みどりの野原

野原の便り

11月5日 西河原公園 トキワギョリュウ イッペイ 

2015年12月05日 | Weblog
茨木市 西河原公園

途中にあった木


モクマオウと思ったのは、トキワギョリュウ(トクサバモクマオウ)とのこと。
調べると『モクマオウ科は65種も含まれている』と書いてある。

今まで見たのはどれだったのか? 日本に何種入ってきているのか。
それがわかったところで、区別のつくものでもないのかもしれないが、
「モクマオウ(科)には種類がある」ことさえ知らなかったので、「へえ~」なことだった。

公園に着いた。
午前中の短時間で、公園なのでそう変わったものはない。
アキニレ・エノキ・ケヤキ・アオキ・アラカシ・カナメモチ・ホルトノキ・メタセコイア・・・おなじみの樹木だが、気が付いていないこと見落としていることもある。

 
実の付いた枝が落ちていた。 「なんだクスノキだ」と思ったが、果実の付いている膨らんだところはガク筒ではなく「果柄の一部が膨らんだもの」とのこと。膨らんでいるのは知っていてもそこまで考えたことがなかったのでこれも「へえ~」だった。
細かいところはちっとも見ていないことを気付かされる。

解散になって、何人かの人と一緒に、来る道にあった総持寺に立ち寄った。


総持寺は西国三十三番の第22番の札所になっていて名前だけは知っていたが初めて来た。
門の両側には仁王像があり、境内は広い。


小さい池にはシラサギガヤツリやミソハギらしいもの、ヒメガマらしいものが枯れ姿。

境内の周りにはモッコクの大木やゴモジュ(教えてもらった)などの植栽があった。
そして、見慣れぬ木が・・
何だろうと思案にくれていたが、1人がお寺の方に尋ねたところ「たしかイッペイとか言った」とのこと。名前も聞きなれない。聞き違いか?
なにか他にヒントはないかと思ったら、高いところにマメ状の鞘が付いていた。
もう種は落ちた後だ。

 
掌状複葉 毛深い冬芽や枝先 落ちていた実の鞘にも茶色い毛が見えた。
写真を撮って帰って調べたら、イッペイ又はイペ(ノウゼンカズラ科)

名前を聞いて思い出した。「イペ」なら聞いたことがある。見たことがある。
馬見丘陵公園で花も見ているのにすっかり忘れていた。 ボケてるわ~。

でも「へえ~」と思ったり、何やろ~とドキドキするのは、脳の活性化になるかなあ。と期待して・・・
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12月3日 タコノアシはどうなってるかな?

2015年12月03日 | Weblog
二上山ふるさと公園の帰り、タコノアシのあった所に立ち寄った。

数年前、偶然通りかかった休耕田で、タコノアシが一面群生しているのを発見。
歓喜したのだった。

しかし、去年覗いたら、道路に近い1,5mぐらいの幅、ちょうどタコノアシの群生いている範囲がきれいに?草刈りされ、まったくなくなっていてがっかり。
タコノアシの生えていた奥はヨシ原だが、道路の通行に邪魔になるほどでもないと思うのだが・・

そして群生地の近くの休耕田もいつも探してみるのだかれど、不思議なことに続きの休耕田にさえ1本もないのだった。

毎年草刈りされるようになればもうダメかもしれない。
半分あきらめつつも、どうなっているか? ドキドキしながら見に行く。

 
やっぱり草刈りされたようす。
でもよく見るとヨシの足元に赤いものが・・生き延びたタコノアシだ。


そして、いつものように周辺部を探すと、小さいながらもここに1本 隣にも2本と少数ながら飛び地が出来ていた。
むざむざと負けるものかとタコノアシ 植物はたくましい。来てよかった。 
がんばって~。

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12月3日 二上ふるさと公園

2015年12月03日 | Weblog
二上山の麓 ふるさと公園 今日は午前中小雨が降る中、モミジや実や花を観察

 
     モミジはちょうど見ごろ。            山の紅葉もきれい。

 
        コトネアスター                   ボケの花 
少数なら「呆け」と言われるけれど、このぐらいボケていれば多数派 立派なものだ。

コブシの冬芽や小さいながらもしっかりと冬を生き抜いて春に向かう草の姿など、短時間の公園巡りの後、お昼は近くのレストランで昼食会 
みなさんのおしゃべりで雨もどこかへ行ってしまった。
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12月2日 ブログ10年目に入ります。

2015年12月02日 | Weblog
12月2日 今日からブログ10年目に入ります。
早いものです。

気持ちはまったく変わりませんが、見かけはかなり?? 鏡をなるべく見ないことにして・・

することがとろくなって、ブログも遅れがちですが、いやになったことはありませんので、これからもマイペースで続けるつもりです。

お時間があれば時々でも見てくださいね。
まちがいの指摘やご意見は遠慮なく。いつでも受付中です。  
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12月1日 瑞饋神輿(ずいきみこし) 甘南備山のタマミズキ ビロードイチゴ

2015年12月01日 | Weblog
久しぶりの棚倉孫神社(たなくらひこじんじゃ)~甘南備山へ。

棚倉孫神社
境内にあるクロガネモチやケヤキ・エノキ・ムクノキなどの大木がこの神社の歴史を物語る。

 
樹齢250年というクロガネモチ      本殿横のサザンカの大木

棚倉孫神社に伝わる瑞饋神輿 途切れていた期間もあったが 復活した。
秋祭りに巡航する。

 
小さい子供用神輿 毎年製作 
 
 
大人用瑞饋神輿は2年に1回飾り変える。 これは今年10月に製作されたばかりで色鮮やか。
 右)屋根の鳳凰?は、収納庫に入りきれないので下に下ろしてある。
翼はナタマメの鞘 尾羽はソテツの葉 トウガラシやケイトウやセンニチコウを使った頭部

 
神輿の屋根や欄干はサトイモのズイキで、その他は米や豆類や野菜や果物や花などがびっしりと貼りつけられたりぶら下げられたり・・
こんな神輿が練り歩けば豊作まちがいなし。 瑞饋神輿が好きで何回も来ている。

境内を出て、天井川沿いに進み、甘南備寺へ。

甘南備寺
 
行基により甘南備山頂付近に開かれ、後荒廃して麓に移されたという。
今昔物語に『都の大寺へ移りたいという僧を薬師如来が夢で戒めた』という説話がある。
『僧の夢に本尊の薬師如来が現れ「おまえの前世は縁の下のミミズだった。前の住職が法華経を唱えるのを縁の下でいつも聞いていたから、人間に生まれ変わったのだ。そのことを忘れてはならない」と諭した。僧は寺にとどまり、「次は浄土に生まれ変わりたい」と、いっそう精進した』(ネットより) 

その説話はミミズにまつわる話としてタイミミズツアーに行く前に本で読んだ。

酬恩庵(一休寺)
『鎌倉時代、臨済宗の高僧大應国師が中国で禅を学び、帰朝後禅の道場をここに建てた。
一休禅師が堂宇を再興し、師恩にむくいる意味で「酬恩庵」と命名した。
禅師はここで晩年を過ごされたことから一休寺といわれる』(ネット抜粋)


門前から紅葉だけ見る。紅葉盛り

薪神社
 
境内に薪能発祥の碑がある。
ひっそりとした神社を通りぬけ。のどかな田畑の道から登山道へ。

甘南備山。
古来、神の御座所として信仰された。
東の雄山(221m)西の雌山(201m)の2山からなる。
雄山にある神南備神社へ。

甘南備山は数回来たことがあるが、違う道も通ってうれしい。


      展望台   比叡山も見えたらしい。

 
今日の目的のタマミズキ まだ葉をつけていたが、真っ赤な実を見ることができた。


         山頂の甘南備神社
天照大神・天児屋根命・鵜茅葺不合尊・大国主尊を祭る。

同じ道を戻って駅へ。

途中で見た赤い実
 
          ハナミズキ                  ピラカンサ
 
          クロガネモチ                 サンシュユ

   
            ズミ?(庭に植栽)         フユイチゴ

カナメモチ・アオキ・ナンテン・マンリョウの赤い実。
ツルリンドウ・カキ・ユズ・レモン・ミカンの仲間・トケイソウの実
ムラサキシキブ・スズメウリ・シロシキブ・オリーブ・・色とりどりの実
           

       ノブドウ 白い実ばかりだった。なぜ?
 
        ビロードイチゴ 実を見てみたい。 エビガライチゴかと思ったのはコジキイチゴ

 
         ウチワサボテン    実を齧ってみたら甘かった。中に種があった。
 
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