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「イタリアの様々な川や湖で深刻な水不足現象がみられ、イタリア最長の川であるポー川は、例年のこの時期に比べ水が61%減少した」と伝えた。

2023-03-01 | 宇宙を知らなければ世界のことはわからない

運河が干上がり動けないゴンドラ…「水の都」ベネチアはもうない

登録:2023-03-01 05:31 修正:2023-03-01 07:17
 
[ハンギョレ21]ニュースキュレーター
 
 
               2023年2月17日に撮影されたイタリア・ベネチアの運河の様子=ロイター/聯合ニュース

 南極の海氷面積が史上最小値を記録した。

 米国の国立雪氷データセンター(NSIDC)は2023年2月13日、南極の1月の海氷面積が191万平方キロメートルを記録し、最低値だった2022年2月25日の192万平方キロメートルよりさらに減少したと報告した。1978年に人工衛星が海氷のモニタリングを開始して以来、海氷面積が200万平方キロメートル以下に減ったのは、この2年あまりが初めて。

 南極の海氷が減ったという事実には、北極の海氷の減少とは別の意味がある。北極が「大陸に囲まれた海」ならば、南極は「海で囲まれた大陸」の形態だ。そのため、海氷減少の傾向は南極では大きくは現れなかった。だが、2016年に急激な変化が始まった。米国コロラド大学ボルダー校の氷河学者のテッド・スカンボス氏はCNNのインタビューで「(今回の記録の意味は)『ぎりぎりでの記録更新』などでは全くない」として「極めて急激な縮小傾向」である点を懸念した。ドイツのアルフレッド・ウェゲナー研究所の海氷物理研究部の責任者であるクリスチャン・ハース氏も「問題は気候変動が南極に到達したのか」だとして「これは終わりの始まりなのか、これからの夏には海氷が完全になくなってしまうのではないか」と述べた。

 南極の海氷が減少した原因としては、風、海流、海の熱などが挙げられているが、なかでも、南極の一部地域の平均気温が通常より摂氏1.5度程度高くなったことが主な原因だと分析されている。

 一方「美しい水の都」と呼ばれるイタリア・ベネチアの運河は、日照りや引き潮などによって、乾いた水底をみせている。英国日刊紙「ガーディアン」は2月21日、ゴンドラの運行が中断された状況を報じ、「イタリアの様々な川や湖で深刻な水不足現象がみられ、イタリア最長の川であるポー川は、例年のこの時期に比べ水が61%減少した」と伝えた。

ソン・ゴウン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

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