みどりの野原

野原の便り

2月27日 馬見丘陵公園

2012年02月27日 | Weblog
観察会参加。

予備の芽(副芽)をもった冬芽・乾燥や寒さから芽を守るための工夫。すごいなあと思う。

 
      落葉した冬の姿の中で、梅林は紅梅が咲きかけていた。

 
サンシュユも黄色い花が見えてきた。枝に残った果実は萎びているが、完熟で渋みは薄くなっている。

 
鳥が食べた跡と思われるサンシュユの種子  割ると・・中はこんな風になっていたのか~。
縁に空洞が並んでいた。なんのため? 軽くするため?

一番うれしかったのは
・・前にクヌギの樹皮の割れ目で見たクヌギカメムシの卵塊(2月19日奈良のブログ参照)で・・

クヌギカメムシが孵化して1齢幼虫が見られたこと。右のやや黄色く見えるもの。卵塊はゼリーに覆われているが、幼虫が孵化して最初に食べるのはそのゼリーらしい。そういえばゼリーに頭を突っ込んでいるように見える。

そして、呼吸孔とおっしゃったのがその時は確認できなかったが、帰って写真をよく見ると
一部の卵から3本の「孔」というよりも「管」がかすかに見えた。

いっぱい卵塊が付いていたのでたくさん孵化することだろう。ウィルスにやられたり、鳥や虫に食べられたり・・どのぐらいの生存率かしらないが、キビシイ生存競争が待っているよ。
コメント
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