みどりの野原

野原の便り

12月1日 瑞饋神輿(ずいきみこし) 甘南備山のタマミズキ ビロードイチゴ

2015年12月01日 | Weblog
久しぶりの棚倉孫神社(たなくらひこじんじゃ)~甘南備山へ。

棚倉孫神社
境内にあるクロガネモチやケヤキ・エノキ・ムクノキなどの大木がこの神社の歴史を物語る。

 
樹齢250年というクロガネモチ      本殿横のサザンカの大木

棚倉孫神社に伝わる瑞饋神輿 途切れていた期間もあったが 復活した。
秋祭りに巡航する。

 
小さい子供用神輿 毎年製作 
 
 
大人用瑞饋神輿は2年に1回飾り変える。 これは今年10月に製作されたばかりで色鮮やか。
 右)屋根の鳳凰?は、収納庫に入りきれないので下に下ろしてある。
翼はナタマメの鞘 尾羽はソテツの葉 トウガラシやケイトウやセンニチコウを使った頭部

 
神輿の屋根や欄干はサトイモのズイキで、その他は米や豆類や野菜や果物や花などがびっしりと貼りつけられたりぶら下げられたり・・
こんな神輿が練り歩けば豊作まちがいなし。 瑞饋神輿が好きで何回も来ている。

境内を出て、天井川沿いに進み、甘南備寺へ。

甘南備寺
 
行基により甘南備山頂付近に開かれ、後荒廃して麓に移されたという。
今昔物語に『都の大寺へ移りたいという僧を薬師如来が夢で戒めた』という説話がある。
『僧の夢に本尊の薬師如来が現れ「おまえの前世は縁の下のミミズだった。前の住職が法華経を唱えるのを縁の下でいつも聞いていたから、人間に生まれ変わったのだ。そのことを忘れてはならない」と諭した。僧は寺にとどまり、「次は浄土に生まれ変わりたい」と、いっそう精進した』(ネットより) 

その説話はミミズにまつわる話としてタイミミズツアーに行く前に本で読んだ。

酬恩庵(一休寺)
『鎌倉時代、臨済宗の高僧大應国師が中国で禅を学び、帰朝後禅の道場をここに建てた。
一休禅師が堂宇を再興し、師恩にむくいる意味で「酬恩庵」と命名した。
禅師はここで晩年を過ごされたことから一休寺といわれる』(ネット抜粋)


門前から紅葉だけ見る。紅葉盛り

薪神社
 
境内に薪能発祥の碑がある。
ひっそりとした神社を通りぬけ。のどかな田畑の道から登山道へ。

甘南備山。
古来、神の御座所として信仰された。
東の雄山(221m)西の雌山(201m)の2山からなる。
雄山にある神南備神社へ。

甘南備山は数回来たことがあるが、違う道も通ってうれしい。


      展望台   比叡山も見えたらしい。

 
今日の目的のタマミズキ まだ葉をつけていたが、真っ赤な実を見ることができた。


         山頂の甘南備神社
天照大神・天児屋根命・鵜茅葺不合尊・大国主尊を祭る。

同じ道を戻って駅へ。

途中で見た赤い実
 
          ハナミズキ                  ピラカンサ
 
          クロガネモチ                 サンシュユ

   
            ズミ?(庭に植栽)         フユイチゴ

カナメモチ・アオキ・ナンテン・マンリョウの赤い実。
ツルリンドウ・カキ・ユズ・レモン・ミカンの仲間・トケイソウの実
ムラサキシキブ・スズメウリ・シロシキブ・オリーブ・・色とりどりの実
           

       ノブドウ 白い実ばかりだった。なぜ?
 
        ビロードイチゴ 実を見てみたい。 エビガライチゴかと思ったのはコジキイチゴ

 
         ウチワサボテン    実を齧ってみたら甘かった。中に種があった。
 
コメント
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