大橋みつるの平和ト-ク・・世直しご一緒に!

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日本語版新聞紹介

7・25シンポ・朝鮮戦争休戦協定60周年、報告

2013-07-26 | 「私がお話し」します。

 

 

 

 

7・25シンポジウム 発言レジュメ       大橋

「東アジアの平和を求める」ために 何をなすべきか? 私の思い

 北朝鮮の、核開発がアジアの平和を乱している。拉致事件を起こすような国はなくせばよい。制裁を強めて孤立させ締め上げればよい。という宣伝が繰り広げられていますが果たしてこのような路線を繰り返し続けて平和なアジアがくるでしょうか?

韓国・朝鮮問題を深く理解するために、韓国「併合」までさかのぼって考えて見ましょう。

1910年戒厳令下の韓国「併合」・条約文は、有効か、無効か

1、1910年韓国「併合」に至る、日本の韓国侵略・占領の実態    

  韓国「併合」条約が、有効か、無効か・・韓国・朝鮮問題を論じる根本問題

2、「無効」という考え、その理由   有効・列強が認めたことが根拠、 となるのか?

①、軍隊進駐ソウルに戒厳令、半占領下で条約の押付け。「条約なき占領」国際法違反

 ②、併合に至る強制四つの協約は「日本帝国政府の捏造文書」   ・日朝修好条約は正式文書

王の抵抗で「御名御璽」「サインと印鑑」がない。国の重要問題での略式文書は、違法

五つ目の「併合」条約文書も批准書に「御名御璽」なく捏造文書で無効だ。(資料1)

以上二つの理由で、韓国「併合」条約は無効である。 韓国大法廷判決「併合」無効          

3、さらに「無効」をうらづける「皇帝・純宗の遺言」(資料2) 朝鮮・最後の王     

4、謝罪と賠償・補償、歴史認識の一致が必要である。・・・王妃殺人、王毒殺・皇民化政策・創氏改名・差別と弾圧・財産没収・強制連行・慰安婦・挺身隊・強制労働・徴兵制など    停滞した朝鮮の嘘 恩恵を施した嘘


終戦後・38度線分割統治から二つの分断国家の成立・朝鮮戦争へ

1、ポツダム宣言(資料3)・日本への終戦条件1945年7月26日→       

2、8月15日(終戦)までの間に何があったのか?                

①、連合軍との談合で「天皇を残す」ことで戦争終結を決断。

②、8・6広島、8・9長崎、8・15までの空襲、8・9ソ連軍の参戦。  

③、米軍は、38度線南部にまだ上陸していなかった。            

3、日本側の太平洋戦争の終わり方、天皇終戦の詔書(資料4)

国体は護持されました!という意味     自民・維新の活動につながる。

4、連合国軍の「一般命令第1号」朝鮮は独立できなかった。

1945年9月2日、第二次世界大戦の降伏文書の調印式が行われたのは、戦艦ミズーリ号の甲板上でしたが、同日、連合国軍の「一般命令第1号」が出されました。   アジア全域の日本軍の武装解除責任と方法を指示した文書、

「朝鮮半島」の38度線以北はソ連軍、南部は米軍とした。 これが分断の始まり。                             

朝鮮建国準備委員会・呂運亨ヨウニョンらは、終戦前から建国の準備を進めていた。
9月6日、「朝鮮人民共和国」一つの国としての樹立宣言が行われました。主席は、李承晩 副主席は呂運亨でした。しかし 米・ソは、民族自決権を認めませんでした。

5、1948年5月10日米軍監視下で「南部単独選挙を強行」。1948年8月15日、大韓民国が建国され、9月9日、朝鮮民主主義人民共和国が建国されました。

6、1950年6月25日「朝鮮戦争」は、国内戦争で始まり、国連軍参加で国際戦争に。

  憲法の柱・主権の象徴である、「軍隊関係」・同じ米占領下の日本は、戦争放棄の9条

  大韓民国憲法は、「侵略的な戦争を否認する。国防軍は国土防衛の神聖な義務を遂行する。」「北朝鮮憲法」は、「軍隊を持つ、祖国の自主権及び人民の自由を援護、当初首府ソウル」となっており、どちらも戦争できる憲法だったのです。         

7、1953年7月27日 「朝鮮戦争」休戦協定の調印 (韓国代表は入っていない)    

日本は「朝鮮戦争」を機会にどう変わったのか? 軍国主義復活へ

1、日本は「朝鮮戦争」に実質参加し、憲法9条蹂躙の政治が始まった。

2、日韓条約締結(65年6月22日)で米国のアジア支配体制、防共最前線基地となる。

朝鮮民主主義人民共和国をどう見るか

1、北朝鮮は、悪の枢軸か? 米・日・韓軍事同盟こそアジア人民にとっては戦争の火種

2、北朝鮮1991年9月、国連加盟(韓国と同じ日)、アセアン地域フォーラムにも参加

世界161カ国(2011・8現)と国交を結び多くの国際機構に参加している。

3、北朝鮮は、米・日・韓軍事同盟の圧力に対抗して、米国への直接対話や南北対話提案、等をしながら、核兵器の開発で対等になるという軍事対応をとっている。この考えは、米国と日本の軍国主義復活に利用されているばかりでなく、アジアの緊張を高め、北東アジアの国々からも軍事対応は間違いだと抗議の声が出ているのは当然だ。

アジアと世界の人民の願い逆行している。 朝鮮半島・韓半島の非核化が世界の願い

東アジアの平和と安定をめざして

1、朝鮮半島・韓半島の非核化のために、制裁や軍事対応ではなく対話を通して解決する。

日本の開戦理由は、四面楚歌・開戦で突破口、教訓を活かす。

今、北朝鮮・制裁、圧力から生まれるのは?  「開戦」とならないために・・・

2、「日朝平壌宣言・国交正常化」「6カ国協議で非核のアジア」

「38度休戦ラインを平和ラインに」朝鮮・韓半島に平和を  国際平和協定を!

3、安倍首相や橋下大阪市長の誤った発言(天皇終戦の詔書参照)、「歴史認識の一致」を、

4、「在特会」のヘイトスピーチを許さない、国民の民主的な力を広く強くしよう。             

 

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