みどりの野原

野原の便り

4月25日 葛城山のショウジョウバカマ・カタクリ

2008年04月25日 | Weblog
往復ロープウェイで葛城山頂を散策 21人が参加

ロープウェイの山頂駅近くのブナはちょうど花が咲いていた。
ブナの雌花・雄花を手にとって見れるところなどそんなにないだろう。
手でさわってしっかり確認できた。ラッキー!


  左が雌花 右下が雄花

白いウラジロノキの若葉。ウリハダカエデの筆のような葉芽。たたまれ
たようなシデの若葉。黄緑色も鮮やかなイヌブナの若葉。ヤマザクラの
赤い葉と花。
冬芽あり若葉あり花あり。やっぱり葛城山の春はすばらしい。

 
ショウジョウバカマは今見ごろ。  一面ショウジョウバカマ

  
カタクリはつぼみが多く今から見ごろを迎える。


メンバーの一人がフデリンドウを見つけてくれた。


ツクバキンモンソウ?ニシキゴロモ?

貴重な植物がたくさんある葛城山。
自然研究時を歩いていると、山の斜面を登ってくる女の人がいた。
何者?と思ってたら、その人は山の監視員をしているボランティアの方
だった。

聞くと、今もイカリソウなど山野草をごっそり袋に入れている人がいて、取
り戻した山野草を山の斜面に埋め戻してきた所だという。
やっぱりそんな人がまだいるのか。

山頂近くで春の女神ギフチョウらしいチョウが何頭か私たちのそばを通
り抜けた。。確かにアゲハとは違う。じっくりと姿を見たいな。

昆虫部会の方が追いかけたがなかなか動きが素早い。


ギフチョウの食草のカンアオイの仲間ミヤコアオイも地味ながら花盛り

何にもないように見える笹原の中には、ツリガネニンジンやシシウド・
ワレモコウ・カワラナデシコなどのロゼットや葉が出番を待っているよ
うだ。

ひんやりした高原の空気と青空。
葛城山の春の扉は開いたばかり。



 






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