みどりの野原

野原の便り

9月22日 牧野植物園・桂浜・はりまや橋 

2009年09月22日 | Weblog
早朝にホテルを出発して高速バスで高知へ。
 
左)かっこいいデザインの高知駅 駅名がどこにも書いてない 
                       右)路面電車(土佐電鉄)

1日フリーパスを買って駅前からMY遊バスに乗る。

高知県立牧野植物園
 
     牧野植物園入り口  最初にあった見慣れない木マルバチシャノキ 
牧野植物園は高知県出身の日本の植物学の基礎を築いた牧野博士を検証
するため、昭和33年に開園。園内には帰途県の植物を中心に博士ゆかりの
約1500種の草花が四季を飾っている(パンフによる)

H11年に新設された牧野富太郎記念館・開園50周年記念庭園もある。
残念ながら温室が改装中で見れなかった。

「記念庭園には秋の草花がたくさん咲いてますよ」と受付の方。

 
ダイサギソウ(絶滅危惧種) パラグアイオオオニバス(ガクにトゲあり)

 
     カリガネソウ       八重ヒガンバナ(鹿児島で発見された)        

  
ヒギリ(インドネシアや沖縄で見た)       サカキカズラ 果実(h29.10訂正)
「チトセカズラ」の名札が近くにあり、それかと思い込んでいたが、サカキカズラと判明(2019.10.07白浜町日置で観察)牧野植物園にはチトセカズラ(牧野博士が新種として発表)とサカキカズラがあったのか?


スエコザサ(博士を支え続けた亡き妻に感謝して献名された)

牧野富太郎記念館がよかった。

生い立ち・裕福だった実家も膨大な研究費のために破綻。
次々と生まれた13人の子供と負債を抱えて苦労しながら博士を支え続けた
寿衛子夫人。
旅先から妻にあてた書簡には、「送った生がわきのおしばを乾かしてほしい
」とこと細かく書いてあり、夫人からの手紙には「留守中のことは心配いら
ないから道中気をつけて」と、いたわりの言葉が・・・
やっぱりこの奥さんがいて博士の研究が出来たんだなと感動した。

牧野博士が日本人として初めて学名をつけた「ヤマトグサ」の説明には
「ハシカグサに似た草を発見し・・・調べた結果・・ 命名して発表した」
と書いてあった。
先日「ヤマトグサ」と思ったものが、花が咲いて「ハシカグサ」と間違っ
ていたことがあったばかり。人に聞くと「全然違う」と言われたけど・・
やっぱり似ているよね。といいわけ。

本や植物の標本に囲まれていた部屋を再現したところもある。

病床にあっても庭の草花をスケッチしていたという博士は幸せそうな
お顔をしておられた。
どんどん変わっていく記述に、牧野図鑑はちょっと古いなんて思っていた
けどやっぱりすごい。
近くだったら又来れるんだけど・・

バスを待って次は桂浜で下車。観光地らしい雰囲気にあふれていた。
 
      桂浜                 お土産に五色石を拾う
イカ焼きを食べ、土佐名物アイスクリンを食べ、五色石を拾ったり・・

次は中心街はりまや橋で下車

がっかり名所の一つらしい。 ビルに挟まれてこじんまり

 
          チャンバラ貝(マガキガイ)
高知に行くと言ったら「ぜひ食べておいで」とすすめられ、夜の食事は
チャンバラ貝のある居酒屋と決めて観光センターで教えてもらった店へ。
イモガイに似た外観 煮た貝からはトゲのようなものが出ていた。
トゲを持ってくるりと引き抜く。トゲは固いので食べられない。
おいしかったが特に変わったものではない。
お客さんがマガキガイのことだと教えてくれた。


メニューに長太郎貝とあった。どんなものか注文。
ホタテ? 帰って調べたらヒオウギガイのことらしい。
貝殻も色がついてなかったのでわからなかった。

いろいろ食べて喜んでいたら「司牡丹 船中八策」という地酒をサービス
してくださった。ラッキー!またまた大喜び

街中をだいぶうろうろしたのでホテルへなかなか帰りつけなかった。

今夜の宿もビジネスホテル 1泊3980円
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