柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

好嫌

2012-11-20 08:23:20 | Weblog
静香爺さんがまず組んだのはTPP反対爺さんでした。民主党を出てしまって。民主党の中で反対勢力集めていてこそのあなたの存在価値だったのに、ここも思い違いなんでしょうねぇ山田さん。亀井さんは相変わらず意気軒昂ですが、誰も相手にしないでしょう。自民党が政権獲ったらこっちにひっつきますか。年寄りのドタバタ劇は見るに痛いことです。
 イチロー、黒田もWBC辞退だそうです。あれこれ理由が挙げられてますが、いいえ、山本浩二じゃいやなんですよ。王さんならこうはいきません、連中もこんな簡単に辞退しませんよきっと。ダルビッシュくらいでしょう、それでも行かないと言い張るは。黒田がね。この人は広島愛で売ってる人ですから、さすがに山本浩二の誘いは断れまいと思ってましたが、集められてるメンツ見てやめたんでしょうね。あんな奴らと一緒にされてたまるか。そう思いますがいかがですか。
 日馬富士の行司差し違えならぬ土俵下審判員の間違い一番。ああやって相撲止めることができるというのも知りましたし、ああいうのをやり直しと呼ぶことも初めて知りました。取り直しじゃないんですね。NHKも他の民放もずっとやり直しと言ってました、取り直しとは言いませんでした。仕切り直しからの「やり直し」でした。水入りの時は、暫く休んで、行司待ったした時の態勢を再現して再開されますが、それでもなく。勉強になりました。審判員が止めた場合はああなるんですね。
 ピンカラトリオのボーカル、宮史郎さんお死亡記事です。名前も名前でしたが、その名に違わぬバリバリコテコテの唸りいきむ演歌でした。わ~たし~がぁんぁぁ、ささぁぁぁげ~た~、です。あのレコードうちにもありましたからね。350万枚売れたと記事にありましたが、うちにもあるくらいですからそんなもんでしょうね。1972年だそうです。ううむ、高一時代。唄えますよ。皆さんも口ずさめるでしょう?好き嫌いは激しいでしょうけれども。合掌。
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貧困

2012-11-19 08:23:43 | Weblog
昨朝のNHKの政治討論番組は各党の選挙担当(幹事長レベル)が出てきてましたが、まぁ、延々終わらないのです。公平を期さねば後で大クレーム喰らいますからどんな小党も等し並みにということですが、まぁ次から次と出てくる出てくる。舛添さんから鈴木宗雄、みどりの風っていうわからぬ党(いえ知らぬのではありません、国民新党を静香爺さんと一緒にクビになった女議員もいます、長崎の小沢ガールズも参加するんでしょう)まで出てきます。ちなみに静香爺さんは社民党飛び出た阿部女議員らとまた別個に新党挙げるらしいです、懲りぬ人です。民主党、自民党の順で、次が小沢さんの党、その次が公明党です。共産党、社民党、みんなの党、維新の会の松野さん、立ち枯れの平沼さんも出てました、合併解党の前の依頼だったから別個だったんでしょう。でもみんな五十歩百歩です。大同小異に難癖つける割には自分達の違いを強調できぬのですどいつもこいつも。いえ、共産党と社民党は違いますよ、増税するな、原発なくせ、米軍追い出せばかりで、その後どうするの?が全くないいつも同じ言いっ放し。その他は原発と増税への単純な賛成反対言うだけで、じゃぁどうするんだ?と聞かれると皆口こごもってます。反対するだけなら誰でもできるぞ。そう思いながら聞いてること自体、政治の貧困そのものなのでしょうか。
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小異

2012-11-18 09:49:53 | Weblog
小異を捨てて大同につく。小異とは何ぞや?であれこれ周りが噛みついてます。そんなことはそれこそ些事であって要は、国のかたちを守れ、国の背骨を立て直せが石原さんの主張であるわけです。東奔西走。八面六臂。とうとう橋下さんと手を組んで、先に繋いだ名古屋河村さんの手を離して。みんなの党には業を煮やして。でも、見ているとやはり痛々しいかな。いかにも老人ですから、あの立ち姿歩く姿。人は死ぬ三年前は常軌を逸するものだと言われます、何人かそれに当てはまる例を見てましてこれは真理だと信じているのですが、石原さんもそうかなと思ってしまいます。イライラして、焦りが滲んで、四の五の言うな!と無理を押そうとしているようにも見えます。大同団結の惹句一つで正面突破しようとする強引さではあります。橋下さんが全国で勝てましょうか?無理でしょう、そう思われませんか。石原さんと組んでも単純な足し算にならないでしょう。なんせ数を得よう、議員数を得よう。それは小沢さんのいつものセリフ、数は力だ、数こそが民主主義だ、に繋がります。多数決というつまらぬ決定方法を至上とする代議員制議会民主主義に於いては戦術として正しい(当然)のでしょうが、それに向かってなりふり構わずの態はやはり見苦しいですかね。いいのかなそれで、です。こういう感覚が周りからの非難批判になっているのです。野合と謗るわけです。民主党がそれこそなりふり構わぬ野合集団ですから、どっちもどっち、目くそ鼻くそ、牡蠣と鼻水の類ですが。お前が言うな!です。でも、石原シンパの私のようなものでさえ、ちょっと無理筋かなと思っています。石原嫌いの人はもとより、ニュートラルな人達に対してもやはり胡散臭い感じを醸していますかねこの急展開は。憂国の士、強い発言力、影響力、実行力。第三極ではない第二極を目指すんだとさらに鞭を入れていますが、ああ、届かないんだろうなと思ってしまいます。マスコミの力が大きいでしょう?細川政権の時は久米宏が(報道ステーションです)作ったとまで言われましたし、三年前もあれだけ集団的にボロクソに叩かれれば、夢のような話をばら撒かれれば選挙結果を誘導したことは明らかです。今回は煽りませんからね。安倍さんでいいんじゃないかという常識的な判断(抑制)が利いているんでしょう、そう思います。最後の最後に大暴走。つんのめって空回り。そんな気がします。いえ、いつマスコミが火をつけるかわかりませんが。
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選挙

2012-11-17 08:22:44 | Weblog
選挙モードですか世の中。解説番組は大忙しです。今回はおいしい論点がてんこ盛りですから。古館のように(この人に限りませんが)、政策も理念も似通っている党が乱立して、いったい我々有権者は何を基準に選んだらいいんだ?と眉を顰めながらああでもないこうでもないと連関図(芸能レポーターのよくやる三角関係四角関係図のように)指して喋ってる。先に民主党飛び出した、あんた誰よ?の集団が作った新党きずなはこそっと小沢さんの元に走ってます。維新の会に吸い込まれた連中は、こちらはよく報道されてますが、B級だの、小物だのと散々。長崎で久間さんを破って、小沢ガールズの象徴みたいにチヤホヤされてた福田なんとかの若い女議員が離党したと大見出しです。肝炎訴訟で先頭に立ち(広告塔になり)勝訴したのは記憶に新しいですが、若い奴にありがちなこと、思いあがっちゃったですね。新聞には地元の民主党の幹部(県連)のコメントです、民主党にいたから勝訴できたのに、と。これが正解です。勘違い、思い上がり。仕方ないですかね、私だからできた仕事と思ってる。違うよお嬢ちゃん。林さんの周辺がまだ怪しい動きしているとある新聞は書き、毎日はそれを断念したと書いてます。自民党にいればこその総裁の目ですよ、無所属になってどうするっての?福田さんと同じことです。鳩菅がどうなりましょうね。こっちが面白いじゃないですか。でも、きっと総理経験者ですから比例の上位に載るんでしょうから、選挙区で負けてものうのうとバッジ付けるんでしょうけれど。それぞれの選挙民の方々、お灸を据えるべきと思いますよ。
 NHKキャスター、まるで重罪人です。胸を触っただけであの扱いです。酷いんじゃない?しかしつまらんことで棒に素振りましたね。露出の多い人、幹部候補だったんでしょうに。人の振り見て我が振り直しましょうぞ、皆様!
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死方

2012-11-16 08:25:44 | Weblog
政治評論家の三宅爺さんが亡くなってます。次々に有名人が亡くなります。そういう時期なんでしょうか。この人は石原シンパで保守系の人で、私のようなトンガリには嬉しい人でしたが、急に引退すると言い出して、どうして?こんなに元気に見えるのにと訝ってましたところ、です。死期を感じたというのか、記事によれば癌でも見つかって手術して、の挙げ句だったんでしょうね。高齢で、元気な人が、癌の手術するのはきっと間違いです。癌は治りませんから、というか、高齢になるまで悪さしなかったモノに手を入れること自体が間違いなのです。とは言え、医者に捕まればこうなります。癌にならぬ一番確実な方法は、医者にかからぬことというブラックジョークがありますが、これはきっと真実です。元気な爺さん婆さんを手術してはなりませぬ。三宅さんの話です。そこまで言って委員会での発言(十分に演出されてましたが)が出色でした。ガチガチ保守の頑固爺さんの役でした、聞いてて面白かったことでした。こういう死に方がいいなと本気で思います。さっさと逝く。自由にならぬこととはいえ、え?俺死んだの?と驚くようなそういう死に方がいいよなと、常々思っています。この人の、石原さんらの行動に対する解説をもう少し聞きたかったと残念です。合掌。
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決定

2012-11-15 08:23:18 | Weblog
昨日の党首討論は生で見られませんでした。バタバタしていて古館の番組で知りました。おお。あっさり決めちゃって。討論の模様を長く写してくれてありがたかったですが、後の評論家達の批評も概ねこういうものでしたが、今回ばかりは野田さんキリりとして言葉に力があり、周りに伝わったでしょう。野田さんの勝ち。ま、解散を切りだすんですから。野田さんが負けてちゃ困ることではありますが。さすがに安倍さんも受け身で。いきなり期日を提示するなんて思ってなかったんでしょうね。でも、聞いてると、国会議員の定数是正、選挙制度の違憲状態ばかりをバーターにしてました。TPPは?デフレ対策は?何もかもちょっと唾をつけたままの積み残しです。野党のじらしにしびれ切らした形、身内(輿石さん)の野田降ろしに対抗する為、色々切り口はあるのでしょうが、伝家の宝刀とかで褒めそやされて、いつしか自分もその気になって行く、俺しかできぬ大決断。こりゃ奮い立ちますわね。この業界人が目指す最高位にいるのがまさにこの俺なんです。こりゃものすごい高揚感でしょうね、アドレナリン出っ放しで。昨日のこの人もそうでしたよ。胸に秘めて話し出す。そりゃさすがに肚が据わるでしょう。一世一代のハレの場です。言葉に力がこもる。そうなると伝わりますよ、相手を気押します。安倍さんも早々に聞きだしたもんだから拍子抜けしたというか、ま、言うだけは言うておかねばの態でした。でも第一目的は達せられたのですからそれでいいわけです。慌ただしい年末になります。自民党が大勝ちするんでしょうね。第三極は伸びないと思いますよ、そんな気がします。いかがですか。
 森光子の死亡記事です。放浪記が有名ですが、一度も見たことがないし、舞台にはとんと縁がないのでわかりません。やはりTVです、「時間ですよ」です。あれは私の年代にはジャストの(TVを見る年代)番組でした。天地真理、浅田美代子と出てきてスターになって。樹木希林(悠木千帆の時代でしたか)がブレイクしたのもこの番組でしょう。船越英二の飄々さとうまくマッチしてましたね、いいですか、かぁさん!というフレーズで。でも、もう一つ私には印象的な番組があります。東芝日曜劇場の(これも古いな)天国の父ちゃんこんにちは、だったと思うのですが(曖昧です)、松山省二と二木てるみの母親役、下着の行商役、こんちわーパンツ屋でしすぅ~。白黒でした、何故かよく覚えてます。親が見てたんでしょうね。時代を作った女優さんでした。合掌。
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匂立

2012-11-14 08:21:41 | Weblog
暴走老人と自らを呼んで太陽の党旗揚げです。たちあがれ日本は発展的解党だそうで。タイヨウノトウ、と聞くと万博公演か?と突っ込むわけです。そして自らのデビュー作品。そうやって耳目を引けば成功であるわけです、発言内容は悲壮感すら漂います、大同団結だ!それが為れば太陽の党なんかどこかに吸収されたって構わないと。大同団結。小異を捨てて大同につく。あんまりいいイメージで使われぬ言葉です。野合のニュアンスに近いです。それを敢えて前面に押し立てる。だから焦りが滲む、悲壮な感じが痛い。仕草や表情に老いが強調される。盛り上がらないですかね。私は石原シンパですが、橋下熱がどんどん冷めていく中、やはり自民党の総裁が安倍さんであるというのが強いと思うのです。石原さんと橋下が手を組んでも、だからどうした?になりそうです。自民党の大勝ちじゃないでしょうか。そんな匂いです。
 それは民主党のジタバタさが如実に物語ります。首相が早期解散したがってると聞くと、幹部会はやんやの反対だそうで。皆自分の首が危ないからですよ、それしか理由はありません。なんでも首相のすげ替え論まで出ているとか。それならあの時(代表選)細野を選んどけばよかったことで。バカばっかり?週刊誌によればあの騒動は輿石爺さんの大芝居で、若い細野が振り回されただけだったらしいのですが、それでもTVに出てくる評論家に言わせると細野さんは素振りをしながら呼ばれるのを待ってるそうですからね。選挙の顔にするには最適です。選挙するならせめて顔をすげ替えろ、はわからぬ理屈じゃありません。どうなるんでしょうね。首相の専権事項。連中、二言目にはそう言って人の所為にし続けてますが、その実はこういうことですからね。麻生さんの時もこうだったんじゃなかったですか。政権の最期ってのはどれも同じ匂いですか。
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謝罪

2012-11-13 08:23:42 | Weblog
えらいもんで、天下の朝日が橋下さんに頭を下げてます。下っ端とはいえ、三人も雁首並べてます。へぇ。第三者機関とやらに評価させて、私どもが悪うございましたと平謝りの態です。ライターの佐野眞一もコメント寄せてます、表現に行き過ぎがあったって。そうかなぁ。前にも書きましたが、ハシシタをハシモトに替えた理由は、彼が市長選に出る時か知事選に出るときかに大叩きされたことですよ。その時の記事の方がよっぽどえげつなかったし、差別臭ぷんぷんでしたがねぇ。ま、こうやって謝っとかないと、次に何かが起こった時に正義の味方になれませんからね。党利党略ならぬ社利社略。平等の公平のはこの勢力のイデオロギーの武器です。これでもって大衆を弱者化してそれを束ねて強者になる、この戦略ですから。茶番。中国の習さんじゃないですが、茶番。ですよ。
 小沢さん無罪です。控訴棄却。でも、もう影響力がなくなってますからねぇ。これが民主党出るぞ出るぞと脅していた時なら効果あったんでしょうけれどね。無罪になっても、ああそうですかって。次の選挙で何人救えるか。大将の手腕はここからですが。
 読売に巨人五冠とありまして。五冠?何?日本一の後にアジアでも一番になったのは知ってますが、二冠でしょう?読めば、交流戦、ペナント、クライマックスシリーズを合わせての五つだそうです。アホか?!
 桜井センリさんの死亡記事です。クレイジーキャッツの残りは犬塚弘だけという話です。大人の漫画はかすかに記憶があります。が、やはりシャボン玉です。この人、安田伸、石橋エータローは目立たぬ役回りでした。このバンドはジャズバンドとしての力量も相当のものであったのでしたが、ドリフターズが手本にするコミックバンドの嚆矢でした。ピアノ弾きでしたね。そう言えば寅さんの牧師さん役で見ましたね。と、地味な人でしたが。こうやって記憶の彼方へ、です。合掌。
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解散

2012-11-12 08:21:18 | Weblog
誰が後ろで糸引いてるんでしょうか、一転解散ムードです。マスコミが煽ってる。その通りですけれど、それはそれで安倍さんの思う壺なのでしょうが、野田さんもなかなか役者ですからね。TPPを争点に持ってくるところは一か八かなのでしょう。山田元農相はじめとしてJAの族議員は沢山いて、6人でしたか過半数割れまでのカウントダウン、あっという間にクリアです。やけくそですかね。伝家の宝刀と周りが褒めそやすもんだからその気になってる。記者に囲まれてもニヤニヤして余裕ですよ、言いません、予想もしませんって。麻生さんの二の舞ですか。あの時も引っ張って引っ張って結局ダメでしたから。今回は評論家達にとってもおいしい話題がてんこ盛りですから好き勝手言ってます。第三極とやらの足並みがそろう前に、体制が整う前に。小沢さんのところへ分配金が届く前に。小沢さんところは50人いますからね。公明党よりうんと多いんです、野党第二党ですから。不信任案が出ても、ここが賛成するかどうかなんですね、離党が続いて民主党が過半数割れしても、ここが反対したら通りませんから。だから安易に出せない。評論家が盛んに言います、不信任案が否決されたらそれは内閣の信任を意味するんだと。その辺りの業界の常識がどうよって話ですが、野党も決して一枚岩ではないですからね。なら解散させるが早いのです。理屈が要らない、手続きが要らない。野田さんはいきなりTPPとバーターにしようとします。赤字国債や何やらに急に付け加えてきます。どうだ?!です。反対しきれないわけですね、農協をとるか経団連をとるか。どっちも大票田。医師会ですか?ここはTPP反対してますが、残念ながら票田ではなくなりましたから、どちらからも当てにされません。(悲しいこと)。とまれ、年内解散の気配です。せわしない年末になりそうですが。
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大局

2012-11-11 09:57:45 | Weblog
大飯原発の活断層問題について今朝のTBSサヨク会で皆言ってました。論が割れる(活断層だ、いや単なる地滑りだ)のならまず安全策を採るべきだろう、止めるべきだと。今回の再開の理由が夏場の電力不足に対する急場しのぎという意味合いが強かったのだから、夏過ぎれば止めるべきだと。ううむ。大阪の中小工場への電力供給問題はどこへ行ったのでしょうか。日本の産業、経済を支えているのは大都市(ばかりじゃありません。先の大震災で図らずも明らかになったように東北の工場の重要性はとても大きなものでした)の町工場でしょうに。東京だけで支えているのではありません。大阪を潰すのですか。あの橋下さんもそこだけは押し通せなかったのでした。原発止めて電力供給をわざと落として何もいいことはないという現実なのです。そういう判断決断でした、文字通り政治的判断です。40年も何も起こっていない無事な、すなわち安全な原発です。そういう評価をどうしてしないですかね。地震が起こったらどうするんだ?福島の反省はないのか?福島の反省は為されてましょうに。電源の確保ができなかった事への対策です。原発自体がダメだというのは話の飛躍です。坊主憎けりゃ、の類。もっともこの手口はサヨクさん達の常套です。小さな問題をすぐに大きくして人権人権と叫ぶ手口です。ですからこちらも斜に構えて聞いてればいいのですが、それにしても、原発の安全神話を口を極めて非難する割には、別の安全神話を強要することには躊躇がないわけです。それは何もなくなれば安全に暮らせるという空想です。危ないモノを排除すればそれでいいんだという無茶です。次がないのです。現状を壊せばそれでいいのです。いいえ、代替エネルギーをあれこれ言ってますし、連中に言わせれば否定するに違いないですが、太陽光にしても風力波力にしてもこんな不安定な供給源で現況の電力需要をカバーできるはずもないことです、素人目にも明らかです。でも、そこにやみくもに突っ込む。原発潰すことだけが目的ですから。原発止めたらそれでいいのです。電力料金が上がって町工場が次々に倒れてもそんなことは知りません、環境の安全が確保されたと居直るだけです。石油に大きく依存する態勢に逆戻りして、中東の政情に左右される、向こうさんのいい値(高値)で買い付けるしかなくなって、またまた経済が停滞しても知りません。原発がなくなって事故はなくなりました、安心して住める環境を確保できました、よかったですね、だけです。地震の危険はそのままなのに、もう一言も言い及びませんよ。だって日本は地震大国じゃないですかって笑うだけでしょう。何という無責任。国思う気持ちのないこと。所詮連中は平等の公平のを振り回して、日々の暮らしを無視した空想上の安全や平和を押しつけながら現状を破壊するだけなのです。日本が潰れたって構わないのです。日本が窮状に陥ってジタバタ対応しても、またそれに反対するのみです。この野郎!活断層の話に戻せば、このトンガリ学者(活断層だからすぐに原発止めろ言い募る)が図らずも言ってました、呑気な学術会議じゃないんだから早く結論を出せと。はっきり物言う学者だなという印象です、この人が正しいと思わせます。いえ、前にも言いましたが、きっとここにあるのは活断層でしょう、そしてそれと地滑りとの明確な区別ができないのでしょうこの学界の常識として。だから関電側国側の学者が混ぜくる。学術調査じゃないのかもしれませんが、所詮は学者による調査でしかないですし、その結果をどう判断するかはまた別問題なのです。トンガリ学者を後ろから押す勢力がワンサカいるでしょう。いえ、この人自身がそうなのかどうかは知りませんが、学者の良心と言うならそれで留めておくべきです。あなたに決定権はないのです。原発運転の是非を決めるのは学問ではないのです。専門家ではいのです。おのずと限界はあるわけですから。
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