大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

にしはら(関東風鰻/谷町四丁目)

2015年08月24日 19時52分31秒 | ジャパニーズ
 関東風のうなぎ屋です。鰻自体は嫌いではないんですが、白飯をあまり食べることがないので、鰻丼を食べに出ることはここしばらくありませんでした。今回、友人が鰻丼を食べたと言っていたので、ちょっと触発されて行ってきました。




 店先には、オーダーしてから提供するまでに30分かかると書かれています。江戸の通人は、とりあえずオーダーしてから一風呂浴びて、店に戻ってきた頃に頃合いよく焼き上がってきた鰻を食べると言うことをやっていたらしいです。今回、日本酒&肴を食べながら、鰻丼の出来上がりを待つことにしました。
 
 生ビールも小が用意されてはいたんですが、今回は日本酒でスタートすることにしました。日本酒の取りそろえは、黒牛と水鯨の二種類のようだったので、黒牛をオーダーしました。日本酒が入れ替わるかどうかについては分かりません。杯は何種類かの中から選べるんですが、いつも通りに平杯にしました。骨煎餅が出されましたが、たぶん突き出しなんでしょう。




 こちらが、かみしも盛り(500円)です。左から、むこう骨巻、ヒレ巻、かぶと焼き(半助)、鰻味噌です。

 むこう巻というのは、たぶん内臓を守っている骨と、そこについている身のことだと思います。関東は背開きなので、腹が向こうになるのでこう呼ばれているんでしょう。
 
 ヒレ巻は、背中にあるヒレの骨部分を巻いたものです。牛肉のフィレとは意味が違います。骨自体の旨味もありますが、骨に近いところは身も美味いので、じっくり味わっていただきましょう。
 
 かぶと焼きは、いわゆる半助です。関西では頭を付けたまま焼いてから落とすんですが、関東では頭を落としてから焼きます。これを圧力釜で、骨ごと食べられるように仕上げたのが半助です。



 
 肝焼き(800円)です。こんなにたくさん出てくるとは思わなかったので、慌てて日本酒を追加しました。苦みはほとんどありません。ただ、一人でこの量はちょっと辛かったりします。



 
 白焼き(2,800円)です。関東風は、白焼きして、蒸して、タレ焼きするという手間がかかってます。その分、油が落ちてしまうの、関西風に慣れた人はこれを嫌う向きもあるようです。実際に、油が落ちきってパサパサになったものを食べた経験も有るんですが、こちらの白焼きは、身は箸で切ることが出来るほど柔らかいんですが、絶妙に、必用な脂分が残っています。




 こちらは鰻丼の小(1,900円)です。鰻丼の大中小、あるいは松竹梅というのは、鰻の量が変化します。白飯の量が変化するわけではありません。また、一般的に鰻の等級が変化するわけでもないようです。たまに特上を頼むと、二枚盛鰻丼が出てくる場合があるので注意が必要ですが…。こちらでは小が半尾、並が一尾、大が二尾半とのことです。
 
 鰻丼には、香物と肝吸いがついてきます。白飯は若干硬い目に仕上げてある感じ。好みで蒲焼きのタレを追加する人もいると思われるので、それを見越して固めに仕上げてあるのではないかと思います。




 いや、久々の鰻は美味しかったです。次回は、かみしも盛りと、白焼き蒲焼きで酒を飲みたかったりします。
 

(店  名) にしはら
(ジャンル) 鰻屋
(所 在 地) 大阪市中億来た新町4-12
(電  話) 050-5570-6392(予約専用)、06-6926-4478(問合専用)
(営業時間) 11:00-14:00、17:00-21:00
(定 休 日) 月曜日
(予  算) 5,000円くらい
(予  約) ベター
(席  数) 9席(カウンター5席、テーブル4席)
(カ ー ド) 不可
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弘大(日本酒の美味い居酒屋/福島)

2015年08月21日 12時09分38秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
  福島にある『』で開店当初からおられた方が独立され、2014年11月にグランドオープニングした店です。店名の『弘大』は『ひろしだい』と読みます。酒担当と料理担当の名前をつないだというシンプルな店名です。




 こちらは突き出しの、湯葉と雲丹の柚子あんかけ。柚子の香りは控えめではありますけど、この季節にはやはり柑橘系の香りが恋しく感じられたりします。胃液の分泌も促してくれそうですし…。



 
 炙った金目です。脂ののりもよく、弾力のある歯ごたえがいい感じです。最初はビールにしようかと思ったんですが、中瓶しかないと言うことだったので、夏酒というキーワードでおまかせにしてみました。かなりの飲み手と思われたのか、それなりにヘビーな感じの酒が出てきました。



 
 作りですが、左が油目、右が鱧です。



 
 非常に分かりにくいと思いますが、カツオのたたきです。ポン酢は、右上にあるとおりで、別に添えられています。たたき自体は、少し塩味が付けられているので、ポン酢は使わなくても美味しいです。玉ねぎ&茗荷がたっぷりかけられているので、ボリューミーです。



 
 玉絞りの『殿(しんがり)』という酒です。画像から分かるとおりで、左は五百万石、右は山田錦です。アルコール度数は13度くらいと少し低い目。その分、米の味と香りが良く分かります。どちらも燗なんですが、嬉しいところは、燗であっても五勺からオーダーが出来ることです。数多くの種類を飲み比べることが出来るというのも嬉しいんですが、一人で一合となると、後半はどうしても温度が下がってくるので、少量ずつオーダーできるのは好感が持てるところです。手前にある杯にあるイラストが、店名の由来となった人物です。



 
 杯の拡大図。



 
 こちらも分かりにくいと思いますけど、ピーマンの黒酢焼きです。正直なところ、鰹節はなくても、ピーマンと黒酢だけで十分に美味しいです。



 
 一夜干し炭火焼きです。



 
 七輪が出されるので、焼きながら一杯やる感じです。



 
 白身魚のフライですが、こちらもボリューミーです。奥にあるのはポテトサラダ、手前にあるのはタルタルソースで、辛子の手前にあるのが、甘口のソースになっています。



 
 
 料理は、ボリューミーなので、様子を見ながらオーダーしないと、すぐに満腹になってしまいます。日本酒の取りそろえは、品種はそれほど多くはないんですが、同じ蔵の作りの違う酒とか、あるいは同じ酒の作り年(BY)の異なるものが取りそろえられるので、誘惑に負けずに、一箇所の蔵に絞って飲み比べをするのが面白いと思います。要は先に日本酒を決め、それに会う料理を考えながらオーダーして行くのが楽しいのではないかと思います。



(店  名) 弘大
(ジャンル) 居酒屋、日本酒
(所 在 地) 大阪市福島区4-4-39
(電  話) 06-6448-1155
(営業時間) 16:00-23:00
(定 休 日) 水曜日
(予  算) 5,000円くらい
(予  約) ベター
(席  数) 14席(カウンターのみ)
(喫  煙) 不可(完全禁煙)
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みずぐち(居酒屋/扇町)

2015年08月19日 21時24分44秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 天満宮正門をでて、少し東側にある居酒屋です。地下一階には、たまに行くバーがあるんですが、二階にあるこちらの店は、今回、初の訪問です。

 ご夫婦で切り盛りされていて、メニューに記されている値段のリーズナブル。日本酒も少ないながら取りそろえられています。亭主の仕事は丁寧ですので、複数のオーダーが重なったりすると、少し待たされたと感じることがあるかもしれません。
 
 今回は、少し遅い目の訪問だったので、すでに売りきれとなっているメニューが何品かあったのが残念でした。マーフィーの法則で、食べたいと思うものは売り切れているので…。
 
 さて、先ずは突き出しです。



 
 馬肉の刺身とユッケがあったので、正直なところ、ユッケにしようと思ったんですが、色々と事情もあって刺身にしました。



 
 もう一つが鯨系のメニュー。竜田揚げとか尾刷毛とかもあったんですが、ここは順当にベーコンをオーダーしました。



 
 続いては、生ハムと茄子のサラダです。生ハムの食感、塩加減と、茄子の瑞々しさが良く合います。



 
 次は、イカのバター焼き。



 
 最後は、だし巻きですが、こだわりの一品のようです。メニューにも書かれていますが、だし巻きは、オーダーしてから少し時間がかかるようです。



 
 
 燗できる日本酒が指定されているのがちょっと残念なところです。場所的には一等地というか、非常に目だつところにあるんですが、にもかかわらず、ちょいと隠れ家チックではあります。
 


(店  名) みずぐち
(ジャンル) 小料理屋
(所 在 地) 大阪市北区天神橋1-17-13 大一天満ビル二階
(電  話) 06-6356-1010
(営業時間) 18:00-23:00
(休  日) 日祝
(カ ー ド) 可(VISA、MASTER)
(ウ ェ ブ) http://mizuguchi-tenmangumae.on.omisenomikata.jp/
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能登のかど(居酒屋/能登料理/京橋)

2015年08月11日 18時13分08秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 メンソールの記憶では、昔は饂飩屋だったところです。亭主の父親は、夏は料理、冬は杜氏をしていたらしいです。ということで、能登の魚貝類と酒類が楽しめる店です。
 
 先ずは突き出し。




 こちらは造りの盛り合わせ(五種盛り)です。盛りつけが大胆です。ツマが少なめなのも嬉しいです。



 
 石川県の日本酒が何種類か用意されています。ということで、飲み比べセットをオーダーしてみました。



 
 鶏のネギ焼き。



 
 こちらは、フグ白子のぬか漬けです。たぶんぬか漬けの塩漬けだと思います。かなり塩分が強いのですが、酒のアテにはなります。



 
 酒器はこんな感じ。



 
 たいのあら炊きです。大阪風の甘辛いという感じではなく、さっぱりとした感じ。でも、煮汁を味見してみると、それなりの塩分はある感じです。



 

(店  名) 能登のかど
(ジャンル) 居酒屋(石川県料理)
(所 在 地) 大阪市城東区の江1-1-8
(電  話) 06-6935-1787
(営業時間) 11:00-14:00、17:00-24:00
(定 休 日) 日祝
(予  算) 5,000円くらい
(カ ー ド) 不可
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ヴィルゴラ(イタリアン/本町)

2015年08月11日 17時36分13秒 | イタリアン
 名店『ラ・バロッタ』の新展開と言うことで、星山シェフの新しい店『ヴィルゴラ』に入ってきました。表札程度の看板しかないので、見つけにくいかもしれません。

 いきなりですが、椅子が少し座り心地が悪いです。座る位置を工夫して何とかなりましたが…。料理の前にカトラリーです。少し細い目の柔らかい感じのものが使われています。ただ、残念ながら、肉用のフォークはちょっと扱いづらいです。力を入れにくいので、肉をしっかりと押さえておけない感じです。




 さて、先ずは前菜です。ブリスケ(牛肉)で、ズッキーニなどの野菜を巻き込んだものです。ソースとしては砂ズリをベースとしたものが使われていて、肉の歯ごたえ、野菜達のシャキシャキ感、ソースのちょっとネットリ感がいい感じで融合しています。



 
 続いては、鰯です。鰯がどこにあるか分からないかもしれませんが、鰯の下には、大麦が敷かれていて、その上に鰯が乗せられていて、その上にはウリの仲間を薄くスライスしたもの。最上段にあるのはフェンネルです。鰯の塩分と、柑橘類の甘さが巧く調和している感じ。『ラ・バロッタ』の料理って、結構がっつり系の記憶があるんですが、『ヴィルゴラ』の料理はライトです。



 
 パンです。



 
 こちらは、兎肉を使った料理です。トンノ・ディ・コニオッリと言うそうです。トンノと言えばカツオのことで、ボッタルガ・トンノなどは好物だったりするんですが、兎の肉を茹でておいるづけにして、ツナのように柔らかくなるというか、見た目もツナに見えるので、トンノと呼ばれているらしいです。兎肉だと言わずに、ツナだと言って食べさせれば、多くの人が信用すると思います。久々に感動した料理です。左側にあるのはズッキーニを使ったソースです。




 パンです。パンは、減り具合を見計らってサーブしてくれます。



 
 パスタは、スパゲッティで、トマト、空芯菜などを使ったものです。



 
 メンソールとしては珍しく、ワインは白にしました。メインの肉料理の時は赤ワインをグラスで行きましたが…。



 
 ショートパスタです。黄色く見えるのはパッションフルーツを練り込んであるからです。こちらも野菜たっぷりで、苦瓜、オクラなどが一杯入ってます。茶色いものはサルチッシャなんですが、ハーブと言うよりはスパイスの味&香りが全体を包んでいて、酒のアテの抜群です。



 
 メインですが、羊肉です。肉のまわりを油で包んで焼き上げているので、肉の旨味が閉じ込められています。



 
 ドルチェは、メロンをベースとしたものです。



 
 最後はエスプレッソ…。



 
 
 美味しかったです。インパクトは弱くなったようなんですが、その分、軽く、繊細になっています。それでもメインはしっかりといい感じでした。二種類のコースのみ(6,480円、8,640円)だと聞いていたんですが、電話予約したときは、6,480円のコースで良いかと聞かれたので、そのままOKしました。ひょっとすると、コースは一本になったのかもしれません。
 
 予約は、一ヶ月先までしか取れません。このあたりは何とかして欲しいところではあったりします。あと、完全禁煙はいい感じです。
 

(店  名) ヴィルゴラ(Virgola)
(ジャンル) イタリアン
(所 在 地) 大阪市中央区久太郎町4-3-2
(電  話) 6-6224-0357
(営業時間) 18:00-22:00
(定 休 日) 不定休
(予  算) 6,480円(コースのみ)
(ウ ェ ブ) https://www.facebook.com/pages/Virgola/636045209828781
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T2スミコウテツ(大和地鶏と無農薬野菜/福島)

2015年08月04日 20時31分57秒 | 
 珍しく、宴会の幹事を任されました。選んだのは、阪神電車福島駅近くにある『T2スミコウテツ』です。ユニークな店名の由来はちゃんと聞きましたけど、上手く説明できないので、直接、店主に聞いてみてください。
 
 まず、前菜の盛り合わせです。左上は、シラスの鬼下ろし、左上はポテトサラダの半熟玉子添え。この色はビーツから来ているそうです。説明ではポテトサラダだったんですが、たぶんタラモサラダです。左下は油淋鶏、右下は鶏肝です。鶏肝は名物料理らしく、独特の食感が楽しめます。中央は生なんじゃないかと思うくらいのネットリとした食感です。




 鶏の造り盛り合わせです。左側にある丸っこいものは白子だそうです。他は説明しなくて良いでしょう。



 
 サラダです。トマトの甘味が素晴らしいのと、水茄子の瑞々しさが秀逸です。実はこのサラダは、巨大な皿に入ってるんですが、いつものクセで接写してしまって、大きさが十分に分かってもらえないかもしれないのが残念です。ちゃんと、比較対照となるものを入れておくべきだった…。



 
 こちらも珍しい料理なんですが、ズリの唐揚げです。衣には味が付けられているので、淡泊なズリの食感と、衣から来る甘味とサクサク感が上手く一体化しています。



 
 つくねです。これで一人前ですので、同じものが人数分、出されます。



 
 鶏シュウマイです。



 
 ここまでは、サラダ&鶏肉料理だったんですが、一転して犬鳴ポークです。旨かったです。



 
 最後の肉料理はやっぱり鶏肉でした。親鳥の香味焼きです。歯ごたえはあるし、噛むごとに旨味があふれ出るし、良い感じです。



 
 満願寺唐辛子です。たぶん、これは誰かが単品で頼んだんだと思います。これ以外はコースの中の一皿です。



 
 〆の雑炊です。これがまた甘味のある不思議な味で、鶏ガラのスープをベースにして砂糖や味醂を使って味付けしているそうです。



 
 コースは、3,000円の予算でお願いしました。これでこのボリューム、このクォリティは十分に満足できるものです。
 

(店  名) T2スミコウテツ
(ジャンル) 居酒屋、焼き鳥、鍋
(所 在 地) 大阪市福島区福島1-7-19 リッチハイツ一階
(電  話) 06-6147-7822
(営業時間) 18:00-27:00(月~金)、18:00-23:00(土祝) 鶏がなくなり次第終了。
(定 休 日) 不定休(日曜日定休)
(予  約) ベター。
(席  数) 25席。個室は8人くらい。
(カ ー ド) 可(VISA、JCB、AMEX、Dinners)
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