです。



 
 カンゾンチェッリというパスタです。ラビオリですね。



 
 フランチャコルタの中でもサテンと呼ばれる、ガス圧を制限したタイプです。通常5気圧以上のものが多いんですが、サテンのガス圧は5気圧以下で作る規定があります。ガス圧が低くなる分、口当たりが柔らかくなります。



 
 つまみに最適なアーモンド。塩味と甘味の入り交じった複雑な味わいがあります。



 
 牛肉のサラダ仕立て。乗せられている白い物は牛蒡のジェラートだそうです。



 
 ズブリゾローナです。甘めのクッキーのようなもので、食後に最適です。本当はグラッパも飲もうと思ったんですが、満腹になってしまったので断念しました。



 
 
 シャンパーニュ地方はフランスの北部で、日照時間も短いため、葡萄の糖度も上がらず、従ってアルコール度数も上がらないので、ドサージュ(糖分追加)による瓶内二次発酵を行うようになったというのがメンソールの認識です。対してフランチャコルタは、イタリア北部とはいえシャンパーニュよりはずいぶん南方にありますから、葡萄の糖度も上がりノン・ドサート(糖分追加なし)で二次発酵させるワインもあるようです。それぞれに特徴のある味わいですし、それぞれの持ち味もあるんですが、シャンパーニュがフランスの貴婦人として、フランチャコルタはイタリアの健康優良児という感じでした。ちょいと高い目の価格設定だとは思いますが、スパークリング・ワインを多品種、グラス売りするとなると仕方のないところでしょう。
 
 ちょいと余談なんですが、シャンペンと黒ビールの等量を混ぜるブラック・ベルベットというカクテルがあります。フランスの貴婦人をマッチョな黒人が屈服させるのかと思いきや、あっさりと手なずけられてしまって高貴な味わいになるんですが、これをフランチャコルタで作ったらどうなるだろうかと思ったりしています。今度試してみます。( ^o^)ノ。



(店  名) 87(オッタンタセッテ)
(ジャンル) トラットリア
(所 在 地) 大阪市北区曽根崎1-6-23 サクセスビル一階
(電  話) 06-6360-9508
(営業時間) 18:00-25:00
(定 休 日) 日祝
(席  数) 12席(カウンター5、テーブル5人掛け×1、2人掛け×1)
(備  考) 完全禁煙
(ウ ェ ブ) https://www.facebook.com/franciacorta87.ottantasette/
      http://ameblo.jp/franciacorta87/
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御堂筋ロッジ/洋食/心斎橋

2016年04月05日 17時23分21秒 | 洋食
 説明しなくても良いと思いますが、洋食の『Katsui』の姉妹店です。『Katsui』は、エネルギあふれる元気な若者の店と言ったイメージでしたが、『御堂筋ロッジ』の方はその名の通りロッジをイメージさせる、少しアダルトな雰囲気となっています。新店ができると猪突猛進で突入していく知人がいるのですが、彼によると旨かったとのことなので、期待していましたがなかなか行くことができず、先日、やっと訪問することができました。
 
 今回は、名物の洋食小皿コースをオーダーしました。メニューを見ていると、内容は月替わりのようです。メンソールのドリンクですが、まずはトリビー。2杯目は、前菜三種盛り合わせに合わせて、日本酒をオーダーしたところ、大型のロックグラスに一合くらい入ってきました。これだけでかなり酔っ払いです。洋のテイストだったので、白ワインでも良かったかなという感じ。あとは赤ワインを2杯だったと思います。
 
 さて、洋食小皿コースですが、一皿目は、初鰹のタタキ、ポン酢のゼリーです。ポン酢は、メンソール好みの酸味を効かせたもので、それがゼリーになっているので更に濃厚に味覚を活性化させてくれます。一気に味覚を活性化してくれて、それが少量なもんだから、余計に次の料理が待ち遠しくなるわけです。ちなみに、コース内容は事前に分かっているのはうれしかったりします。少量多皿の構成になっているコースを最近見かけますが、結局、何皿出てくるのか分からないと食べる前からだれてしまったりしますので…。




 二皿目ですが、エビとタケノコのかわり揚げ。自宅でも、連日、筍の灰汁抜きをして、連日、筍料理を作っていたりはします。先の初鰹といい、この筍といい、季節感が良いです。衣のカリッと感、エビのプリッと感、筍のサクッと感のコントラストも良いですし、筍がエビの陰に遠慮がちに隠れているのもほほえましかったりします。




 三皿目は、前菜三種の盛り合わせ、左上から時計回りに、サーモンのマリネ、黒毛和牛もも肉のコールドビーフ、ホタルイカの辛子酢味噌和えです。コース内容を記したメニューがあって、次の料理が分かるので、これに合わせて日本酒をオーダーしたんですが、思いのほか洋のテイストで、白ワインでも良かったかとは思いました。端麗なものだったので、日本酒でも問題なく合わせることができましたが…。ホタルイカの辛子酢味噌は、辛さも酸味も控えめで優しい感じ。それでいてどこか懐かしい感じに味わいでした。



 
 ジャガイモのコーンポタージュです。画像はありませんが、別途クルトンが添えられています。



 
 続いては、ゴルゴンゾーラとナッツのカスクードです。このように紙で包んだ状態で供されます。子供の頃大好きだったキャンディーを思い出させてくれます。



 
 紙を広げるとこんな感じ…。ゴルゴンゾーラの香りは控えめな感じです。



 
 次が、千葉県産ハマグリの炭火焼きです。画像では比較するものがないので分かりにくいと思いますが、大ぶりです。で、器は暖かくて良いのですが、貝殻は熱いです。触れません。こうゆうときは懐紙の出番となるわけですね。ハマグリの旨味が十分に堪能できます。あと2~3個を、ちょいと旨口の日本酒と合わせたら言うことはありません。



 
 紀州産天然真鯛のフライです。真鯛をフライにしちゃうなんてもったいないとは思ったんですが、フライにしても、確実に真鯛であることを主張してくる素材も見事です。



 
 コンビネーションサラダです。和食だと、高さのある盛り付けをしてくる場合があって、そのときはカメラアングルに悩んだりしますが、洋食だとそうした悩みはあまりないです。今回はその意味で悩みました。ドレッシングは、複数のものを使い分けてるように感じたんですがどうでしょうか?。



 
 一口ハンバーグ。本当に一口サイズなので、食べ終わったあとの、もっと食べたいかんが半端ないです。その余韻を持って、次のメインディッシュになだれ込んでいくわけですね。デミグラス風ではなくて、トマト味なのも懐かしさを感じるところでしょう。



 
 メインの黒毛和牛ロースの網焼きです。ものすごく複雑な下味がつけられていて、和風な仕上がりになっています。ワインとよく合います。これと合わせて白飯、味噌汁、香物が出されます。普段は、白飯は食べないんですが、この和牛ロース網焼きは、白飯がほしくなる味ですし、白飯とよく合います。懐石料理って、最後の飯をいかに旨く食べさせるかが考えられている訳なんですけども、この小皿コースもそうしたところを目指しているのではないかと思ったりはしました。



 
 白飯、味噌汁、香物です。赤い盆に乗せられてやってくるので、通称『赤盆』というみたいです。メンソールは洋食店に行ってもおかずのしかオーダーしない、飯物は食べないんですが、洋食店であることを忘れてしまうくらい、白飯も、味噌汁も旨いです。



 
 最後ですが、コーヒー&ミルクジェラートです。ミルクジェラートの方は、白い器に入れられているので器だけが置かれているようにも見えますが…。なお、プラス300円で、紅茶に替えることもできるようです。



 
 大満足なひとときでした。\(^_^)/。
 人気の店なので、予約は必須です。
 

(店  名) 御堂筋 ロッヂ
(ジャンル) 洋食
(所 在 地) 大阪市中央区南船場4-3-11 大阪豊田ビルディング地下一階
(電  話) 06-6251-5064
(営業時間) 16:00-22:30(月)
      11:30-15:30、17:00-22:30(月~火、祝日営業日)
      11:30-22:30(16:00よりディナーメニュー)(土曜日)
(定 休 日) 日曜日、月曜日のランチ
(カ ー ド) 可(JCB、AMEX、Diners、VISA、MASTER)
(ウ ェ ブ) http://www.99katsui.sakura.ne.jp/
(備  考) ディナータイムはチャージ500円。
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伍萬屋/サムギョプサル、韓国料理/森ノ宮と緑橋の中間

2016年04月05日 16時10分36秒 | アジアンエスニック
 以前は、『味園』とい言う名前で別のオーナーが韓国料理の店を出していたが、2015年の秋頃に惜しまれつつ閉店した。そのあとに入ったのがこの店。サムギョプサルに力を入れた韓国料理の店だと思われる。で、気になるので入ってみた。
 
 まずは牛肉のたたき。とりあえずビールを飲んで喉を潤したかったので、サムギョプサルが来るまでのアテとしてオーダーした。店内には定番メニューの他にホワイトボードに書かれた日替わりおすすめメニューがある。牛肉のたたきは、日替わりおすすめメニューの中から選んだもの。




 サムギョプサルは、ナムル、野菜、キムチがセットになっていて1,500円。グランド・オープンしたばかりの店なので、価格は変動するかもしれない。まずは、セットで付いてくる、ナムル、野菜、キムチ。



 
 こちらがセットに含まれる野菜。野菜は四種類あった。ボウルに山盛りに盛られてやってくる。



 
 こちらは、説明しなくても分かると思うけど豚肉。



 
 調理中。



  
 まだ回転したばかり何だけど、イカフェ&ビールでさくっと済ませたい時にも使えそうなので、何度か訪問するつもり…。
 

(店  名) 伍萬屋
(ジャンル) 韓国料理
(所 在 地) 大阪市東成区中本1-4-15
(電  話) 06-6975-1121
(営業時間) ?
(定 休 日) ?
(予  算) 3,000円/人
(店  内) 4人テーブル×4卓
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Savoy Cenote(サボイ・セノーテ)/イタリアン、クラフトビール/江戸堀

2016年04月03日 17時17分16秒 | イタリアン
 肥後橋交差点の南東側に『Savoy』というバーがあって、思い出したようにお邪魔していたりします。もうかなり前のことになると思うんですが、クラフトビールを充実させた姉妹店をオープンしたとの案内をいただいたんですが、やっと訪れることができました。グランド・オープニングが2014年11月04日だそうですから、一年半もかかちゃったわけです。
 
 クラフトビールは日替わりの樽生が5タップ用意されています。メンソールはとりあえずメニューの上から順番にオーダーすることに決めて、メインをサルチッシャ&レンズ豆煮込みと決め、いつものとおりピクルスをオーダーしました。このピクルスはりんご酢を使ったもので、5~6種類の野菜が入っています。




 別に焦っているわけではないんですが、喉が渇いていたこともあってクラフトビールは2杯目をオーダー。それが飲み終わる頃にサルチッシャ&レンズ豆の煮込みが出てきました。合わせたのはチリ産の赤ワインです。旨かったです。特にレンズ豆の煮込みが良い感じでした。



 
 チーズなんですが、イタリアンの店なのでイタリアのチーズをセレクトしてみました。左はペコリーノ・ロマーノ。名前の通りでローマ界隈で作られている羊乳から作るハードタイプのもの。右はタレッジョで牛乳から作るウォッシュタイプのものです。チーズを単品でオーダーする場合、ハードタイプとウォッシュタイプのコンビネーションにするのがメンソールの好みです。



 
 最後にオーダーしたのは、クレーマ・カタラーナです。名前から分かる通りで、スペインのカタルーニャ地方の菓子で、クレーム・ブリュレによく似ていると言うよりは、そっくりです。



 
 
 フードについては、かなりリーズナブルな価格設定になっているので、宴会などに好適だと思います。
 

(店  名) Savoy Cenote(サボイ・セノーテ)
(ジャンル) イタリアン、クラフトビール
(所 在 地) 大阪市西区江戸堀1-16-26 ダイワ肥後橋ビル二階
(電  話) 06-6147-6554
(営業時間) 11:30-14:00(火~金)、17:30-24:00)、16:00-23:00(土祝)
(定 休 日) 日曜日、祝日の月曜日
(席  数) 40席(カウンター8、テーブル32)
(ウ ェ ブ) http://www.savoy-cenote.com/
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