藤井聡太さんの七冠記事が多く載ります。羽生さんの伝記風読み物が週刊文春に連載されてますが、藤井さんはまだ若いのです、朝日新聞には幼少時からの逸材ぶりが写真で披露されてました(6/3)。なんと可愛いことですが、いやいや現在がまだ二十歳なのです。自分が二十歳の頃を思うに、もちろん比較にも何もなりませんが才能の差ってのを思い知らされることです。で、記事を読むに気が付いたこと。定石の漢字表記です。私は定石でいいと思ってこう書いてきましたが、新聞記事には定跡とあります。もちろん同じ意味合いで慣用遣いなのだとは思いますが、辞書にも区別してあります、囲碁の場合は定石、将棋は定跡と。石(碁石)と駒との違いですね。布石と駒組との言葉遣いの違い。単に私が知らなかっただけというマヌケの一連でしたが、そうかぁ。この歳になって気づかされることばかりです。
大リーグ、大谷はもう押しも押されもせぬスター選手ですが、今年渡っていった千賀がいいですね。日本でもお化けフォークと呼ばれてましたが向こうでも ghost Fork と表記されてました。通用してます。フォークボールは通用するんですね、野茂が大魔神がそうだったように。でもつまりそれはそういう特徴がないと埋もれてしまうということです、マエケンが菊池がそして藤浪がそうであるように。野手では、イチロータイプではない鈴木と吉田がどこまで続くか、ですね。
上岡龍太郎の死亡報道です。関西に長くいましたのでよく観てた人です。芸は一流、人気は二流、ギャラは三流と枕に振る人でした。弁の立つ知的なイメージのおじさんでした、81歳で亡くなったということは私より14歳上です、私の若い時におじさんです。この人で何を思い出すか。どの新聞記事にも漫画トリオの一員だった、探偵!ナイトスクープやノックは無用!という番組司会だったとあります。ううむ。漫画トリオは私の幼少時です、覚えてますよ、横山ノックが真ん中でパンパカパーンです。ノック、フック、パンチの三人。時事ネタでしたね、今週のハイライト!で始まります。横山ノックが参院に出たり大阪府知事になったりで彼は独立を余儀なくされたのですが、独特の立ち位置のタレントでした。私の世代ではナイトスクープよりラブアタックじゃないんでしょうかねよく観てたのは。かぐや姫と称する一人の女性を巡って何人かの男どもが早食いやらゲームやら歌うたったりして競うんです。で勝ち残った奴に女性が yes or no を告げるという流れ。○○がかぐや姫に捧げるその歌は!との彼のアナウンスよく覚えてます。当時はこの手の視聴者参加番組の花盛りです、西川きよしと桂三枝のパンチdeデート、フィーリングカップル5対5とか。ちょうど大学生時代です、一度後者の予選に出たことがあります受かりませんでしたが。上岡龍太郎といえばラブアタックじゃろうにと新聞記事読んでましたが毎日だけがこの番組名並べてました。どの新聞も同じような文面でしたからきっと同じネタ文を基に写してるんでしょうねぇ。潔くスパッと引退したという印象です。その時にはどうして?と訝ったことも覚えてますが。合掌。