国会の会期末に向けて入管法、LGBT法案、防衛費増税法の一気上程です。前者二法が可決されてます。入管法の委員会での強行採決風景が放映されてます、これ自体はよく見る映像ですが、山本太郎がさすが俳優の大演技してます。自民党議員が議長を守るように何重にも人垣作っていてそれを一番後ろからダイブしようとしてます、端からその気のない演技ですな。カメラを意識してるだけ。こんなに反対してますよ、と。ま、どいつもこいつもそうなんですけれどね、特に女議員たちが遠くでブツブツ叫んでいるのをマイクで拾えば、自民党の女議員がやられたように愚か者め！とかバカ野郎とか言うてるんでしょうよ。LGBT案は結局自民党が維新・国民党案を呑んで通しました。性自認、性同一性という日本語を避けてジェンダーアイデンティティーという横文字カタカナ表記でそのまま使ってごまかす、「差別を許さない」を「不当な差別はあってはならない」と変えてチョン。そうかぁ、こういう安直も政治決着の典型ですけれど。結局数の論理です、多数が勝つ民主主義です。多数を恃めばいいだけです。そこまでの手続きです。防衛費増税もこの手順でしょうねぇ。安直じゃなぁ。そう思いませんか。
衆院選挙区話、承前。山口新三区は元々安倍さんの地盤（下関、長門）で、今回の補選も後継者としての位置づけで昭恵夫人もずっと表に出て勝ち取った議席なのですが、地元と言えば山口で高校まで過ごした林さんは下関育ちです、そもそも安倍さんと競うことになるから参院に甘んじていた人です、重鎮河村さんを二階さんの脅迫にも負けずあっさりうっちゃたのは岸田総理の懐刀、宏池会のNo２としての力でした、今次に至れば相手はただの若造です、現外相としても負けるわけにもいかないわけです。でも、安倍派は体面上そうは引けません、山口三区死守とやってるそうですが、いまや安倍派は数は多いですが以前の田中派の辿った道を進むばかりなんでしょうね。昭恵夫人を後援会会長にして、らしいですが、ダメでしょうねぇ。後継者たる若い衆が比例の上位に置かれるかどうか。条件闘争のレベルです。高村さん岸さんがそうであったようになんやかやで二世は強いのです、安倍さんの悲哀です。安倍の名が永田町から権力闘争の場からだけではなく、この山口から消えます。これもすごいことで。
ウクライナ戦争、反転攻勢が始まってるのやら、ないのやらの内に、ダムが破壊されて浸水被害です。えげつないことやるなぁ。爆弾落とすより悪質陰湿です、どっちが悪いの比較ではなく。それこそ人道に反するということですが、よく考えればこういう水攻めってのは古今東西の戦法その一ですわね。大河ドラマにも描かれたことありますね。兵糧攻めらと同等戦術。とはいえ、逃げ惑う人たち見ると何とも気の毒です。ええかげんにせぇよ！怒り心頭でしょうねぇ。あそこを水浸しにして攻め込めないようにするという作戦でしょうが、環境破壊の程度の違いが憤りを生みます。安全地帯で観ている者もそうです。これも戦略効果の内なんでしょうが、なんか情けないことですね、いつまで経ってもヒトは破壊と恐怖を振り回すことでしか紛争解決できぬわけですから。
ローカルな話題です。衆院解散選挙が囁かれる中、当県は議席が一つ減ります。安倍さんが存命なら問題なく若い衆二人の調整で済んだのですが、亡き後林さんの国盗り（選挙区獲り、下関獲り）があからさまで、昭恵夫人が直に茂木さんに訴えたと記事にありましたが、悲しいことです。去る者日々に疎し。県連では決めきれずに党本部に任せたと記事にありまして、となると死んだ者よりも林さんですわね誰が考えても。安倍さんの名がすっかり消えます。これもえげつないことじゃなぁと感心します。
天気予報はどんどん精巧正確になっていきます。どのニュース番組、それがローカルであれ全国版であれ、必ず天気予報のコーナーがあってしかもどれも結構長尺です。気象予報士（でしたか）も多くいて、ＴVに出るのは競争率高いんでしょうが、こっちも結構個性があって。当県のローカル番組の方は手練れのオッサンが多いです、上手い下手は別問題ですが。全国版、NHKは未だ初々しい女性が多く出てきますね、見るからに緊張がわかって覚えた原稿読むのに一杯いっぱいの観です。朝7時や夜9時の看板ニュースにはオヤジが出ます、こっちは権威付けてるんでしょうか、オヤジ枠先輩枠なんでしょうね。と、言いたいのはこっちではなくて大雨情報です。線状降水帯の予報が出るようになったと頻りに宣伝してます、今次の和歌山から東海、関東の大雨の予報がそうでしたね。画面に表示される黄色や赤い帯です。うむ、正確さが増すのは好ましいことで、避難の促進ひいては命の保全につながるという大義ですが、冠水浸水や堤切れ、土砂崩れ、土石流は為されるがままです。気を付けろ？気を付けろって何をどうしろってんだよ！この雨をどうにかしてくれよ科学の世だろうに。被害受けて呆然と立ちつくす人をカメラは探します。まさかここに‥とのコメントが出るまでマイクを向けます。自然には勝てない。まさかの時に備えましょう。その間に何かないの？台風が来るぞ来るぞと何日も前から煽って、来たら来たでほら来たぞとそれで終わりってのも何度繰り返したらいいんでしょうねぇ。言うても詮無きこととはわかってますが。
報道番組だけでなく各局定時のニュースでもウクライナの反転攻勢が始まる始まると言うてますがなかなかに進みません。軍事専門家たちがあれこれ作戦を練って教えてくれますが開始されません。NATO諸国から最新型の戦車が供与されたり、アメリカから戦闘機の使用許可が下りたり準備は整っているようですがキューが出ません。誰が出すんだ？ゼレンスキーさんでしょうと思いますけれど、ロシアが言うようにNATOが、つまりアメリカが指図するんでしょうか。いずれにせよまだ大展開はされてません。戦争映画のように、日本人好きな勧善懲悪水戸黄門式に、昔のプロレス吉村道明風にやられやられた末に大逆転劇となるんでしょうか。ロシアのクレムリンにドローン攻撃されていて、これもウクライナやアメリカ絡みだろうとロシアは咎めますが、ロシア本土を攻撃したのでは本当の世界大戦になってしまうという抑制は効いてますからそれはまさかの坂、ロシア国内の反体制勢力の仕業とされてます。ウクライナは略奪された国土の奪還を大義にしてます。クリミア半島を含めた東部の獲り合いなのですが、考えればロシアは安全地帯からミサイル撃ち込んでるわけです、ウクライナは東部だけでなく全土が攻撃目標です。一気に戦力集中して奪い返すことはできるんじゃないかと素人考えですが、なかなか始まりません。どうして？プーチンと交渉してる？でも、どちらにも大義があるのです、ウクライナが今更領土譲歩できぬでしょうし。なら潰すのみ。向こうは核をちらつかせてます。ヒトの争いは進化しませんねぇ。
ガーシーがのこのこ帰国して逮捕されたと新聞記事です。のこのこという表現でしょうね、あれだけカメラの前で大口叩いてましたからねぇ。母親に捜査の手が伸びたことを聞いて、おふくろだけには手を出さんといてくれと泣いてる映像以前に見ましたが、それも含めて露出を得て稼ぎに繋がっていたそうですが、公権力（警察）を敵に回して勝てる者はいないわけです。メディアが飽きてきた頃が攻め時なのでしょう、参院議員除名された時をピークにして包囲の手を伸ばして。ビザ失効したら一体身分はどうなるんだ？想像もつかぬことではありました。強制帰国でしょうねぇ、いま日本でも法整備で騒がしい違法入国者に対する処分です。どういう理由で帰ってきたのかは知りませんが、やはり「のこのこ」ですねこの態は。横着かましてた分、反発も大きいです。脅迫罪の咎だそうですが、こういう者がいて闇が暴かれるのはよくある話です、内部告発とか。ですからメディアは一時は大いに彼にタカって持ち上げて視聴率稼いでたことでしたよね。彼のお陰でもう何人も干されたんでしょう？で、悪い奴とわかると（初めからわかってて、でしょうけれど）一転叩く叩く。議員の内は逮捕されないという法律も面白おかしく利用して。でしたよね。彼に潰された被害者たちの名誉はどう回復されましょうか。いや、これはこれで脅迫のネタになったくらいですから「よくないこと」ですからねぇ。さてさて。
藤井聡太さんの七冠記事が多く載ります。羽生さんの伝記風読み物が週刊文春に連載されてますが、藤井さんはまだ若いのです、朝日新聞には幼少時からの逸材ぶりが写真で披露されてました（6/3)。なんと可愛いことですが、いやいや現在がまだ二十歳なのです。自分が二十歳の頃を思うに、もちろん比較にも何もなりませんが才能の差ってのを思い知らされることです。で、記事を読むに気が付いたこと。定石の漢字表記です。私は定石でいいと思ってこう書いてきましたが、新聞記事には定跡とあります。もちろん同じ意味合いで慣用遣いなのだとは思いますが、辞書にも区別してあります、囲碁の場合は定石、将棋は定跡と。石（碁石）と駒との違いですね。布石と駒組との言葉遣いの違い。単に私が知らなかっただけというマヌケの一連でしたが、そうかぁ。この歳になって気づかされることばかりです。
大リーグ、大谷はもう押しも押されもせぬスター選手ですが、今年渡っていった千賀がいいですね。日本でもお化けフォークと呼ばれてましたが向こうでも ghost Fork と表記されてました。通用してます。フォークボールは通用するんですね、野茂が大魔神がそうだったように。でもつまりそれはそういう特徴がないと埋もれてしまうということです、マエケンが菊池がそして藤浪がそうであるように。野手では、イチロータイプではない鈴木と吉田がどこまで続くか、ですね。
上岡龍太郎の死亡報道です。関西に長くいましたのでよく観てた人です。芸は一流、人気は二流、ギャラは三流と枕に振る人でした。弁の立つ知的なイメージのおじさんでした、81歳で亡くなったということは私より14歳上です、私の若い時におじさんです。この人で何を思い出すか。どの新聞記事にも漫画トリオの一員だった、探偵！ナイトスクープやノックは無用！という番組司会だったとあります。ううむ。漫画トリオは私の幼少時です、覚えてますよ、横山ノックが真ん中でパンパカパーンです。ノック、フック、パンチの三人。時事ネタでしたね、今週のハイライト！で始まります。横山ノックが参院に出たり大阪府知事になったりで彼は独立を余儀なくされたのですが、独特の立ち位置のタレントでした。私の世代ではナイトスクープよりラブアタックじゃないんでしょうかねよく観てたのは。かぐや姫と称する一人の女性を巡って何人かの男どもが早食いやらゲームやら歌うたったりして競うんです。で勝ち残った奴に女性が yes or no を告げるという流れ。○○がかぐや姫に捧げるその歌は！との彼のアナウンスよく覚えてます。当時はこの手の視聴者参加番組の花盛りです、西川きよしと桂三枝のパンチdeデート、フィーリングカップル５対５とか。ちょうど大学生時代です、一度後者の予選に出たことがあります受かりませんでしたが。上岡龍太郎といえばラブアタックじゃろうにと新聞記事読んでましたが毎日だけがこの番組名並べてました。どの新聞も同じような文面でしたからきっと同じネタ文を基に写してるんでしょうねぇ。潔くスパッと引退したという印象です。その時にはどうして？と訝ったことも覚えてますが。合掌。
バスケットプロリーグＢリーグの今シーズンのＭＶＰに河村勇輝が選ばれてます。ううむ。自チームを初のＣＳに導いた功績、自分の成績も立派なことで。全国新聞のスポーツ欄では名門福岡第一高校で二連覇果たしたことがキャリアの始めですが、もちろんそうなのですが、ローカル版では山口県柳井中出身と出ます。そうです、当地の星なのです。バスケットやってた端くれですから関係者のドヤ顔をよく見ますが、彼のキャリアはミニバス時代に全国優勝したことに始まり、柳井中学時代には初の全国大会出場を勝ち取りました。高校どこへ行く？が話題でした、逸材ですから勧誘は多くあったらしくそれでも地元高校という選択肢もあったのですが、その後は上記の通り。卒業後は（これまた何校からの勧誘を末に）東海大学に進みそのままプロ登録されてと華々しかったのですが、暫く鳴りをひそめてて。チームが弱かったこともあるとはこっちのタニマチ筋の解説でしたが、今のチームに入って俄然活躍が始まっての顛末です。地元の星。柳井中学出身の者達（私もそうです）だけでなく柳井の住民の自慢、皆自分の息子みたいに胸張ってます。有難いことです。彼の父親もバスケットやってて中高私の後輩なのですが彼に言うことです、なんと親孝行な息子じゃのう。いや故郷孝行な奴じゃと。郷土意識とはこういうことじゃとも再認識します。イケメンで頭がよくてきちんと喋れる好青年。うむ、有り難いことです。妙に感謝の気持ちが湧いてます。
昨日当県の衆院選の話題しました、大間違い書いてましたので訂正します（すみません、いつものことで）。小選挙区が一つ減るのですが、県央が新一区、県西部が三区でした。下関は三区、そして萩が含まれます。河村さんのリベンジ云々書きましたが、彼は萩が地元で一区で高村さんと争うにはどうかなということろですか、でも高村さんも地元の徳山（周南）が二区に編入されましたからね。昨日はベタ記事でしたが、今朝は朝日新聞が紙面の半分割いて安倍昭恵さんが後継としている吉田さん本人と地元参院議員北村さんを連れて茂木詣でしている写真を載せてます。なんかこれも二階さんが一党引き連れてやってきた時を思い出させて嫌なことですが。
藤井聡太さん七冠です。渡辺さんは余程に相性悪いんですね彼に対して。全て負けてます。とうとう無冠です。最年少記録をことごとく塗り替える逸材です。将棋好きの方々にはどう映るのですか彼は。化け物？想像もできない？定石を越えてるんですか？どんな感覚なんでしょうね。もちろん基礎がしっかりあるから飛び出せるんでしょう、格に入り格を出れば即ち自在ですから。AI相手に鍛えてきたから今までの定石を越える手をさせるんだとは安直な解説でしょうが、彼の才能ってのは同業の人達同好の人達にはどう映ってるんでしょうか、とても興味があります。
強制性交罪を不同意性交罪に名称変えるそうですが、これはこれで逃げ道を作ることになるんでしょうね。強姦と和姦の違いってのはあれこれよく見聞きすることですが、結局本人の意思意向同意の有無というところが決め手なのでこういうことになるのでしょうが、となると夫婦間の訴訟ってのも起こりえることになりますね。私は嫌だったと言うてしまえばアウトって。福島瑞穂さんのセクハラ定義になってしまっては‥と思いますがいかがですか。
安倍昭恵さんが、衆院山口新一区の候補に先の補選で当選した若い衆（吉田さん）を公認してくれと茂木幹事長に直談判したとベタ記事が載ってます。そうかぁ、直談判かぁ。下関は親の代から安倍・林の因縁の地です。林さんは下関です、高校も下関です。選挙区だけこちらで生まれも育ちも東京のボンたちとは違うわけです。で、現況。安倍さんがご存命なら新二区を誰が、高村さんと岸さんというこれまた世襲のボンたちの調整のみだったのですが、安倍さん亡きあとは強いのは林さんですしね。宿願の下関選挙区を獲りに行きますわねそりゃ。順番から行けば吉田さんか岸ボンのどちらかが比例に回される、下関を林さんが獲るなら地の利は岸ボンです。昭恵さんもそう危惧したんでしょうね。でも、大将亡き後となるといかな夫人とは言え・・でしょう。権力争いですねぇ。ふと思いましたが、高村さんが新三区に来るなら、ここは以前の三区とほとんど重なりますから前回煮え湯を飲まされた河村さんがまた立ったりしないでしょうかね。高村のボンよりは自分の選挙区ですからまだ強いんじゃないでしょうか（河村のボンではダメです、親父が立てばです）。自民党がもちろん公認など出さないでしょうが、保守分裂です。さすがに林さんには対立しなかった河村さんですが相手が高村ボンならば・・。頼みの二階さんは黄昏気味ですが。こっちは面白いんじゃないですか。
霧馬山、大関昇進です。モンゴル勢で大関に上がった者は全員横綱になってるとありました、そうかぁ。朝青龍に始まって照ノ富士までの5人。同席の親方が霧島です。そうか、この人か。元大関です、吊りの霧島。で、名跡を襲名するそうで、来場所から大関霧島です。で、鶴竜が部屋付きの親方で彼を指導していたそうです。鶴竜は逆鉾の井筒部屋でしたよねと今更のように思いましたが、親方死亡の後陸奥部屋に移転していたと記事が教えてくれました。これも彼の幸運だったんでしょうねぇ同郷であるし何と言っても言葉が通じる。日本語で伝わらないことも自国語では伝わりますから。と思いつつ、来場所の活躍をと期待することです。正代、御嶽海とこけ続けた後ですから余計に。
