柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

小異

2012-11-18 09:49:53 | Weblog
小異を捨てて大同につく。小異とは何ぞや?であれこれ周りが噛みついてます。そんなことはそれこそ些事であって要は、国のかたちを守れ、国の背骨を立て直せが石原さんの主張であるわけです。東奔西走。八面六臂。とうとう橋下さんと手を組んで、先に繋いだ名古屋河村さんの手を離して。みんなの党には業を煮やして。でも、見ているとやはり痛々しいかな。いかにも老人ですから、あの立ち姿歩く姿。人は死ぬ三年前は常軌を逸するものだと言われます、何人かそれに当てはまる例を見てましてこれは真理だと信じているのですが、石原さんもそうかなと思ってしまいます。イライラして、焦りが滲んで、四の五の言うな!と無理を押そうとしているようにも見えます。大同団結の惹句一つで正面突破しようとする強引さではあります。橋下さんが全国で勝てましょうか?無理でしょう、そう思われませんか。石原さんと組んでも単純な足し算にならないでしょう。なんせ数を得よう、議員数を得よう。それは小沢さんのいつものセリフ、数は力だ、数こそが民主主義だ、に繋がります。多数決というつまらぬ決定方法を至上とする代議員制議会民主主義に於いては戦術として正しい(当然)のでしょうが、それに向かってなりふり構わずの態はやはり見苦しいですかね。いいのかなそれで、です。こういう感覚が周りからの非難批判になっているのです。野合と謗るわけです。民主党がそれこそなりふり構わぬ野合集団ですから、どっちもどっち、目くそ鼻くそ、牡蠣と鼻水の類ですが。お前が言うな!です。でも、石原シンパの私のようなものでさえ、ちょっと無理筋かなと思っています。石原嫌いの人はもとより、ニュートラルな人達に対してもやはり胡散臭い感じを醸していますかねこの急展開は。憂国の士、強い発言力、影響力、実行力。第三極ではない第二極を目指すんだとさらに鞭を入れていますが、ああ、届かないんだろうなと思ってしまいます。マスコミの力が大きいでしょう?細川政権の時は久米宏が(報道ステーションです)作ったとまで言われましたし、三年前もあれだけ集団的にボロクソに叩かれれば、夢のような話をばら撒かれれば選挙結果を誘導したことは明らかです。今回は煽りませんからね。安倍さんでいいんじゃないかという常識的な判断(抑制)が利いているんでしょう、そう思います。最後の最後に大暴走。つんのめって空回り。そんな気がします。いえ、いつマスコミが火をつけるかわかりませんが。
コメント
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