みどりの野原

野原の便り

2月19日 平城宮跡をくまなく?歩く

2012年02月19日 | Weblog
枯野で何もなさそうな平城宮跡だが、よく見ると生き物が息づいている。

 
湿地の植物も枯れてガマの穂綿もほぐれていた。綿毛の先には種がちゃんと付いていた。

 
イチイガシの葉の裏にミカドテントウ  エノキの落葉にはゴマダラチョウの幼虫

 
コナラの樹皮の割れ目に光る緑色のものはクヌギカメムシの卵塊らしい。ルーペでみるとたくさんの卵が見えた。               右)成虫

 
ウメの木にアカホシテントウの幼虫?サナギ?の抜け殻   成虫はこれ。
漆塗りのようなツヤ。1対の赤い斑点の境界ははっきりしない。このツヤはネットで見たら木から出るヤニに擬態して鳥の目から逃れようとしているらしい。
 

ウメの木にあった丸い粒粒。何かわからなかったが、これも調べているうちにタマカタカイガラムシとわかった。抜け殻? いっぱい付いていた。 アカホシテントウはこれも食べるらしい。
イラガのついた木が多かった。

 
クヌギについたクラウンゴールと呼ばれる菌えい 鈴なりだ。     モグラ塚

穴を掘り巡らせて落ちた虫や生き物を食べるというが、1日に体重分ぐらいの食料を必要とするらしいのにそれだけ餌が取れるのか心配。


クローバーを抜いてみた。根に付いた根粒 

自分ではなかなか見つけられないが、今日は午前・午後2回もアリスイ(鳥)が見れた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする