みどりの野原

野原の便り

11月22日 賤ヶ岳 ・ 余呉

2012年11月22日 | Weblog
琵琶湖歩きの友達と3人で余呉・賤ヶ岳へ。

前の電車がシカとぶつかったとかで点検のために京都発の米原行き急行が遅れたが、後の乗り換えもスムーズにいき、予定通り余呉駅に到着。
余呉には何回も来ているがホームもすっきりきれいになってる感じがしたが、冬の印象と違うからかもしれない。


今年1月に来た時の雪の余呉駅  ホームの中にも積雪  


深い雪の中を歩いて余呉湖を1周した。(h24.1.29ブログ参照)

賤ヶ岳は9年振りの登山となる。(h15年5月に友達と6人で登っている)

江土登山口から登り始め、シカ避けの電柵を看板通りに外して入る。


すぐ登り坂。


タカノツメやコシアブラの白や薄黄の葉が目立つ。
整備された道は歩きやすい。


左へ階段を登ると中川清秀主従の墓所と陣地跡
岩崎山・大岩山にはそれぞれ高山右近・中川清秀の砦・城があり、ここで賤ヶ岳の合戦の前哨戦の大戦が繰り広げられたという。

途中のスギ林は枝打ちをしてあり、シカの角研ぎ防止のテープが巻いてあった。
ヒノキ・アカマツの他、ホオノキ・ハウチワカエデ・イタヤカエデなどカエデも数種。 
ミズナラやサイゴクミツバツツジなど日本海側の植物も見られるらしい。
春もきれいだろう。


あの山の上が頂上か? ここからが一気に登る感じ。

昼過ぎ賤ヶ岳山頂(432m)に到着 (駅から2時間)
ロープウェイで登って来れるので山頂には20人ぐらいの人がいた。


  
右下には余呉湖 (合成パノラマ)

 
反対側の真下には琵琶湖と続く平野が広がっていた。

どちらを見ても大パノラマ。
この静かな賤ヶ岳付近が壮絶な戦いの場所であったとは想像しにくい。

しばらく景色を楽しんだ後下山。

 
国民宿舎近くへの下りは急。ここを登るのは大変そう。
              
  
  琵琶湖畔に降りてきた。(下り40分)風もなく静かな湖面
東岸沿いに歩く。
 
 
トウカエデ ポプラの植栽  ハナノキの紅葉と落ち葉も美しかった。

 
湖畔にはシナサワグルミが多く、実がたくさん落ちていた。  
                  湖に移り込んだ紅葉もきれい。
マガモ・オオバン・キンクロハジロ・カンムリカイツブリ・カルガモ・ヒドリガモ・ハシビロガモなど水鳥が見られた。

最後にダッシュで・・


急行電車に間にあった。

5月に来た時、頂上で寒かった記憶があるので、寒さ対策を十分にしてきたのだが、幸いにも曇り空ながら穏やかな1日だった。
コメント (2)
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