大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

醤じゃん(福島/四川料理)

2006年09月28日 01時24分35秒 | チャイニーズ
 福島と言えばセクシーな店がたくさんあるし、現在進行形で増加中だし、メンソールも必ずと言っていいほど週に一度は福島の店に立ち寄ったりもする。立ち寄りはするんだけど、メンソール自身がヘビーにリピートする店が多いので、新規開発というのが意外と出来ていなかったりする。この日は意を決して、そうした店達には目もくれずひたすら南下。上昇橋の交差点を越えてさらに南下する。そのあたりに立て看板があるので、あとは看板に誘導されるままに店に向かう。ちょっと分かりにくいところにあるけど、この路上看板さえ見つければあとは簡単だと思う。

 遠くから見ると、自宅を改造したんじゃないかと思われるような店構えなんだけど、入ってみるとそうでもない。乾燥唐辛子が暖簾のようになっているし、ウッディでダークで落ち着いた雰囲気になっている。店は奥行きが長く、左手側がカウンター、右側にテーブル席というレイアウトになっている。

 店に入った時に、変な違和感があったんだな。実は、店構えを見た時にもなんか違和感があった。で、メンソールが店に入った時、常連とおぼしき団体客がいて、かなり大きな声で盛り上がってた。常連とおぼしきの団体客だけならまだわからないではないが、その他の客も一組いた。もし団体客がこの店の常連なら、ちらり配慮に欠ける行為だと思うし、そうした行為を店が許す雰囲気だと言うことでもある。あとで書くけど、料理は旨いしコストパフォーマンスは高いので、このあたりがものすごく残念なところだと思う。たぶん、店の雰囲気だけで一回きりになる客は多数いると思う。

 メンソールが店に入った時に行わかんがもう一つあって、「いらっしゃいませ」が聞こえなかったんだな。言ったのかも知れない。団体客が騒がしかったので聞こえなかったのかもしれないが…。メンソールはテーブル席に座ったんだけど、オーダーテイクのタイミングが悪い。メニューを見て、メニューから目を上げたらオーダーが決まったと言うことなので、ウェイターはすかさずオーダーを取りに来るべき何だけど、遅い。決して他の仕事で忙殺されていたという状態ではなかった。たぶん、そうしたアウェアネスがなくても、客がウェイターを呼んでオーダーするのがこの店の常なんだろう。呼ばれるまでオーダーテイクしないんだろうなと思わせてくれる。

 メンソールはまずビールをオーダー。生がアサヒのスーパードライ、ビンがアサヒスーパードライとキリンのラガーだったので、迷わずにキリンラガーをオーダーした。グラスではなく陶器のマグが用意され、ビールが運ばれてくる。細かいことだと言われるかも知れないけど、ボトルは客にラベルが見えるように置くもんだ。別にどっち向けて置いてもビールの味が変わるわけではないんだけど、商品であるビールに対してどれくらいの意識が払われているかが判るんだよ。

 フードは、絶対食べるべきと言うサジェストもあった麻婆豆腐、もう一品は、この日のお勧めメニューが書かれている黒板から鶏肉&ニンニク茎のピリ辛炒め。麻婆豆腐の方は、辛さを調節すること出来ると言うことだったので、辛くしてほいいとお願いした。まず出てきたのは鶏肉&ニンニク茎のピリ辛炒め。鶏肉版の青椒肉絲に更にニンニクの茎ときくらげがは言った感じ。もちろん味付けは青椒肉絲のものではなくて、ピリ辛味。メンソールの考えとして、ピリ辛でも激辛でも良いんだけど、辛い料理はただ辛いだけではだめで、辛さを受け止めるだけの旨みやコクが料理にないといけない。そのあたりもクリアしている。この一皿で、どんぶり飯が一杯いける。どんぶり飯って当たり前かもしれないけど、白飯食いではないメンソールにとって、どんぶり飯が一杯食べれるおかずというのはあまりない。しかも600円とコストパフォーマンスは抜群。つまり、酒類さえオーダーしなければ、この料理&白飯で、1,000円以下で、ランチタイムの定食価格で夕食が食べれてしまうと言うことになる。恐るべしである。

 麻婆豆腐の方は、辛口をリクエストしたので、たぶん普通の人には辛いんだろう。メンソール的には、もう少し花椒を効かせてくれた方が嬉しいんだが…。味付けにしっかりと豆鼓醤が使ってあるのは嬉しいけど、これをもって四川風と言われるとちょっと抵抗があるかもしれん。あと、甜麺醤の味がしなかったんだけど、これは辛口でリクエストしたから抜いた、あるいは控えたんだろうか。色々書いたけど、こちらも良い味の麻婆豆腐で、同じく600円。

 で、最初に戻るんだけど、料理は旨いしコストパフォーマンスは超絶に近いので、この点に関してはポイントがものすごく高い。問題点は接客だろう。マダムも、食事後は入り口まで見送ってくれるんだけど、ラストだけ帳尻を合わせられてもなぁ…、と思ってしまったりする。料理が旨いだけに、サービスの悪さが目立つ。同時に、常連客かどうかは判らんけど、客のマナーの悪さが目立つ。なので、ものすごく勿体ないとは思う。


(店  名) 醤じゃん
(ジャンル) 中華料理(四川系)
(所 在 地) 大阪市福島区福島2-2-7
(電  話) 06-6450-1039
(営業時間) 11:00-15:00、17:00-22:30
(定 休 日) 日曜日
コメント (2)
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イル・フィオーレ(高麗橋)

2006年09月24日 16時45分06秒 | イタリアン
 久し振りのイタリアンは、イル・フィオーレへ。はっきり言って、レストランの評価は、イル・フィオーレはオステリアだけど、予約の電話対応でほぼ80%は決まる。行こうと思った店の、予約電話時の対応が悪かったので、その場で予約をキャンセルしたこともしばしばある。その点から行くと、イル・フィオーレの電話対応は100点に近い。メンソールは、直前にもう一度コンファームする。異なるスタッフが対応してくれる場合が多いので、スタッフが替わっても同様な対応をしてくれるかどうかについても確認できるが、メンソールの電話を受けてくれたスタッフに対応は、いずれも素晴らしいものだった。

 さて、店の方はちょっと分かりにくい場所にある。テーブル席14を含む17席のスモールサイズの店は、ほぼ満席となっているところを見てもわかるとおり、人気の店である。

 コースもあったんだけど、メンソールはアラカルトでオーダーした。戻りカツオからはじめて、パスタ、メインとつなげるコース。メンソールがアラカルトでオーダーする時は、メインを先に決めてしまうんだけど、メンソールと同じようにメインから決める人がけっこういる様なんで、ちょっと安心したような、メンソールの秘技を盗まれたような気になってしまった。

料理はいずれも、軽やかさの中にアクセントがあると言った感じになっていて、ヘビーな料理を求めると物足りないかもしれない。ワインのセレクションも比較的軽い目なんだけど、料理との相性を考えるとベストなセレクションかもしれない。これ以上ヘビーなワインは合わないだろうと思う。食後にチーズ食べながらと言うなら別だが…。

 軽やかさは最後のデザートまで続く。ティラミスとかエスプレッソなども同様。エスプレッソをオーダーする時に、さりげなくデュピオとかいってみたら、あっさりと通ってしまった。別の店なんだけど、デュピオと言ったら、「何ですか?」と聞き返されたこともあったんだけどね。あと、バゲットは旨い。麦の香りがすごく強い。良い感じかな。



(店  名) オステリア・イル・フィオーレ
(ジャンル) イタリアン
(所 在 地) 大阪市中央区高麗橋4-8-6
(電  話) 06-6233-6667
(営業時間) 11:30-14:00、17:30-21:30
(定 休 日) 日曜日
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龍旗信(塩ラーメン/石津川)

2006年09月19日 23時58分03秒 | 麺類
 塩ラーメンの専門店。営業時間は、昼が14:00まで、夜が26:00までとなってるけど、スープがなくなり次第閉店するらしいので、ギリギリには行かない方が良いと思う。コの字型のカウンターのみで14席。メニューは塩ラーメンの他につけ麺、チャーシュー麺があるが、もちろんつけ麺も塩味。季節限定で、塩冷麺や渡り蟹麺(10食限定)もあった。メンソールのオーダーは塩ラーメンのみ。ビールとかサイドメニューとか食べるとちょっと鈍るかもしれないと思ったので…。

 まず、スープをチェック。透明度はかなり高い。で、何とも言えない海の香がするような気がする。バターのような甘い香りもする。そのあとで豚骨かなと思われる香り。具はチャーシューが一枚。大きめで薄め。葱は白髪葱と輪切りにしたもの、更に油で炒めて焦がしたような感じのものの三種類。

 スープを一口飲むと、かなり濃厚な旨みがある。麺の方は、やや細めのやや縮れ麺。で、かなりしっかりしてる。噛むとちゃんと麦の甘みがある。ラーメンというのは、麺とスープと具のコンビネーションなんだけど、メンソール的には、主役は麺だと思ってる。にもかかわらず、麺にしっかり味があるラーメンはものすごく少ない。なので、麺については良い感じだと思う。ちょっと弱いけど。弱いというのは、スープが濃厚すぎてちょっとバランスが悪い。麺が負けてる。白髪葱とかでカバーしようとしてるんだけど、カバーし切れてないように思う。と言うか、このスープは見た目あっさりそうに見えるけど、ものすごく濃厚で、油分も多くこってりしてる。対抗するには、平打ち麺にした方が良いと思う。それでもまだ麺が負けると思うので、山盛りの刻みネギを入れるとかしないとだめだろう。スープに気合いを入れすぎたかな。

 チャーシューは、とろけそうなほど柔らかく、味付けはあっさり目。チャーシューを食べると、口の中がリフレッシュするような気がするほど。ちなみに、食後も30分くらいは、油の味と香りが残る。ちょっとしつこいかな…。


(店  名) 龍旗信(りゅうきしん)
(ジャンル) ラーメン
(所 在 地) 大阪府堺市浜寺石津町西4-1-19
(電  話) 072-245-2040
(営業時間) 11:30-14:00、18:00-26:00
(定 休 日) 第三月曜日(祝日、祝前日の場合は営業)
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楽縁(創作炭火焼き/北区浪花町)

2006年09月18日 21時55分14秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 店がグランドオープンしたのは、かなり以前から知ってたんだけど、メンソールの活動拠点が南森町から西梅田に移ってしまったので、行けずにいた。その後、メンソールの拠点が西梅田から兎我野町あたりに移ったので、中崎町界隈を徘徊することが多くなり、『萬転屋』とか『ニュー黒崎』を攻めた後に、『楽縁』へ。

 メンソールがなかなかこの店に行けなかった理由の一つとしては、上に書いたとおりの活動拠点の移り変わりがあるんだけど、もう一つの理由として、この店は複数で行った方が良い店だろうと言う思いがあった。男同士で行っても良いけど、やっぱりここはカップルで行きたいかもということで…。

 フード類の方は、創作炭火焼きがメインで、約20種類ある。メンソールは一人で行ったのでそれほどたくさんのメニューを試せなかったが…。で、セクシーな日本酒がたくさんあったので、しこたま飲んでしもた。最後は梅乃宿の57BYまで…。昭和57年と言えば、1982年なので、24年古酒ね。シェリー酒を飲んでる見たいなんだけど、シェリー酒ほどくどくない。古酒としてもそれほどひね香がなくてすっきりした感じ。あと、長野県にある七笑酒造の七つの笑い酒シリーズが置かれてるんだけど、この七つの笑い酒シリーズを取り扱っているのは、大阪ではこの店だけ。詳しくは七笑酒造のウェブサイト(http://nanawarai.co.jp/goyoutashi/nomu.htm)で…。



(店  名) 楽縁
(ジャンル) 游食友酒
(所 在 地) 大阪市北区浪花町1-8
(電  話) 06-6359-5300
(営業時間) 17:00-24:00
(定 休 日) 日曜日、予約があれば祝日は営業
(ウ ェ ブ) http://www16.ocn.ne.jp/~rakuen/

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丸貴屋(牛ホルモン串/三宮)

2006年09月17日 13時09分07秒 | 
 京都方面とか神戸方面とかでオフを開催して欲しいという声は全然聞こえてこないんだけど、この日は神戸へ。天満にあるマッスルホルモンの目と鼻の先にライバル店舗と思われるような店が出来たりして、ホルモン系にはちょっと食傷気味だったりするので、行くんだったら『一鶴』のような、ガッツリ系の店にしようと思ってた。『一鶴』といえば、心斎橋に関西一号支店が出来たとかで殺到しているらしいが、実は、神戸には直営店以外に唯一出店を許されたという曰く付きの店がある。直営店ではないので、店名は『一鶴』じゃない。ところが、二日前だったかに事情が変わったので、三宮の『丸貴屋』へ。若干当初の場所から移転したらしいが、向かいにビルに移転しただけらしいので、それほど気にせずに店に向かう。開店と同時に飛び込むつもりではあったんだけど、開店と同時に満席になってしまう場合もあるので、予約も怠りなく入れておく。結局、一番客だったので予約は不要だったが…。

 まずはカウンターに座ってトリビーをオーダーし、刺身をオーダーする。黒板には四種類くらい書かれているが、ここはおまかせでオーダーしてみる。なんでも食べれると言ったらチレの刺身が出てきた。チレというのは脾臓のこと。人間なら胃の裏側にある。

 串類は、20種類くらいのメニューがあるが、裏目ニューなどもあるので、好みを伝えておまかせにしてしまうのがいいと思う。メンソールもおまかせにした。このころにはビールを飲み干していたので、マッコリに移行する。しかも、これが最後という生マッコリだった。厨房をL字型のカウンターが囲んだようなレイアウト。しかもタイルが多用されているので近未来的な印象を受けたりもする。焼き台にはダクトが付けられているので、煙が流れてくることもないし、当然服に臭いが付くこともない。女性客が多いのはこのあたりの気配りが原因かも…。

 おまかせにしたので、最初は無難なバラ、てっちゃん、キモ、心臓などから始まる。レアな部位が食べたい場合は、事前に伝えておいた方が良いと思う。珍しいところだけ言うと、まずはメガネ。骨盤の形が眼鏡に似ているところからこの名前が付けられたらしい。骨盤近くから取れる肉で、味はハラミに似てるが若干歯応えがある。ハチノスのカブとかサンドミノ(ミノサンド)については説明しなくていいと思う。ウルテもどの部位かを説明しなくてもいいと思うけど、下味が面白かった。食べた瞬間にアリオリだと思ったりした。ウルテはタレ焼きにすることが多いと思うけど、ニンニクとオリーブオイル&塩で下味が付いてるので、個性的な味に仕上がっている。続いては、心臓の脂が巻いた部分だと説明されたアブシン、心臓と動脈の継ぎ目だと説明されたアカコリなど。肉類は、焼いてしまうと同じように見えるので、しっかりとつかまえて説明をしてもらうというのもまた楽しかったりする。

 サイドメニューの方も、水キムチとか、お勧めになってたコッチョリとか食べたので、野菜の補給は十分だったと思うけど、やっぱり肉ばかり食べると翌日は胃がもたれたりするな。

 場所は分かりにくいけど、生田神社の東門をでて、少し南に下る。ローソンが目には行ったら、細い路地を西にはいる。つまり生田神社に接近するように曲がる。言葉を換えると、東門筋と生田神社の間にある路地裏に店がある。ちなみに、牛の串焼きが『丸貴屋』で、そのビルの二階にはカムジャタンを食べさせてくれる『花庭』が、向かいには鶏肉の『丸木鶏』がある。丸腸はなぜか『丸木鶏』の扱いらしく、この日は食べられなかった。『丸木鶏』が営業していれば、隣から取り寄せることは可能なんだそうだ。



(店  名) 丸貴屋
(ジャンル) ホルモン串
(所 在 地) 神戸市中央区下山手通1-4-4
(電  話) 078-391-5881
(営業時間) 17:30-26:00
(定 休 日) 月曜日

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肥後橋南蛮亭

2006年09月17日 10時02分28秒 | カレー
 遠くにあったり高かったりという店は、構えないと行けないし行かないが、すぐに行けるような場所にある店というのは、行く気になればいつでも行ける的な頭ができあがっているので、逆に行けない。『肥後橋南蛮亭』はそんな店の一つで、カレー好きのメンソールが、旨いというかなり信頼性の高い情報を、さらに複数のルートで入手しておきながらこれまで行けなかった店だ。

 ランチタイム開始と同時に飛び込むという感じで、メンソールは二番客だった。ここでは、入り口で先にオーダーし、前払いするというシステムになっている。なかなかおもしろい。目的はカレーなので、チキンカレーをオーダーする。すると「カレーは大変辛くなっておりますが…」と確認される。メンソールを辛いと言わせるカレーがあるならもってこい的な感覚で、「大丈夫、平気」と答えると、すかさず、自家製温泉卵、キャベツのピクルスをサジェストされる。来るもん拒まずや、何でもかんでもかかってこんかい、のやけくそ根性で、サブメニューはすべてオーダーした。

 チキンカレーと行っても、チキンのミンチ肉を使ったもので、感触としてはキーマカレーに近い。ルーはカレールーとベシャメルソース様のものがかけられている。ベシャメル様ソースは辛くない。後からきた客のオーダーを聞いていると『白抜き』とか言ってた客がいたので、ベシャメル様ソースはなしで、カレールーオンリーといったグリルオプションが可能なのかもしれない。

 まず、注意深く一口食べてみる。辛いと言うよりは甘いという感じ。そしてじっくりと辛みがやってくる。そんな感じ。この種のカレーは、食べ進に従って辛みを増してくるように感じられるが、このカレーも例外ではなかった。ただ、メンソールにとっては普通に辛いカレーで、大変辛いカレーではなかったが…。それでも、終わりの方になると汗がたらたら出てくる。カレー自体は辛くないんだけど、発汗する。『ボルツ』のカレーなどは、一口食べた瞬間に、体中の血液外に集まってくるのが判ったけど、そんな強烈な辛さじゃない。でも、何らかの変化が身体の中で進行してるんだろう。食べ終わってからも腹部がぽかぽかと暖かかった。辛さの方は、食べ終わるとあっさりと引いてくれる。いつまでも口の中が火事といったようなカレーもあるけど、非常に潔い。

 薬味は、キャベツのピクルスが乗せられている。それほど酸味はないけど、これがカレーの辛さを緩和するのに一役買っているのかもしれない。キャベツのピクルスの中には、化調が大量に使われていて、食べれたもんじゃないようなものもあるが、ここのピクルスには、化調は使われてないとおもう。その分、味は素朴な感じがする。

 最後にスプーン。この店のスプーンは特殊なんだ。メンソールも初めて見た。確かに、普通のスプーンよりは、腋が開かず、自然な動きで食べられるかもしれない。このアイディアには降参かもしれん。



(店  名) 肥後橋南蛮亭
(ジャンル) チキンカレー?
(所 在 地) 大阪市西区江戸堀1-10-26 大川ビル一階
(電  話) 06-6444-2382
(営業時間) 11:30-14:00、17:30-23:00
(定 休 日) 日祝

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バー・トン(バー/阿倍野)

2006年09月10日 13時16分02秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 意外と穴場な地下鉄昭和町駅の西側の路地。創作中華料理店の『AKA(あっか)』、キッチンバーの『混(こむ)』に続く三店舗目が阿倍野にグランドオープンしたというのは三ヶ月くらい前に知ってた。知ってはいても、メンソールの普段の動線と違うとなかなか行く機会がない。そこで、南海電車の天下茶屋駅で降りて、歩くという荒唐無稽なことをやってみた。天下茶屋なら地下鉄に乗り換えれば阿倍野まではすぐに行けるけど、少し歩けば阪堺軌道にも乗れるけど、こうしたエリアを歩くというのは滅多とないし、歩かないと新しい店は発見できないので…。

 さて、三店舗目はバーなんだけど、店名は『バー・トン』らしい。どうやら『Bar トン』ではないらしい。というのはこの店名、いずれ独立させるのでバトンを渡すとか言った意味で『バー・トン』となっているらしい。場所を知ってれば、阿倍野駅から三分くらいで行き着けると思うけど、知らなければ迷うと思う。と言うか、怖くて行き着けないかも…。

 赤い扉がひときわ目立つバーで、一階はカウンターで、二階にはテーブル席があり、白い小石が敷き詰められた和風風の造りになっている。カウンターと言っても五席くらいしかない。ストゥールはおしりの形のデザインなので、自分のおしりと形が一致しないと座り心地は悪いかもしれない。

 ドリンクメニューは置かれていない。フードの方は『AKA』から継承されている中華料理がメインで、ミミガーの煮こごりとか小龍包、フカヒレ餃子、中華風あんかけパスタ、マンゴープリンなどがある。

 ま、バーテンダー(店長)がバーカウンターの内側でタバコ吸いながら接客するのが許せないというようなストリクトな客は行かない方が良いと思う。軽やかで人なつっこい接客がバーテンダーの持ち味だと思うので…。カジュアルに飲みながらバーテンダーと気軽に話をするというのがこの店の楽しみ方だと思う。



(店  名) バー・トン
(ジャンル) バー
(所 在 地) 大阪市阿倍野区阿倍野筋3-8-14
(電  話) 06-6621-3388
(営業時間) 18:00-29:00
(定 休 日) 不定
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ニュー黒崎(北区黒崎)

2006年09月10日 12時24分30秒 | イタリアン
 中崎町商店街に出現した、ガラス張りの店。イタリアンの店らしいけれど、タパスっぽいメニューも用意されているので、バールとしての機能も有している。なので、ガッツ理と食事&ワインな使い方も出来るし、酒の方をメインとして何かつまみ系のものをと言った要望に対しても対応してくれる。タパス系メニューにしてもちくわ&チーズとかヘシコとか言った和風のものもラインナップに並んでおり、日本酒も置かれている。しかも燗にも応じてくれる。湯煎だし…。

 メンソールはすでに夕食を済ませていたので、タパス系メニューの中から蒸し鶏をオーダー。お勧めに従ってイワシ造りオーダーした。で、日本酒をオーダーしたけど、銘柄は忘れた。燗の温度は50℃を超えてたと思ってたんだけど、蒸し鶏もイワシ造りも温かい料理じゃないんだけど、燗の温度を50℃だとバランスが悪いように感じたんだけど、どうなんだろう。もう一回行ってみよ。

 続いてジャンボエリンギのニンニク炒め。こちらには白ワインで合わせてみた。ワインは八割方がビオらしい。ビオワインは置かれてて当たり前で、うちはビオを置いてます的なコピーがもはや売り文句にはならない状態になってきた感があるな。エリンギの方はアンチョビペーストと共に炒められているようで、なかなか良い感じ。ワインの方はシャルドネだった。

 店の外装がお洒落なので、カップルや女性客が多い。メンソールのように、男性一人ではいるのはたぶん勇気が要ると思う。いかに居酒屋メニューが充実していたとしても…。ちなみに、もう少し東側に『黒崎』という居酒屋チックな店があるけど、こちらの店とは関係はないとのことだ。


(店  名) ニュー黒崎
(ジャンル) イタリアン?
(所 在 地) 大阪市北区黒崎町9-12
(電  話) 06-6359-2011
(営業時間) 11:30-14:30、17:00~25:30
(定 休 日) 無休
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Bar LATINO(バー/北区池田町)

2006年09月10日 10時55分52秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 浪花町にある某バーに行くと、新店情報がやりとりされていて、そのバーではビール一杯で済ませて、噂の新店へと出向くということが、ここ一年くらい繰り返されているような気がする。『Bar LATINO』もその一つ。このバーは兄弟でやってるバーらしいんだけど、その店の人がフライヤーを置きに来ていたところだった。場所は『トラヴィアータ』の向かいと言うことだったので、迷うことなしに『Bar LATINO』へ。バーというだけでそれ以上の情報はなかったんだけど、いってみてびっくりのスタンディングバーだった。しかもスタンディングのスペースは五人分くらいしかないのと違うかな。二階席はあるらしいが、階段を見ただけなので、ひょっとすると二階はスタッフ・オンリーなのかもしれない。

 メンソールは、すでにかなり飲んでいたので、ここではビールを一杯飲んだだけで終わったんだけど、グランドオープンしたばかりの店なので、内装はまだ初々しい。次回行ったときには、すでにこの店が知れ渡ってて、満席とかになってたらちょっと寂しい思いをするかもしれないと思わせてくれる店だったりした。次回は、いつ行けるかな?。


(店  名) Bar LATINO(ラティーノ)
(ジャンル) スタンディング・バー
(所 在 地) 大阪市北区池田町6-12
(電  話) 06-7176-0385
(営業時間) ?
(定 休 日) ?
(店  主) 
(ウ ェ ブ) 

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○秀(立食鮨/梅田)

2006年09月03日 22時02分12秒 | すし
 大阪駅前気前第一ビルの一階、二号線に面して立ち食い鮨屋が出現した。店の前に立つと、和服姿の仲居がエスコートしてくれる。カウンターにはネタが書かれた小指大の札が並んでいて、それをいたまえ自分の前のカウンター上に並べると、板前が握ってくれる。札には値段が書かれていて、会計時には自分が出した札を入れたカゴを渡されるので、それを持って店の外にあるレジで会計するというシステム。

 札に書かれているのは一カンの値段なので、通常の回転寿司からすると約二倍ほどの値段になるので、はじめていく際には注意してオーダーした方が良い。シャリの温度が低めで酢が弱め、そして残念ながらシャリの解けが悪い。にぎり寿司の場合、食べた時にシャリがぱらぱらに解けてネタと絡まり合うくらいに軽く握ってあるのがよいが、米粒に粘りが残っていてこれが解けない。白飯が炊きあがってから酢を合わせて冷ますまでがスムーズではなかったんだろうと思う。鮨職人なら、握る時の感覚でわかると思うが…。

 後半オーダーした鮨は、シャリの解け具合が良くなってたんで、櫃ごとにばらつきがあるんだと思う。ネタの方は、をっと思うものもあるとう程度か…。


(店  名) ○秀(まるしゅう)
(ジャンル) 立食寿司
(所 在 地) 大阪市北区梅田1-3-1 大阪駅前第一ビル一階
(電  話) 06-6344-2217
(営業時間) 11:00-22:30
(定 休 日) 無休
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萬転屋(天ぷら/北区黒崎町)

2006年09月02日 14時17分09秒 | ジャパニーズ
 屋台風な店、店内は照明が落としてあってキメのデートに使えそうな雰囲気でもある。で、ニューウェイブな天ぷらを供してくれる。画像は、マヨネーズで仕上げた天ぷらを、更に客席でバーナーを使ってマヨネーズの油分を飛ばして軽やかにするパフォーマンス進行中なもの。

 天ぷらメニューだけ並べていくと、まずなまえび。もちろん揚げてあるので尻尾まで全部食べれる。続いてアスパラの豚巻き。このあたりは定番かと…。次が、ニューウェイブとか創作とかいわれる所以の大根おろしの天ぷら。甘エビとかはそのまま何もつけずに食べるんだけど、大根おろしの天ぷらはたっぷりの天つゆにつけて食べるようにサジェストされる。続いてはトマトの天ぷら。ここまで来ると、メンソールはちょっとうなったか…。普段は天ぷらとして馴染みのない素材を揚げてみるという心意気は評価するけど、トマトの天ぷらはどうなんだろう。あとは、クリームチーズと塩辛の天ぷらがあるらしいが…。

 このあたりでけっこう満腹になってしまったので、メンソールは締めとして穴子をオーダーしてみた。これが結構旨かったりした。なので、次回来る時は創作系の天ぷらではなく、定番ものをオーダーしてみたいかも…。

 2~3名なら予約なしでも行けるかもしれないけど、大人数なら予約しておいた方が良い。それと、一見客は突き出し付きのおまかせコースになる。


(店  名) 萬転屋
(ジャンル) 天ぷら
(所 在 地) 大阪市北区黒崎町3-22
(電  話) 090-4271-0604
(営業時間) 18:00-26:00
(定 休 日) 月曜日

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