箕面市の給食~おいしい給食をいっぱい食べましょう!

箕面市の給食は
①卵、牛乳、小麦等を調理に使わない「低アレルゲン献立給食」です
②市内産の野菜を優先的に使っています

料理のススメ その64(イタリアンスパゲティ)

2022年08月06日 | おすすめレシピ

スパゲティというと、イタリア料理によく使われるめん類です。
イタリア語で「小麦で作っためん類」を意味する「パスタ」は種類が豊富で、本場イタリアでは何百種類ものパスタがあるそうです。
パスタは大きく、ロングパスタとショートパスタに分類されます。
スパゲティのように細長いパスタはロングパスタで、太さが2mm前後のものを「スパゲティ」といいます。
他にも、スパゲティより細い「スパゲッティーニ」、もっと細い「カッペリーニ」、断面がだ円形の「リングイネ」、平べったいロングパスタの「タリアテッレ」や「フェットチーネ」、もっとはばが広い「パッパルデッレ」など。

ショートパスタには、真ん中に穴があいたつつ状の「マカロニ」や、同じように穴があいたつつ状でも先がとがっている「ペンネ」、ちょうちょの形の「ファルファッレ」、らせん状にねじれた「フジッリ」、まるい団子のような形をした「ニョッキ」などがあります。

にんじんやほうれん草などでカラフルに色がついたものや、キャラクターなどの形をしたものもあり、見ているだけで楽しくなりますね。

今回は、そんなパスタの一種であるスパゲティを使った「イタリアンスパゲティ」です。
学校給食では米粉で作ったスパゲティを使いますが、アレルギーがなければ小麦粉でできたふつうのスパゲティで同じように作れます。
ご家庭ではスパゲティだけで一食分の食事になりますが、給食ではおかずとして提供するため、めんの量が少ないのが特ちょう。
給食のめん料理は、どれもめん類を具のひとつとして使っていますので、主食であるごはんといっしょに食べても問題ない量です。
「米飯とスパゲティ」や「米飯とうどん」といったこん立を見て、「炭水化物ばっかりの組み合わせって栄養がかたよるのではないの?」と心配されるかたもいらっしゃいますが、だいじょうぶです、問題ありませんよ!
今回しょうかいするスパゲティも、給食の分量ではあまりにめんが少ないので、家庭向けに少し量を増やしています。
それでも一食分にするには量が少ないので、これだけでお昼ご飯にしよう、という場合は、材料を倍くらいに増やしてください。


【イタリアンスパゲティ】

〈材料〉2人分
まぐろ油づけ・・・・・30g
米粉スパゲティ・・・・40g
たまねぎ・・・・・・・1/2個
ピーマン・・・・・・・1/2個
エリンギ・・・・・・・1/2本
トマト・・・・・・・・1/4個
ウスターソース・・・・小さじ1/3
トマトケチャップ・・・小さじ1と1/2
油・・・・・・・・・・小さじ1/2
塩・・・・・・・・・・少々
こしょう・・・・・・・少々
水・・・・・・・・・・小さじ2

〈作り方〉
1 なべに、分量外の水を入れて火にかけ、ふっとうしたら米粉スパゲティを入れて、
  30秒~1分くらいゆでる。
  火を止めて、ザルに入れ、水をかけて冷ましておく。
  (小麦粉でできたふつうのめん類と同じようにゆでるとやわらかくなりすぎて、いた
   めた時にぷつぷつ切れてしまいます。
   さっとゆでて、まだ固いくらいの状態でザルに移してください。)

2 たまねぎは、皮をむいて、うす切りにする。

3 ピーマンは、へたと種を取りのぞき、せん切りにする。

4 エリンギは、短冊切りにする。

5 トマトは、湯むきして、角切りにする。
 (湯むきをしなくても作れますが、食べる時に皮が残って食べづらいので、湯むきする
  ほうが食べやすくなります。
  湯むきの方法は、2020年7月18日「ラタトゥイユ」のブログでしょうかいしていま
  す。)

6 フライパンに、油とたまねぎを入れ、火にかけて、しんなりするまでいためる。

7 エリンギ、ピーマン、トマトを加え、さらにいためる。

8 まぐろ油づけ、米粉スパゲティと、水を加えていためる。

9 水気がなくなったら、ウスターソース、トマトケチャップ、塩、こしょうを加える。

10 味を調えて、できあがり。


10で皿に盛り付けた後、3のピーマンを小さく切ってさっとゆでたものと、5のトマトの角切りを少し、いっしょにのせると見た目もきれいにできあがります。

ぱっと見て「おいしそう!」と思える盛り付けにすることも、料理の大切なポイントですよ。
同じ料理でも、ちょっとした盛り付けの工夫で印象が変わります。
「どう盛り付けたらおいしそうに見えるかな?」ということも考えて、いろどりのよい、食欲をそそる料理に仕上げてくださいね。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする