みどりの野原

野原の便り

2月9日 宇治市植物公園

2012年02月09日 | Weblog
温室を案内していただいた。
温室は温度管理はもちろん、空中湿度も100%近くに保たれているそうだ。
冷たいところから入ってくるとメガネが曇ってしまう。


ダーウィンのランと言われるアングレカム セスクイペダレ 
「長い距に合う長い口吻を持つ昆虫」がいるはずとダーウィンが予言した通り、後にこのランの唯一のポリネーターであるキサントパンスズメガが見つかる。持ちつ持たれつ、どちらかがいなくなれば相手も生きては行けない関係だという。


ドムベアはまだ花がよく見られた。匂いもまだ健在。
ショウガの仲間・コスツスの仲間 アナナスの仲間他、開花中の花も多い。
「温室だからいつでも花が咲いていると思われがちですが、温室にも季節があります」といわれた。日の長さなども影響しているらしい。

2月はバレンタインの月というので、関連の展示があったが、温室内ではカカオノキに成っていた実を1つ採って、二つ割りにして中を見せてくださった。


カカオノキの実 まだ皮は緑色をしていたので熟してはいない。1つの果実の中には50個ぐらいの種子が入っているそうだ。この種がチョコレートの原料となる。
果実や実を見ただけではこれがチョコレートになるのは想像がつかない。

温室の花は1月28日ブログを見てください。

 
  温室の出口にあったキンカチャ     実がびっしりとついたタラヨウ

午後から園内をひと巡りした。

 
枯れた花が残るバンクシア 花は何色だったかな? 固そうな実が着いていた。


 
      ミツマタはまだ蕾        菜の花の黄色もがまださみしげ

管理棟?では瓢箪で作った作品の展示があった。

 
 
豪華な螺鈿入りから可愛いものまで、瓢箪でもこんなにいろんな細工が出来るのね。
お気に入りを投票する用紙があったが、どれとは選べない力作ぞろいだ。

瓢箪を使った楽器もあっておもしろかった。  
コメント
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